古布・和布・ちりめん細工と和の暮らし

縮緬細工をはじめ、和布、古布を使った小物作品の紹介。
着物、和の暮らし、鳥にまつわる生活雑感をつづる。

米国旅行おまけ

2007-03-03 17:10:37 | 旅行
今回初めてアメリカ本土に旅行して感じたこと。
人種の坩堝というだけあって東洋人に対してもあまり偏見がない。イギリスではあからさまに嫌な顔をされたことがあったけど、あらゆる人種の人が同じ米国人として生活しているので、違和感がないのでしょう。その代わりどんな小さな場面でも、無言ですませる日本人と違って声をかけるのがエチケット。Excuse me,Pardon,Sorry,Thank you…。私も努めて声に出すようにしました。英語が得意でない私はbody languageも含めて中学2年程度の英語でも何とか通じるものだと感激しましたが、逆に相手の言葉を聞き取るのは非常に難しい。書かれているものは結構分かるのだけれども、会話が苦手なのは日本人の宿命か?でも最近はセンター試験にもリスニングがあるので若い人に期待しましょう。人種の違いは問題にならないけれど、会話が続かないのは本当にお話にならないのです。
町の安全面でも歩く時間と場所さえわきまえれば決して危険な所ではありません。ホテルの周囲も2街区ほど外れると、ごみが落ちていたり町や家のたたずまいが薄汚れていたりして、足を踏み入れると黒人の大男が「¢50おくれ~」と言いながら後をついてきたりします。街区によって住み分けがなされているので、そういうところへは行かない事、夜間出歩かないなどルールをきちんと守れば女性の1人歩きもOKです。
食事はちゃんとしたレストランで食べれば結構美味しい。今回は泊まらなかったのですが、ポトマック河沿いの主人の定宿CHANNEL INNのレストランは地元の人も多く食べに来る場所でお勧めです。ですが、量はどこで食べても多い!こんなに食べるからあんなになっちゃうのよね体型の人が本当に多い。私もお尻が大きいのを気にして日本ではなるべく上着で隠しているのですが、私の3倍ぐらいある大きなお尻で堂々と歩いている姿に感服してしまいます。健康志向でお寿司はポピュラーな食べ物になりつつありますが、小腹が空いてうっかりセイフウェーでカリフォルニアロールをテイクアウトしてしまったら、ご飯のつぶが見えなくて妙に粉っぽく、とても寿司とは言えない代物でした。農水省の「正しい日本食お墨付き制度」を笑っていたけれど、こんなもんが寿司だと思われるのはやっぱりイヤだな~と妙な愛国心が頭をよぎりました。
最後におみやげについて。帰国後3/10に鎌倉仲間と展示会の打ち上げをやるので、皆におみやげを買おうと思った。彼の地では親しい人にプレゼントやギフトの習慣はあっても、おみやげという習慣はないらしく、なかなか適当なものが見つからない。日本のように一箱に小分けのお菓子が並んでいるのはあんまり見ない。ハワイのマカダミアナッツチョコレートみたいなのもなかったし。探していて嬉しかったのは大好きなマジパンを見つけたこと。ヨーロッパでは国によって味にばらつきがあるが、割りとポピュラーなお菓子。日本では単なるケーキの飾りで、ちっとも美味しくない。アメリカのはイギリスに続く美味しさだった。でも作りが雑で、すさまじい色と強すぎる香りのため、おみやげにするのは断念して自分用だけ購入した。お菓子類は味わって美味しくなければお土産にはしたくないので、別のものを探す。結果、やはり香りが強いが割りといい香りのボディ&ハンドクリームに決定。確か昔、ヴァージンアトランティック航空でもらったアメニティグッズがイギリスのTHE BODY SHOPのもので、とてもいい香りでそれ以来愛用している。今回は空港でBath&Body Worksのクリーム類をおみやげ用に買いました。主人は普段おみやげを買ったためしがないのですが、かつてアメリカ生活で使っていた缶切とピーラー(皮むき器)が使いやすくて未だ活躍しています。缶切は今はあんまり出番がなくなったけれどアメリカ人並に不器用な私にとってピーラーは大助かり。主婦名人の鎌倉仲間には不要なものかもしれないけれど、一般にはこんな台所用品もおみやげに打って付けかもしれませんね。
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