古布・和布・ちりめん細工と和の暮らし

縮緬細工をはじめ、和布、古布を使った小物作品の紹介。
着物、和の暮らし、鳥にまつわる生活雑感をつづる。

病気になって思ったこと。瑞香的思考法

2006-07-26 00:17:35 | 闘病記
今現在、私は闘病中である。しかも「がん」。が~ん!なんちゃって。
世間の人から見るとかなりえらいこっちゃみたいである。特にA型の友達は私以上に我が事のように心配してくれる。
(^^;ありがたいですね…。でも、あなただって明日何があるかわからないし、私はまだ死ぬと決まってないんですけど…

私が発病したのは7年前。その頃、職場で自ら望んで配置転換してもらった手前、仕事がきつくても辞めると言いにくい状態での発病だったので、変な話、病気になって結構嬉しかったのを憶えている。

そして次に思ったのは、病気になったのが夫や子供でなく、自分で良かったということ。自分ならあれこれ悩むことなく、やっていけるという妙な自信があった。
そして自らの病気のことを徹底的に調べ上げた。専門の医学書を取り寄せたり、インターネットで情報を集めたり。その結果、抗がん剤が良く効くがんであることや悪性度が低いので、10年くらいは生きられることも知った。
あー、良かった♪それから私の寿命は10年と定め、悔いの無いように濃密な時間を過ごしている。欲しいものは全て手に入れたし、老後にやりたいと思っていたことはもうこの7年でほとんどやってしまった。
(病気にならなかったら、80歳まで生きるつもりで漫然と生活していたかもしれないし。ちりめん細工も老後の楽しみにしようと思っていたもの。)
調べついでに死生学の勉強もして、死んでからのことあの世のことも調べて、どうやら死んだら終わりでもなさそうだし、ちょっと安心?
せっかく授かったこの人生、お迎えがくるまで精一杯生きるぞ~!
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