軽快な単衣の季節、この週末は恩師のお祝いの会。紬ではくだけた感じになってしまうので、単衣の訪問着を選びました。黒地ですが夜なので暑苦しい感じはしませんし、所々に施された手刺繍が光に映えます。アヤメの柄は9月には着られないので、6月のまさに今。合わせたアヤメの名古屋帯はアンティークの絽の唐織で、やはりこの季節のもの。同柄の着物と帯じゃ、こてこてやね~、ちょっと芸がないかなぁと思ってしまいましたが、色合いは悪くないし、どうしようか…?
とりあえず着てみましたら着物の柄はあんまり目立たないので、まぁいいかな。
とりあえず着てみましたら着物の柄はあんまり目立たないので、まぁいいかな。
瑞香さんは、この時期の着物のお手入れはどうなさってますか?
私は一年中、襦袢の下に汗取りシャツを着ています。
襟ぐりが大きいのにすれば、衣紋を抜いても見えないですし、最近は袖なしで腋の下に汗受けがついている下着も出ていますね。長襦袢も汚れなくていいですよ。
この時期の長襦袢は正絹でも丸洗いできるものが便利です。私は「洗える絹」という絽の襦袢を毎回洗って使っています。