海底遺跡

2013年08月09日 | 海や魚の話
今日まで高新朝刊に連載されておりました

こちら。

土佐湾に眠る遺跡と伝承を求めて各地を訪ねるというもので
興味深く読んでおりました




”海が澄んだ日に海底に井戸が見えた”
なんてロマンを感じませんか




私自身、歴史とか建造物に特別興味を持っているわけではありませんが
それが海の中のこととなると話は別。


ですよね?ダイバーなら(*´艸`*)



”海底に眠る”という文字の魔力とか。(笑)



記事に何度も出てくる白鳳(はくほう)地震
気になって少し調べてみましたが


西暦684年、高知沖で起こった
マグニチュード8.4の巨大地震



一夜にして集落はおろか山ごと海に沈んだと語られるような規模で
大きな津波と地殻変動を伴った模様

そして数々の伝承と謎が残されました


我々に身近なあたりでいうと
大月町古満目や西泊の沈下説、それから

柏島。
この写真は、地震により柏島沖に沈んだ石堤(石で築いた堤防)
だと言われているものです

もちろん、これは遺跡でははなく
波打ち際に打ち上げられた小石が重なり、サンゴのカルシウムで
固められたビーチロックだという説もあります


そうやって
これは遺跡だ、いや自然の造形だ、と議論するのもまた一興。


私はいない派。←どうでもいい



と、ここまで書いて頭に浮かぶのが
沖の島のNEWダイブポイント、その名も”遺跡”。

以前、ガイドさんから話を聞いただけでまだ潜ったことはないのですが
場所は姫島近く、ずばりワイド。なポイントだそうで
潜在能力は米バエをしのぐとかなんとか

で、その名の通り、遺跡のようなものがあるらしいのです


さてそれも過去の大地震で沈んだ遺物なのでしょうか
姫島にも大昔には人が住んでいたのでしょうか

早くこの目で見たいものです



海中にあるはずのないものに出会い
太古に想いを馳せることができるのもダイバーの特権


あほみたいな器材背負って
あほみたいに潜るダイバーの特権ですね
(*´艸`*)