23年10月8日日曜日BSNHKで「辻仁成パリごはん」を放送していました。今回はオランピア劇場でのコンサートの様子がテーマでした。辻さんはご存じの方も多くおられると思いますが離婚されてパリに在住し子育てをされています。ミュージシャン、作家、脚本家等の彼は料理家としても大変な腕前=シェフクラスです。そんな彼に惹かれてフランスを「世界文化紀行」で芸術・建築・料理等旅してみたいと思います。
フランス、パリ・バイ・ナイト巡り「ムーラン・ルージュ」
「ベルエポック雰囲気伝える社交場 レトロ満載赤い風車も」

パリで一番の大御所キャバレーと言えば、「 Moulin rouge -ムーラン・ルージュ」。1889年のエッフェル塔建設と共に、当時の芸術家たちのたまり場だったモンマルトルに誕生しました。夜にはシンボルの赤い風車がネオンでライトアップされ、記念撮影スポットとしても有名です。ここは画家のトゥールーズ=ロートレックが通いつめ、踊り子たちを絵やポスターにしたことでますます有名になりました。終戦直後には、歌手のエディット・ピアフやイヴ・モンタンが出演したという逸話も残っています。老舗らしいレトロ感漂う雰囲気は、パリの古き良き時代と文化を今に伝える存在です。トップレスの女性が美しいのはもちろん、女性客も楽しめるようにイケメンダンサーたちが盛り上げてくれます。セクシーなダンスだけでなく、体操選手のようなアクロバット芸や、ローラースケート・ダンスなどバラエティに富んだ舞台演出は見事です。多彩なエンターテインメントで、飽きることなく楽しめます。締めくくりは、名物のフレンチカンカンです。ダンサーたちはトリコロールのドレスをたくし上げて、エールを送りながら快活に踊ります。綺麗に揃った長い脚は、まさに芸術品の域です。840席ある広さですがいつも満席なので、予約は欠かせません。ムーラン・ルージュはピガールと呼ばれるナイト・ライフ地区にあるので、いつも観光客が一杯。そのため、あまり危ない雰囲気はありませんが、念のために夜遅く歩き回ることは控えましょう。

ロートレック絵画
参照
http://blog.livedoor.jp/meigakan/archives/2104349.html
https://paris-style3.com/parisbynight/
フランス・料理編「辻仁成パリごはん・桃とモッツァレラチーズのサラダ」

作家、ミュージシャン、映画監督など幅広く活躍をしている辻仁成さんは、多彩で美味しい料理をつくられます。BSNHKで毎週その腕を披露されていますが、私は魅せられました。パリに住んで20年の辻さんによる、美味しさと思い出の詰まった“パリ・サラダ”のレシピをご紹介したいと思います。

「桃とモッツレアチーズのサラダ」辻仁成一口メッセージ
ご紹介する桃とモッツァレラのサラダですが、辻家では、というか、ぼくは、アペロの時間に、おつまみとして食べることが多いです。この超シンプルなサラダとグラスに注いだシャンパーニュ、もう、最高です。夏には最高の一皿になります。桃の香り、シャンパーニュの香り、申し分ございません。冷やした桃でぜひ、お試しくださいませ。詳しくは下記URLよりご覧くださいませ。
参照
https://dancyu.jp/series/paris_salad/