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「フレンチローズとエコルド・パリ④」~ラパリジェンヌ

2023-08-03 07:34:52 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ④」~ラパリジェンヌ


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係もありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「アメデオ・モディリアーニ」1884年~1920年
1906年にパリに移動し、パブロ・ピカソといった当時のパリの前衛美術家たちと出会い、活動を始める。モディリアーニのスタイルはカテゴライズするのが難しく、一般的に表現主義か独自のスタイルとみなされている。日本ではマルク・シャガールや藤田嗣治らと同じく、パリ滞在の外国人作家として「エコール・ド・パリ」に分類されて紹介されることが多い。貧困のうちに35歳という若さで死去。モディリアーニは生存中は受けいれられず、死後に評価が高まり、現在のアート・ワールドにおいて、パブロ・ピカソと並んで最も高額なモダニズム作家の1人となっている。2015年11月9日、1917年作の「赤いヌード」はクリスティーズ・ニューヨークで1億7000万ドルで落札された。


「アメデオ・モディリアーニ」
「独自性引き伸ばされた顔や体 不遇な画家は死後に評価も」



「赤い肩掛けを着たジャンヌ・エビュテンヌ」1917年
参照
https://www.artpedia.asia/amedeo-modigliani/

23年7月17日撮影

「ラ・パリジェンヌ」
花色がオレンジと黄色というビタミンカラーのグラデーション。病気や害虫に強いです。特に何もしなくても黒星病にはかかりません。ハモグリガとアブラムシの被害にあいますが樹勢を落とすこともありませんでした。香りは中香なのですが、あまり印象はありません。本当にあまり香らないのか、その花色に気持ちが持っていかれ気が付かないのか。注意して香りを楽しんで貰えたらと思います。
品種名 ラ・パリジェンヌ
咲き方 四季咲き
花色  オレンジと黄色の複色
香り  中香
作出年 2009年
作出者 Dellbard作出国 フランス


参照
https://www.small-rosegarden.com/parisienne19-02/

「フレンチローズとエコルド・パリ③」~ブラリーヌルージュ

2023-08-02 07:01:20 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ③」~ブラリーヌルージュ


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズとエコルド・パリとは何の因果関係もありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「マリー・ローランサン」1883年~1956年
セクション・ドールやピカソ、ブラックと関わりのあるキュビストとしてパリ前衛芸術シーンの重要な画家として評価されています。ソニア・ドローネーやマリー・ボロビーフ、フランシスカ・クラウゼンと並んで女性キュビストの一人として知られます。初期作風は、特にジョルジュ・ブラックやパブロ・ピカソが大きな影響を受けています。独特な抽象絵画をともなった女性ポートレイトや女性グループの注文絵画を描き、エコール・ド・パリの女流画家として活躍。死ぬまでフェミニンをテーマにした作品制作を探求しました。そのパステルカラー調とおだやかな作風から、日本人受けする前衛芸術家の一人です。いわさきちひろの絵と似ていますが、いわさきの画家としての活動の原点が彼女とされています。


「マリー・ローランサン」
「フェミニンをテーマに描く女流画家 パステルカラーのおだやかな作風」



「キス」1927年

参照
https://www.artpedia.asia/marie-laurencin/

23年7月17日撮影

フレンチローズ「ブラリーヌルージュ」
赤紫、ロゼット咲き、中輪房咲きの花。フルーツの強香。
四季咲き性。樹勢は普通で耐病性も普通、シュラブ樹形のバラ。トゲは普通。うどんこ病に強いが黒星病は普通。ときどきの薬剤散布で良く育つ丈夫なバラ。月に2度の適切な薬剤散布を行えば一年を通して綺麗な株姿を維持できる。葉を落としたとしても、樹勢により枝葉を伸ばしなおし、繰り返し咲く。樹高がやや高め、ガーデンなら半ばから後方に。秋には枝が伸びるので、場所によってはオベリスクやトレリスなど支柱を上手に使うと良いです。
品種名 ブラリーヌルージュ
咲き方 四季咲き
花色  赤紫
香り  強香・フルーツ
作出年 2018年
作出者 Dellbard
作出国 フランス


参照
https://www.flowerpark.or.jp/flower/rose-book/43/

「フレンチローズとエコルド・パリ②」~ソレイユデュモンド

2023-08-01 07:11:01 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ②」~ソレイユデュモンド


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズとエコルド・パリとは何の因果関係もありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「キース・ヴァン・ドンゲン」1877年 – 1968年オランダ
ロッテルダムの美術アカデミーで学んでいたヴァン・ドンゲンは、20歳の頃に初めてパリに滞在、2年後にモンマルトルに移住して、アトリエを構えました。オランダ時代から力強い筆致の作品を描いていたヴァン・ドンゲンは、すぐに新印象派に関心を抱き、やがて濃密で表情豊かな色彩でフォーヴィスム(野獣派)の画家たちの一員となります。華麗でありながら内的な表情を感じさせる色使い、画面に現れる女性の身体の優美さや官能性、それらはやがてヴァン・ドンゲンの代名詞となりました。



「キース・ヴァン・ドンゲン」
「華麗かつ退廃的なパリ美人 優美さの中官能的も」



「楽しみ」1914年
ヴァン・ドンゲンが多く描いたのは、ファッショナブルでモダンな女性たちです。シンプルだが繊細に対象の内面を表現していく描線、乳白色の肌を引き立たせるビビッドな色遣い。パリという大都会で生きる女性たちの心の内側を照らし出すような、猥雑な街の空気を映し出すような、独特の雰囲気を醸し出しています。

参照
https://artexhibition.jp/topics/news/20220713-AEJ890415/

23年7月17日撮影

フレンチローズ「ソレイユデュモンド」
「黄色、丸弁咲き、小中輪房咲きの花。ティの超微香。四季咲き性。樹勢が強く耐病性も強い、木立樹形のバラ。切り花向き。トゲは少ない。うどんこ病に強く黒星病にも強い。無農薬でも育つとても丈夫なバラ。月に一度の薬剤散布を行えば、一年を通して綺麗な株姿を維持できる。また葉を落としたとしても何事もなかったかのように枝葉を伸ばしなおし、繰り返し咲く。樹高がやや高め、ガーデンなら半ばから後方に配置してください。
品種名 ソレイユ・デュ・モンド
咲き方 四季咲き
花色  黄、オレンジ
香り  ほとんどなし
作出年 2007年
作出者 Dellbard
作出国 フランス


参照
https://zukan.com/rose/internal11181

「フレンチローズとエコルド・パリ①」~モーリス・ユトリロ

2023-07-31 06:11:46 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ①」~モーリス・ユトリロ

 
23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリス・ユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~
1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。

「モーリス・ユトリロ」1883年~1955年
ユトリロは、エコール・ド・パリの画家のなかでは珍しく生粋のフランス人でした。彼の作品のほとんどは風景画、それも、小路、教会、運河などの身近なパリの風景を描きました。ありふれた街の風景を描きながら、その画面は不思議な詩情と静謐さに満ちています。特に、壁などの色に用いられた独特の白が印象的です。第二次世界大戦後まで余命を保ちますが、作品は、後に「白の時代」といわれています。


「モーリス・ユトリロ」
「風景は不思議な詩情静謐さ 独特の白印象的も」



「モンマルトルのノルヴァン通り」1910年
参照
https://www.artpedia.asia/maurice-utrillo/

23年7月17日撮影

フレンチローズ「モーリス・ユトリロ」
ローズ赤に絞りが特徴の、波状弁咲き、中大輪房咲きの花。ティの微香。四季咲き性。樹勢は普通で耐病性も普通、木立樹形のバラ。切り花向き。トゲは多い。うどんこ病に強いが黒星病は普通。ときどきの薬剤散布で良く育つ丈夫なバラ。月に2度の適切な薬剤散布を行えば一年を通して綺麗な株姿を維持できる。葉を落としたとしても、樹勢により枝葉を伸ばしなおし、繰り返し咲く。樹高は平均的、ガーデンなら前方から半ばに。名前の由来は、パリの風景をたくさん描いたフランス近代画家にちなむ。
品種名 モーリスユトリロ
咲き方 四季咲き
花色  赤・朱
香り  微香・ティ
作出年 2003年
作出者 Delbard
作出国 フランス


参照
https://www.flowerpark.or.jp/flower/rose-book/198/

「軽井沢レイクガーデン⑤レイクサイドパス」

2023-06-30 08:17:55 | Rose Library
「軽井沢レイクガーデン⑤レイクサイドパス」
 
23年6月19日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。6月16日から7月6日までローズ祭りをやっています。「軽井沢レイクガーデン」は、豊かな水をたたえる湖を中心に、8つのガーデンエリアからなる広大なナチュラルガーデンです。軽井沢の美しい自然と調和した園内は160種600株の英国系バラが楽しめる「イングリッシュローズガーデン」、石畳が美しい「ラビリンスローズガーデン」、日本最大級の長さを誇るバラの小径「フレグランスローズパス」、雄大な浅間山や押立山を一望できる「レイクサイドパス」、70種200株の華麗なバラが見事な「フレンチローズガーデン」など四季折々にさまざまな表情を魅せる植物や花々であふれています。今回はローズ祭りが始まったばかりで人が多くて混雑していましてあまり素敵な写真は撮れませんでしたが今日から金曜日まで掲載します。



参照写真
「レイクサイドパス」
庭園を囲む外周園路や湖面に架かる端からはガーデン越しに雄大な浅間山や押立山を一望することができます。木陰のベンチで湖を眺めながらゆっくりとした時が流れます。


「レイクサイドパス」
口語短歌
「ガーデンのガゼボ(東屋)で休むひと時は 風心地よくリゾート気分」












参照
https://park.tachikawaonline.jp/garden/70_karuizawa_lakegarden.htm

※7月1日(土)2日(日)はお休みです。

「軽井沢レイクガーデン④イングリッシュローズガーデン」

2023-06-29 06:03:48 | Rose Library
「軽井沢レイクガーデン④イングリッシュローズガーデン」
 
23年6月19日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。6月16日から7月6日までローズ祭りをやっています。「軽井沢レイクガーデン」は、豊かな水をたたえる湖を中心に、8つのガーデンエリアからなる広大なナチュラルガーデンです。軽井沢の美しい自然と調和した園内は160種600株の英国系バラが楽しめる「イングリッシュローズガーデン」、石畳が美しい「ラビリンスローズガーデン」、日本最大級の長さを誇るバラの小径「フレグランスローズパス」、雄大な浅間山や押立山を一望できる「レイクサイドパス」、70種200株の華麗なバラが見事な「フレンチローズガーデン」など四季折々にさまざまな表情を魅せる植物や花々であふれています。今回はローズ祭りが始まったばかりで人が多くて混雑していましてあまり素敵な写真は撮れませんでしたが今日から金曜日まで掲載します。



参照写真
「イングリッシュローズガーデン」
イングリッシュローズを中心に160種600株のバラが楽しめます。イチイのトピアリーと、中央にプールを配したフォーマルな空間が広がります。


「イングリッシュローズガーデン」
口語短歌
「美しくやさしい水辺のくつろぎは 時間を忘れ心癒される」












参照
https://park.tachikawaonline.jp/garden/70_karuizawa_lakegarden.htm

「軽井沢レイクガーデン③ラビリンスローズガーデン」

2023-06-28 07:00:50 | Rose Library
「軽井沢レイクガーデン③ラビリンスローズガーデン」
 
23年6月19日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。6月16日から7月6日までローズ祭りをやっています。「軽井沢レイクガーデン」は、豊かな水をたたえる湖を中心に、8つのガーデンエリアからなる広大なナチュラルガーデンです。軽井沢の美しい自然と調和した園内は160種600株の英国系バラが楽しめる「イングリッシュローズガーデン」、石畳が美しい「ラビリンスローズガーデン」、日本最大級の長さを誇るバラの小径「フレグランスローズパス」、雄大な浅間山や押立山を一望できる「レイクサイドパス」、70種200株の華麗なバラが見事な「フレンチローズガーデン」など四季折々にさまざまな表情を魅せる植物や花々であふれています。今回はローズ祭りが始まったばかりで人が多くて混雑していましてあまり素敵な写真は撮れませんでしたが今日から金曜日まで掲載します。



参照写真
「ラビリンスローズガーデン」
島の中に隠された秘密の場所、ラビリンスガーデン。サンクンガーデンの形式で設計され、いにしえの城跡を思わせる石畳からはシンメトリーにデザインされた美しい庭園が目の前に広がります。

「ラビリンスローズガーデン」
口語短歌
「いにしえの城跡しのぶ石畳 迷宮の名に恥じぬ美しさ」












参照
https://park.tachikawaonline.jp/garden/70_karuizawa_lakegarden.htm

「軽井沢レイクガーデン②ウッドランド」

2023-06-27 07:00:30 | Rose Library
「軽井沢レイクガーデン②ウッドランド」
 
23年6月19日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。6月16日から7月6日までローズ祭りをやっています。「軽井沢レイクガーデン」は、豊かな水をたたえる湖を中心に、8つのガーデンエリアからなる広大なナチュラルガーデンです。軽井沢の美しい自然と調和した園内は160種600株の英国系バラが楽しめる「イングリッシュローズガーデン」、石畳が美しい「ラビリンスローズガーデン」、日本最大級の長さを誇るバラの小径「フレグランスローズパス」、雄大な浅間山や押立山を一望できる「レイクサイドパス」、70種200株の華麗なバラが見事な「フレンチローズガーデン」など四季折々にさまざまな表情を魅せる植物や花々であふれています。今回はローズ祭りが始まったばかりで人が多くて混雑していましてあまり素敵な写真は撮れませんでしたが今日から金曜日まで掲載します。



参照写真
「ウッドランド」
ガーデンの中心に位置する一番大きなエリアです。めがね橋を渡り、森の木径を歩いていくとせせらぎや滝の水音が聞こえてきます。木々や草花、水辺の植物が豊かなウッドランドには鳥やトンボなど様々な生き物が集まり、軽井沢らしいビオトープをつくりだしています。


「ウッドランド」
口語短歌
「せせらぎや滝の水音こだまして 森の小径歩く心地よさ」












参照
https://park.tachikawaonline.jp/garden/70_karuizawa_lakegarden.htm

「軽井沢レイクガーデン①フレンチローズガーデン」

2023-06-26 06:49:57 | Rose Library
「軽井沢レイクガーデン①フレンチローズガーデン」
 
23年6月19日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。6月16日から7月6日までローズ祭りをやっています。「軽井沢レイクガーデン」は、豊かな水をたたえる湖を中心に、8つのガーデンエリアからなる広大なナチュラルガーデンです。軽井沢の美しい自然と調和した園内は160種600株の英国系バラが楽しめる「イングリッシュローズガーデン」、石畳が美しい「ラビリンスローズガーデン」、日本最大級の長さを誇るバラの小径「フレグランスローズパス」、雄大な浅間山や押立山を一望できる「レイクサイドパス」、70種200株の華麗なバラが見事な「フレンチローズガーデン」など四季折々にさまざまな表情を魅せる植物や花々であふれています。今回は曇天、混雑とあまり素敵な写真は撮れませんでしたが今日から金曜日まで掲載します。バラ祭りが終わる7月6日以降チャンスがあれば再度訪問して撮影したいと思います。


参照写真
「フレンチローズガーデン」
Delbardをはじめ様々なフレンチローズが70種200株楽しめます。
新しい品種を取り入れたフレッシュなガーデン。パーゴラのバラはオープン当時からの株を残しておりますので、豪華な姿をご覧頂けます。



参照写真
「フレンチローズガーデン」
口語短歌
「柔らかな絞りの薔薇はモネ描く 油絵に似て心安らぐ」

2023年6月19日撮影










参照
https://park.tachikawaonline.jp/garden/70_karuizawa_lakegarden.htm

2022年度版軽井沢レイクガーデン薔薇祭り一番花特集フレンチローズ編②

2022-10-23 06:33:27 | Rose Library
2022年度版軽井沢レイクガーデン薔薇祭り一番花特集フレンチローズ編②
2022年6月25日より「軽井沢レイクガーデン薔薇祭り」の特集をやって来ました。今年は71作品をもって終了しました。20日より23日までイングリシュローズ、フレンチローズの撮影分を一挙公開してまいりました。作品をご高覧頂いた方々には厚くお礼申し上げます。

「2022年度版軽井沢レイクガーデン・Rose Library」フレンチローズ編④
「ベル・ロマンチカ」2022年6月28日撮影16
口語短歌
「さわやかな 黄色の花で 香り良く 視線を集め 景観作る」




明るい印象の景観作りにおすすめです。視線を集めるほどすばらしい花色。濃黄色の小ぶりの花をすずなりに咲かせ、庭を明るく彩ります。花にはさわやかな香りがあります。葉は淡緑色で、レモンのような黄色の花色とのコントラストがさわやかな丈夫で育てやすい品種です。
樹勢が良く、枝がシュラブ状によく伸びるため、つるバラとしても使えます。「ベル」はフランス語で「美しい」を意味します。丈夫で育てやすいです。2008年ADR受賞

品種名 ベル・ロマンチカ
分類と系統 シュラブ
原名  Belle Romantica
咲く時期 四季咲き
花形 丸弁カップ咲き
花色 レモンイエロー
花径 中輪
香り 中香
育てやすさ 初心者おすすめ、耐寒・耐暑性強い、耐病性強い、日なた
作出年2009年 作出者メイアン 作出国フランス

参照
https://item.rakuten.co.jp/hana-online/rose_fl_beruromantelika/

「ジャンタル・トーマス」2022年6月28日撮影17
口語短歌
「可愛らしい 淡いピンクに 琥珀色 しなやかな枝に 小輪の花」




しなやかな枝に可愛らしい小輪の花をたくさん付けます。 淡いピンクの混じる琥珀色の花が、 アニスを感じさせる繊細な香りを漂わせます。

品種名 ジャンタル・トーマス
分類と系統 シュラブ
原名  Chantal Thomass
咲く時期 四季咲き
花形 カップ咲き
花色 淡いピンク
花径 中輪
香り 強香
作出年2010年 作出者ギヨー社 作出国フランス

参照
http://www.omoriplants.com/commodity/rose/guillot/chantal-thomass.html

「マルク・シャガール」2022年6月28日撮影18
口語短歌
「大輪花 存在感は 抜群で フレンチローズの 異彩を放つ」




やさしいピンクに白の絞りが入る大輪花はカップ咲きからロゼット咲きになるフレンチモードの薔薇です。明るい緑の葉と相まってとても存在感のある株となります。樹形は直立性のブッシュタイプで鉢植えにも向きます。耐病性が強く育てやすいです。初心者の方でも良く育ちます。名前は画家マルク・シャガールより。

品種名 マルク・シャガール
分類と系統 
原名  Marc Chagall
咲く時期 四季咲き
花形 カップ~ロゼッタ咲き
花色 ピンクと白の絞り
花径 大輪
香り 微香
作出年2014年 作出者デルバール 作出国フランス

参照
https://keihan-engei.com/rose-collection/5991/

「ケルビーノ」2022年6月28日撮影19
口語短歌
「オペラへの 想いが募る 恋心 薔薇への憧れ 淡いアプリコット」




淡いアプリコット~クリーム色に変化する、柔らかい波状弁のオープンカップ咲き。房咲きになり5~10輪以上花をつけます。 耐病性に優れたコンパクトシュラブで、自然な樹形でよく茂ります。フルーツ、ソープ、スパイスなどが混ざる香り。バラの専門誌『New Roses』20号記念に捧げられたバラ。花名はモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」より「バラへの憧れ」を。

品種名 ケルビーノ
分類と系統 シュラブ
原名  Cherubino
咲く時期 四季咲き
花形 波状弁オープンカップ咲き
花色 クリームアプリコット
花径 6cm
香り 中香
作出年2017年 作出者デルバール 作出国フランス

参照
https://item.rakuten.co.jp/roseshop/322-1110050106-001/

「アンナ・ブルナ」2022年6月28日撮影20
口語短歌
「さわやかに 強く香るは フランスで 人気が高い エレガント薔薇」



写真が上手く撮れていませんので参考写真を掲載します。

https://www.hanahana-shop.com/SHOP/doa39643.html

エレガントな花型、透き通るようなシルキーホワイトの大輪花。凛としてさわやかな香り&とても四季咲き性が強く、繰り返しよく咲きます。中型のブッシュタイプで、庭でも鉢でも育てやすいバラ。名は、ヒマラヤ山系の名山から。

品種名 アンナ・ブルナ
分類と系統 HT
原名  Annapurna
咲く時期 四季咲き
花形 丸弁高芯咲き
花色 白・アイボリー
花径 中大輪
香り 強香・ダマスクにティ
作出年2000年 作出者Dorieux 作出国フランス

参照
https://www.hanahana-shop.com/SHOP/doa39643.html

「2022年度版軽井沢レイクガーデン・Rose Library」フレンチローズ編⑤
「ナエマ」2022年6月28日撮影21
口語短歌
「明るくて ソフトピンクの カップ咲き 芳香な香り 誰もがうっとり」




明るくエレガントなソフトピンクのディープカップ咲き。強健でシュートの発生が旺盛なつるバラ。四季咲き性も非常に強く、しっかりと成長しながら繰り返し開花も楽しませてくれる。大輪のスプレー咲きで、次々と開花し観賞期間が長い。特筆すべきは香りで、シトロネール(レモングラス)、ローズとフルーツの芳醇な香りは誰もがうっとりする。庭ではアーチやパーゴラ、壁面などに自在に仕立てることが出来るほか、大きめの鉢に植込み、強めの剪定で鉢栽培もお勧め。ゲランの限定香水の名から命名。

品種名 ナエマ
分類と系統 ラージ・フラワード・クライマー
原名  Nahéma
咲く時期 四季咲き
花形 ディープカップ咲き
花色 ソフトピンク
花径 大輪
香り 強香
耐病性 極めて耐性が強い
作出年1998年 作出者デルバール 作出国フランス

参照
https://www.delbard-japon.com/2018/03/16/1575/

「ミッシェル・ブラス」2022年6月28日撮影22
口語短歌
「房咲きで 小さな花を つけて咲く コーラルピンクの 蕾可愛いい」




よく茂った株に房咲きで小さな花をいっぱいつける「ミッシェルブラス」、コーラルピンクの可愛らしいつぼみをいっぱいつけて咲くバラです。四季咲き性も強く暑い夏も よく咲いています。
花名は、フランス中南部オーブラック地方にある三ツ星レストラン「ミシェル・ブラス」を営み、21世紀のフランス料理界を代表するといわれる、オーナーシェフにちなんでいます。

品種名 ミッシェル・ブラス
分類と系統 フロリバンダ
原名  Michel Bras
咲く時期 四季咲き
咲き方 セミダブル咲き
花色 ピンク
花径 4~5cm
香り 強香・ミント含むダマスク香
耐病性 強
作出年2002年 作出者デルバール 作出国フランス

参照
https://rose-rose.biz/?p=4416

「マヌエル・カノヴァス」2022年6月28日撮影23
口語短歌
「ビロードの 白に包まれ カップ咲き 白馬の王子 忍ぶ優雅さ」




マヌエルカノヴァスは、クリームホワイト色の中輪種です。ボリューム感のある花弁はカップ咲きで、花弁数は40枚にもなります。丈夫で育てやすい品種です。数輪の房咲きになり、花つき花もちがよく、開花が進むと花弁の中心が淡いクリーム色の染まる耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強いです。病気に強い品種でも、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をすることで、より順調な生育が促進されます。

品種名 マヌエル・カノヴァス
分類と系統 シュラブ
原名  Manuel Canovas 
咲く時期 返り咲き
花形 カップ咲き
花色 白
花径 中輪
香り 中香
作出年1996年 作出者Guillot 作出国フランス

参照
https://www.anmin.biz/2021/05/11/manuel-canovas/

「ギ・ザボイア」2022年6月28日撮影24
口語短歌
「赤紫 絞りが特徴 ギ・ザボイア 綺麗な中輪 房咲きの花」




赤紫に絞りが特徴の、波状弁咲き、中大輪房咲きの花。ティにダマスクの中香。四季咲き性。樹勢が強く耐病性も強い、シュラブ樹形のバラ。トゲは普通。うどんこ病に強く黒星病にも強い。無農薬でも育つとても丈夫なバラ。月に一度の薬剤散布を行えば、一年を通して綺麗な株姿を維持できる。また葉を落としたとしても何事もなかったかのように枝葉を伸ばしなおし、繰り返し咲く。樹高が高め、ガーデンなら半ばから後方に。秋には枝が伸びるので、場所によってはオベリスクやトレリスなど支柱を上手に使うと良い。名前の由来は、パリのミシュラン三ツ星レストランのシェフから。房咲き

品種名 ギ・ザボイア
分類と系統 シュラブ
原名  Guy Savoy
咲く時期 四季咲き
花形 波状弁咲き
花色 赤紫 藤色
花径 中大輪
香り 中香
作出年2001年 作出者デルバール 作出国フランス

参照
https://www.flowerpark.or.jp/flower/rose-book/202/

「イザベル・マイノワ」2022年6月28日撮影25
口語短歌
「魅せられて 誰も振り向く 個性的 ピンクの色が 妖しさ誘う」



品種名 イザベル・マイノワ
分類と系統 シュラブ
原名  Isabelle Mainoz
咲く時期 繰り返し咲き
花色 ピンク
香り 微香
作出年1999年 作出者Guillet 作出国フランス

参照
https://zukan.com/rose/internal20107