さっかんの小部屋

個人的な日々のできごとです。ご笑覧あれ。

すっきり

2012年02月18日 | Weblog
図形の面積を求める問題を掲示したところ,答えを教えてほしいとメールをいただきました。
で,私が解いた方法を示します。

図をよく見ますと求める面積は,5,10,15より大きいというのが分かります。
ついでに,数字的に20であれば面白いし,なんかそれくらいです。

でも,それがうまく証明されないと,本当の答えとはいえません。
そこに悩んでいるとき,何気に線を点Pから頂点にひいてみました。

すると天啓がひらめきました。
そして補助線四本をひいたところです。


補助線は,赤い色で示してあります。
そして,同じ色で塗ってある三角形は,同じ面積であることが分かるでしょうか。

もともとの線は,点Pから各辺の中点ひいた線です。
辺を底辺とすると底辺の長さが同じで,点Pまでの高さは同じです。
ですから同じ色で塗った三角形は形は違いますが,面積は同じです。

で,求めるxの面積を図の記号で示せば,x=c+dとなります。
cの面積は,右上の面積が10のところの記号と数字を使って,c=10-aです。
同様にdは左下から,d=15-bとなります。

この三つを一緒の式にします。
x=c+d
 =(10-a)+(15-b)
 =10+15-(a+b)

ここでまた図を見てください。
a+bは,左上の面積5であることが分かります。

つまりxは,
x=10+15-5
 =20 となるのです。

予想どおりですよね
しかも,この方法ならどんな数字が来ても大丈夫です。
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