
乳製品がチーズになるまでに,五段階ぐらいの呼び名があったと思い,ちょっと調べてみました。
するとなぜか,「醍醐味カルピス」なる商品にヒットしてしまいました(笑)。
上の写真が「醍醐味カルピス」です。
醍醐味は,牛乳を精製してできる五段階の味のうち最上のものを指します。
そのよび方は,(1)乳味,(2)酪味,(3)生酥味(しょうそみ),(4)熟酥味(じゅくそみ),(5)醍醐味です。
最上の味ですから,さぞ美味しいのでしょう。
ところで,醍醐味のひとつ下である「熟酥味」のサンスクリット語は「サルピス(salpis)」です。
これって何かに名前が似ていませんか?
そうなんです,「サルピス」と「カルシウム」の造語が「カルピス」なのです。
それで,名前のでき方などを調べてみました。
そこには,「山田耕筰」氏と「渡辺海旭」氏がかかわっています。
大正新脩大蔵経の発行に尽力された学問僧・渡辺海旭氏は,サンスクリット語の権威者です。
乳酸飲料の命名で相談されたとき熟酥味,醍醐味の話になりました。
そして「サルピス」や,醍醐味の「サルピル・マンダ(sarpir-manda)」などが名前の原案になります。
名前の候補としては「カルピス」以外に「サルピス」,「カルピル」などがあったそうです。
その後,山田耕筰氏に相談したところ「カルピス」が最も響きが良いということで,社名と商品名になったということです。
「サルピス」,「カルピル」,なんか微妙(笑)。

商品を開発された三島海雲氏は,1902年内モンゴル(現中華人民共和国の内モンゴル自治区)で口にした飲み物を参考にカルピスを開発されたとなっています。
カルピスの原液は非常に高濃で,水などでうすめて飲みます。
原液はその濃さから,腐敗しにくい性質があり,常温の保存が可能です。
これも,贈答用としても広く普及した理由の一つじゃないでしょうか。
ちなみに「カルピス」は,英語圏では「カルピコ(calpico)」という名前で売られています。
それは「カルピス」が,「カウ ピス(cow piss = 牛の尿)」と聞こえるからだそうです。
するとなぜか,「醍醐味カルピス」なる商品にヒットしてしまいました(笑)。
上の写真が「醍醐味カルピス」です。
醍醐味は,牛乳を精製してできる五段階の味のうち最上のものを指します。
そのよび方は,(1)乳味,(2)酪味,(3)生酥味(しょうそみ),(4)熟酥味(じゅくそみ),(5)醍醐味です。
最上の味ですから,さぞ美味しいのでしょう。
ところで,醍醐味のひとつ下である「熟酥味」のサンスクリット語は「サルピス(salpis)」です。
これって何かに名前が似ていませんか?
そうなんです,「サルピス」と「カルシウム」の造語が「カルピス」なのです。
それで,名前のでき方などを調べてみました。
そこには,「山田耕筰」氏と「渡辺海旭」氏がかかわっています。
大正新脩大蔵経の発行に尽力された学問僧・渡辺海旭氏は,サンスクリット語の権威者です。
乳酸飲料の命名で相談されたとき熟酥味,醍醐味の話になりました。
そして「サルピス」や,醍醐味の「サルピル・マンダ(sarpir-manda)」などが名前の原案になります。
名前の候補としては「カルピス」以外に「サルピス」,「カルピル」などがあったそうです。
その後,山田耕筰氏に相談したところ「カルピス」が最も響きが良いということで,社名と商品名になったということです。
「サルピス」,「カルピル」,なんか微妙(笑)。


商品を開発された三島海雲氏は,1902年内モンゴル(現中華人民共和国の内モンゴル自治区)で口にした飲み物を参考にカルピスを開発されたとなっています。
カルピスの原液は非常に高濃で,水などでうすめて飲みます。
原液はその濃さから,腐敗しにくい性質があり,常温の保存が可能です。
これも,贈答用としても広く普及した理由の一つじゃないでしょうか。
ちなみに「カルピス」は,英語圏では「カルピコ(calpico)」という名前で売られています。
それは「カルピス」が,「カウ ピス(cow piss = 牛の尿)」と聞こえるからだそうです。

「カルピコ」も良。
夏の風物詩ですね。
ところで、なぜ数ある言語の中でサンスクリット語にしたんでしょう?
ネット上でぶつかっただけで,味見はしておりませぬ。
それより,以前住んだことのある橿原に「蘇」なるものがあったとは‥‥。
食してみたいです。
それから,ちょっと耳寄りな情報あり。
のちほど,ブログにでもアップします。
■かおおねぇさん
自分の中じゃ,
・カルピコ ○
・サルピス ▲
・カルピル △ な具合です。
いずれもビミョーです。
■columbus59 さま
カルピスもそうですが,自分はカキ氷を昨夏,二十年ぶりぐらいに食べました。
今年は,薄めて作るカルピスにでも挑戦しましょうか(笑)。
サンスクリット語についてですが,カルピスの開発者の三島海雲氏も僧籍の人です。そこも関係しているのかと。
また,山田氏を訪ねたのは,カルピス社では,重要なことを決める際にはその道の第一人者を訪ねる「日本一主義」に依ったものとか。
ふと思ったのですが,ものごとの結果は西洋的な「原因-結果」ではなく,仏教的な「原因-縁-結果」の方が説明しやすいかと。
ここが「因縁」の出どころですね。