福知山市 芦田均記念館
・開館時間 9:00 ~ 17:00 (入館16:30まで) ・休館日 火曜 ・入館料 無料
・福知山市字宮36番地 TEL:0773-27-9445
R9、岩崎交差点から市島方面へ行った田んぼの中に建っています
めったに通らない道ですが、大きな看板が建ってるし以前から気にはなっていたので、今回初めて行ってきました
実は、この胸像・・・以前は御霊公園にあったようです
この記念館が建った後に移設したそうですが、御霊公園にあった時は鳥のフンがかかったままになってたりと、ミジメな状態だったそうです
胸像の後ろに見える「芦田均記念館」の文字、誰が書いたものだと思いますか?
なんと!先の福知山市長だった中村稔さんだそうです
文字の間隔のバラバラ感は、ご愛嬌でしょうか ^^;
展示スペースには、生い立ちや足跡を説明するパネルや、ゆかりの品などが置いてありました
館内は展示スペースの他に、音響施設を備えた多目的ホールと喫茶コーナーもあります
コンサートも行われたことがあるようですし、思った以上にしっかりとした記念館でした
しかし驚いたことに、この生家は誰でも利用できるそうです
付近住民の会合や趣味の集まりとして、普通に使えるっていうのがビックリでした
今回初めて来た記念館でしたが、色々と勉強になったり新しい発見もありました
ここに来ないと知りえない情報やサプライズもあって、かなり有意義な見学となりました
芦田均 (1887-1959)
出身は現福知山市の天田郡中六人部村
芦田均は外交官を経て衆議院議員となり、昭和20年には厚生大臣として入閣、そして昭和23年に吉田茂を抑え 総理に指名される
第47代 内閣総理大臣に就任した後は、重要法案を多数成立させるなど、戦後日本の復興に向けて尽力する
しかし・・・ 昭電疑獄事件に巻き込まれ、芦田内閣は総辞職することになり、わずか7ヶ月ほどの短い政権で終わる
そんな彼の功績を称え、福知山名誉市民第1号に認定されているんですよ
現在、福知山名誉市民は他に3名、皆さんわかりますか?
それにしても、福知山から総理大臣が出てるというのに市民の認知度は低く、記念館のPRにも乏しい事が残念で仕方ありませんでした
皆さんも地元の偉大な人物を知りましょう
この先もし、谷垣禎一政調会長(H19年10月現在)が総理大臣になれば、この福知山市から二人目となるわけです
そんな可能性も低くありませんよね ^^
「福知山市名誉市民」 4名 (H19年10月現在)
第47代内閣総理大臣 芦田均
元文部大臣 谷垣専一
第7代市長 塩見精太郎
日本画家 佐藤太清