現在美術日記@関西

アートシーンは東京だけじゃない

PUZZLE PROJECT 2011が開催されています

2011年03月18日 00時00分00秒 | 美術
以前告知していた「おおさかカンヴァス推進事業」の一つ

PUZZLE PROJECT 2011』の展示が始まっています。

詳細は以下の通りです。

【会場】
関西国際空港 旅客ターミナル4F 翼の広場

【会期】
2011年3月12日(土)~5月(最終日は未定)

会場詳細マップ
http://osaka-canvas.jp/file/110305_map.pdf
関西国際空港
http://www.kiac.co.jp/

まだ見に行けてないですが、どんな感じになっているか楽しみです。

ちなみに作品はこんな感じです↓


見た方がいらっしゃれば、ご感想などいただけると嬉しいです。

また8月にNYでの展示も決まったそうです。

また出してみようかな。

トランクスのタイムマシーン制作

2011年03月17日 00時00分00秒 | 日記


トランクスは人造人間によって破壊された地球の未来を変えるために、

タイムマシーンに乗って過去の悟空たちの前に表れます。

もう一人のスーパーサイヤ人が出たと、ワクワクする前に、

トランクスの心情を汲み取ることのほうを優先するべきだったんですよね、本当は。

トランクスは心臓病で絶対的な存在の悟空が亡くなってしまうことを伝えます。

世界で唯一と思っていたモノがあっけなく崩壊する。

何かが永遠に続く事はないと伝えていたのかもしれません。

また悲しく辛い未来も、この先に起こることがある事を

身を以て体現していたんだと思います。

毎日、地震が起きています

2011年03月16日 04時50分51秒 | 日記


東北をはじめ、関東や静岡でも大きな地震が毎日起きています。

幸い関西ではまだ軽く揺れるくらいで済んでいますが、

やはり阪神大震災を思い起こさせます。

スマートフォンの流行によって、

twitterやUstream・skypeなどによる情報を得る手段が増えたことで

より素早い対策ができた事は素直に評価すべきでしょう。

しかし、高齢の方にはそういったアプリには疎い方が多いはずで、

これが人命救助の可能性を上げるものであるなら

より公的なアイテムとして認識されるべきかもしれません。

しかし、一年過ぎればハードが変わってゆく現代。

その移り変わりの早さが定着のネックになっていく気がします。

Gallery H.O.Tさんとリンクしていただきました。

2011年03月10日 03時44分44秒 | 日記
以前からお世話になっているGallery H.O.Tさんと
このblogとHPをリンクさせていただきました。

いつもありがとうございます。

このblogからは右バーにリンクがありますので、
よろしくお願いします。

現在は「HOT展 2011」を開催中です。
ギャラリーにゆかりのある作家さんのオムニバスな展覧会です。

Gallery H.O.T
HOT展 2011
2012年2月21日[月]~4月16日[土]
□Part1 2/21-3/5
■ Part2 3/7-3/19
□ Part3 3/21-4/2
□ Part4 4/4-4/16

○ Part1 浅利美織 / おかもとかおり / 鍵井保秀 / 神谷美智代 / つかもとゆうき / 間泰宏 / 森本紀久子
● Part2 今井友恵 / 佐古馨 / 角南正人 / 関しづよ / 吉田ちかこ
○ Part3 池田啓子 / 嶋津美紀 / 寺井寿子 / 中井浩史 / 山岡敏明
○ Part4 井上真希 / 上村和夫 / 川上真緒 / 鈴木ひとみ / 中田憲男 / 丸山陽子

Gallery H.O.T
〒530-0047
大阪市北区西天満3-6-3
西天満福岡ビルディング1FC
http://galleryhot.com/index.html

森村泰昌 なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術

2011年02月28日 05時27分01秒 | 美術
週末の休日を楽しみに生きている今日この頃。
最近は足が遠のいていた美術館に行ってきました。
さすがにこれは見逃すわけにはいかない。

兵庫県立美術館
森村泰昌なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術
2011年1月18日[火]~4月10日[日]


東京から巡回して、最後に回ってきたのが兵庫県立美術館。
森村さんは大阪出身の超有名作家ですが、
関西で展覧会はすごく久しぶりな気がします。


作品は内容から4種類に分類し、
それぞれのモチーフの写真と映像作品の組み合わせというもの。
興味を引いたのは「三島由紀夫」と「ヒットラー」の映像作品。

三島由紀夫をモチーフにした映像作品では、
海外アートシーンによって日本の美術が脅威にさらされていることを、
声高々に「立ち上がれ」と演説しています。

2006年に制作されたとはいえ、
現在の問題を適確にとらえていて、
このままでいいのかと自ら奮起される気持ちになり、非常に魅力的でした。


また、ヒットラーの作品は
喜劇王チャーリー・チャップリンの「独裁者」をモチーフにしたもの。
偽ヒットラーに扮した森村さんが入れ替わり立ち代わり、笑わせてくれます。


森村さんの映像作品で特徴的と感じたのは、
オチをつける作品であるということ。

美術系の映像作品は、
ドキュメンタリー的だったり、
心象風景のような画を延々繰り返すというものが多いのですが、
森村作品はちゃんとオチをつけて終わってくれます。

まるで落語を見ているようで、
心地よく次の部屋に進めます。

森村さんに関西の匂いを感じた瞬間でした。

***

小休止

***

土曜日の昼に訪れたのですが、お客はまばら。
おかげで映像作品を独り占めできました。

また、兵庫県での展示では小企画として、
「その他」のチカラ。-森村泰昌の小宇宙- (※3月13日[日]まで)
を常設展示室で同時開催しています。

こちらは森村さんの熱心な関西の収集家O氏の作品と
美術館の所有している作品を合わせて約80点を展示しています。

かなり昔の森村作品が拝見できますので、
貴重な経験になると思います。