
瞑想中の「眠気」に関する参考資料です「気功瞑想でホッとする
」(朱剛著、春風社)より。
瞑想の効果の第一段階:最近たまっているストレスや疲れを解放する効果
瞑想をする時、初心者は目標に集中しようとしても、雑念が多く眠気に襲われやすいものです。それでも瞑想を続けると、気持が良くなり、ストレスの解消に効果的です。夜なかなか眠れない人でも、瞑想中に座ったまま寝てしまう場合があります。こういう状態は正式な瞑想とは言えませんが、疲れをとる、ストレスを発散させるという意味では効果があります。この状態を昏沈定といいます。初心者でなくても疲れた状態で瞑想をすると、眠気に襲われることがあります。ニ千年前、瞑想の達人であるお釈迦様も、たまにこのような状態になりました。ある日、川のそばで瞑想をしている時に眠ってしまい、馬車の列が通ったことも気づかず、目を覚ましたら、たくさんの馬糞を見、眠っていたことに気づいたという話があります。
瞑想中の眠気について「効果」という視点で説明されています。
お釈迦様でも寝ちゃったりしたんだ!とは、そりゃそうだとはいえ、あらためて人間ブッダに親近感です。
瞑想中の眠気…ちょっと見方を変えて「昏沈定」で活用するのもアリ、ですね
過去記事「瞑想中、その時どうする!?その2~とにかく眠い!!時」では、プラユキ師流&タイの森林寺流眠気についてのアドバイスを紹介しています。
ぜひご参照ください
<参考書籍ご紹介>
![]() |
気功瞑想でホッとする |
朱 剛 | |
春風社 著者の朱剛氏は中国禅密気功の気功師。20年以上日本で活動されています。 |