2月12日は旧村松町(現五泉市)別所(地名)にある
虚空蔵尊(こくうぞうそん)の宵祭り
13日は本祭です
奈良時代の高僧・行基上人が世の混乱を直し
人々の心の安寧を願い自ら虚空蔵尊像を刻み安置したと伝えられ
「こくぞうさまの日」として親しまれている
今年は友人と宵宮に出かけてきました

今年は雪が少なく手作りの雪燈籠を作るのが大変だったでしょう
でもこの灯りが御堂までの道しるべとしてとっても助かる

新潟県五泉市 瀧谷 慈光寺(村松) 別所虚空蔵尊堂
一年に一度 この機会しか開かない御堂
御朱印もこの機会でしかいただけません
家内安全を願い蝋燭を灯し手を合わせました
車を停めたところまでゆっくり話しながら歩く
途中おいしい甘酒を飲んで“たくあん”をポリポリ
蒸かしたての笹団子も売っていたり5~6軒のお店が並んでいる
新潟名物ポッポ焼きやさんもいる
いつも静かなこの辺りが「こくぞうさま」への感謝とご利益を祈り
ほんとうにすごいにぎわい
3キロほど離れた商店街でも手作りの燈籠で町を照らしていた
商店街の一角に城下町だったこの地を思い起こさせるかがり火
無料休憩所だったので車を停めて寄ってみた
そこでも甘酒と“たくあん”を甘酒の付け合せにいただきほっこり

村松は城下町
その歴史探訪もしてみたく休憩所にいた方々にいろいろ伺った
まだまだ知りたい事ばかり
いちご大福の舎川さんに予約を入れて出来立てを購入
「おや

求肥がうっすらピンクかかっている

」
「これはきっとこくぞうさまの特別仕様だな

」
夕方から動き出して数時間
こんなところにも『非日常的』時間の過ごし方がありました
