3.11東日本大震災から１年/洗心寮激励会開催さる/基山（きざん）に登ってきました

３月１１日８（日）
　今日は3.11東日本大震災から丁度１年目の日になりました。午後2時４６分に黙祷を捧げ、改めて被害に遭われた皆さんのご冥福をお祈りしました。また、日々復興への努力をされているものの、放射能除染の問題など深刻な課題も依然多く残されており、被災地の一日も早い真の意味での復興を心よりお祈りします。
　さて、昨日の話題ですが３月１０日（土）午後に寮の先生方や両関係者の方々、支援者の方々や学校の先生方が参加して、児童福祉施設「洗心寮」の平成23年度激励会が開催されました。今年度は高校卒業２名、中学卒業２名、小学校卒業８名、幼稚園卒園４名の合計１６名の子どもたちが卒業・卒園を迎え、そのお祝いと激励会が第１部勤行、２部式典、第３部出し物と会食という順で行われました。第３部の前に新築された寮の中庭で記念植樹と記念撮影が行われました。新築された寮は１１日に旧寮から移転するということで新築の臭いがぷんぷんしていました。１１日からは新しい寮で子どもたちのまた新たな生活が始まることになります。今年度は今までの寮で最後の激励会をしたいという子どもたちの要望で移転の前日に今まで通り食堂で第３部が行われ、思い出となる激励会となりました。出し物では、私も昨年好評だったということで今年もギターの弾き語りで参加させていただきました。子どもたちは幼児、女子、男子と出し物を披露し、寮の先生方もハンドベルを披露し会場の喝采を浴びていました。その後みんなで楽しい会食をし、最後にみんなで「栄光の架橋」の合唱と万歳三唱で楽しかった会に幕を閉じました。
　この度卒園・卒業される１６名の皆さん本当におめでとうございます。これから今までと環境も変わり大変でしょうが、あらゆる困難を乗り越えられるように頑張ってください。今年も「洗心寮」の度激励会に参加させていただき、参加された皆さんの優しさに触れることができて、大変心温まる一時を過ごすことができました。皆さんありがとうございました。
第１部・２部式典第３部子どもたちの楽しい出し物
　それから、個人の記事で恐縮ですが、今日はまだ肌寒さは残るものの春の陽気に誘われ、私は基山（きざん）に登ってきました。基山（きざん）では、ちらほらと草スキーを楽しむ家族連れも見られました。春特有の霞んだ風景の中、頂上から学校の方角を見ると学校の様子が遠望でき清々しい気持ちになりました。１６日はいよいよ卒業証書授与式です。学校を遠望しながら６年生を始め子どもたちと過ごした１年間の様々な思い出が頭を横切ってきました。時のたつのは早いものです。この１年間の思い出を胸に基山（きざん）を下山してきました。
基山（きざん）山頂から春霞の向こうに基山小を臨む