中国 鉄道研修生 わが身を捨てて人を救う
鉄道研修生 わが身を捨てて人を救う
【新唐人2012年７月17日付ニュース】近日、中国河北省の鉄道専門学校の学生が鉄道研修活動に参加した際、自殺を図った乗客を救おうとして両足を列車に轢かれました。李さんのことは中国のネット上で広く伝わっています。14日、病院で手術を受けた李さんが、地元テレビ局の取材を受けました。
事故は7月9日、河北省秦皇島市昌黎駅で発生しました。
午後5時40分、列車がホームに近づいてきているとき、ある中年男性が突然構内に飛び降り、列車に向かいました。この状況を目の当たりにした李さんがすぐ飛び降りて男性を引っ張り出そうとしたものの、列車と近すぎたため、二人とも列車に轢かれました。李さんは両足を轢かれ、自殺を図った男性も頭部と腹部に重傷を負いました。二人ともすぐ病院に運ばれました。
李さんはその後、足の切断および再移植手術を受けました。
鉄道研修生 李博亜さん
「当時は多くを考えず、本能的な反応だったでしょう。人が飛び降りたのを見て、救わないといけないと思いました、列車が近づいて来たので」
李さんは、今後、このようなことに出くわしたらまた同じように人を救うだろうと示しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/07/14/a732068.html（中国語）
（翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工）
