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またもや人質外交?英国人4人が中国で逮捕|香港|デモ|中国

2019年07月13日 | ■世界の出来事
またもや人質外交?英国人4人が中国で逮捕|香港|デモ|中国

北京の英国大使館によると、英国人4人が中国で逮捕されました。香港での大規模デモを巡り、中国と英国との間で緊張が高まっています。英国のハント外相はこれまでに、駐英中国大使や外交官の国外追放などの制裁措置を講じる可能性があると述べ、中国に対して強い態度を示していました。

ロイター通信によると、北京の英国大使館が12日、英国人4人が中国東部の江蘇省で逮捕されたと明かしました。

これに先立ち、江蘇省徐州市の公安当局は10日、「麻薬関連の容疑で19人を逮捕したが、うち16人が外国人であり、その内7人はEF Education First(イー・エフ・エデュケーション・ファースト)に務める外国人教師で、9人は学生である」と発表しました。

EF Education First(イー・エフ・エデュケーション・ファースト)は10日声明を発表し、当局に積極的に協力して問題解決を図りたいとしています。

今年6月から香港では「逃亡犯条例」改正案を巡る大規模デモが続いていますが、英国政府は数回にわたり、中国当局を公に非難しています。

ジェレミー・ハント外相は、中国当局に対し、「中英共同声明」を遵守するよう求め、違反した場合重大な結果をもたらすと警告しました。

ハント外相はさらに、英国大使館の公式サイトにおいて声明を発表し、香港の人々に対する支持を表明しています。

いっぽう、中国の劉暁明(りゅう・ぎょうめい)駐英大使は3日、英国に中国の内政干渉をやめるよう強く求めたうえ、英国は香港に手出しをするなと発言しました。

英外務省は同日、中国大使を呼び出して厳重な抗議を行い、発言に関する説明を求めました。

ハント外相は4日のインタビューで、中国外交官を国外追放するなどの制裁措置を講じる可能性があると発言しました。

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