岩石探訪

行って見て触れて楽しむ石との時間‥そんな日々を過ごして約1年。石は奥深く美しい!ということに気付いてしまったのでした。

近江・松尾神社〜太郎坊宮1

2018-05-06 14:02:17 | 日記
久しぶりの投稿です!

ちょこちょこ石を見て楽しんではいたのですが、
気忙しい日々が続いておりまして、しばしのご無沙汰になりました。

ようやく気候もよくなり、外出すると人が多いな〜って感じます。

わが家でも半年以上冬眠していたカメが目覚め、
太陽の光を浴び、少しずつえさを食べ始めています。
娑婆の時間に戻ろうとしているのでしょうね。
でも、そこは急ぎはせず、あくまでもカメペースで過ごしています。

さすが、長生きする秘訣をよく心得ていらっしやる!

さて、そんな天の気もあって少しばかり遠出をしてみようかと思い立ちました。

奈良も好きなんですが、今回は滋賀の気分。
ということで、湖東三山の一つ、百済寺へ行ってみることに。境目やし。



釈迦山百済寺。鈴鹿山脈の西にあります。

聖徳太子の建立と言われていますが、どうでしょう。
でも「百済」という名前から渡来系に関係する古刹ではありますよね。

HPによると近江鉄道の近江八日市駅から「ちょこっとバス」で約30分。
あまり本数がないようですが、タクシーで約10分と書いてあったので、まあアクセスは大丈夫そう。

京都駅からJRに乗車、近江八幡で近江鉄道に乗り換えます。



まあかわいらしい!ブルーやん♪

のどかな風景見ながら揺られます。



ここは八日市駅の一つ手前の太郎坊宮。



いつ見てもごつごつやなー。

約20分でとうちゃこ🚴‍♂️
火野正平さんに比べれば楽なもんです(*^o^*)

なんとなく予想はしていましたが、駅、さみしい・・・
食べるとこ、ない・・・
雨、ぽつぽつ・・・

でもこれよくあること。なんくるないさー。

駅にはよく散策地図がおいてあるんですが、ここはないようで。

駅前に何台かバスが止まっていたので、駅員さんに百済寺への行き方を尋ねてみました。

すると「ん?百済寺?」げっ、これあかんパターンや。

撤収は素早く。「あ、けっこうでーす」はい、完了。

これもよくあること。
とはいえ、百済寺知らんか?地元のこともうちょっと勉強せいっ!

百済寺行きのバスはあと1時間半後ぐらい待たないと出ないようなので、
タクシーで行くことにし、運転手さんに時間と金額を聞いてみました。

なんとバスとあまり変わらず30分ぐらいかかり、運賃も4000円ぐらいという答え。

えーっ!いくらなんでも、それはいくらなんでもご容赦ください(>人<;)

うーん・・・なんくるないさー。

とりあえずお昼、食べますか。
駅の向かいにあった「ショッピングプラザアピア」で購入したおにぎり弁当。
数年ぶりに、赤くコーティングされたソーセージ食べたけど、くーーーまずい。

さて、お腹もとっちりしたところで周辺散策。
駅の西側に松尾神社という神社があるので、まずはそこへ向かいます。



途中でお神輿とすれ違いました。どうやら今日(4月8日)はこの神社のお祭りみたいです。
いいご縁(^O^)

5分ほどで着きました。

やや!



こ、これは・・・





白い、白っぽい。硬い、硬いよ。

そかそか、太郎坊宮の近くやし。これって、りゅうもんがーーん!

松尾神社のあるところはここ。



祭神は大山咋神。

滋賀県神社庁のHPによると

「聖徳太子が市場を開かれたときより鎮座されたと伝えられ、当時祭神は、大国主命と伝えられる。昔この地に南都東大寺に属する正社山尊勝寺があり、当社はこの寺の守り神として尊崇され、社僧が常に奉仕し、祭儀も盛大であったといわれている」とあります。

尊勝寺というのは別名瓦屋寺といい、上の地図にもあるように、箕作山の中腹、松尾神社の北西にあります。

お寺の説明によると、聖徳太子が四天王寺建立の際に山麓の土を用いて瓦を10万8千枚焼かせ、その後に寺を建立したのが始まりと伝えれれるのだそう。四天王寺の瓦との関係は事実かわからないようですが、旧参道の階段登り口付近では白鳳時代の瓦窯跡が発見されており、古くから瓦が造られていたのは事実で、瓦造に携わった百済からの渡来人の菩提寺が始まりであったと考えられるということ。

また八日市に伊達藩の飛び地があったことから、延宝年間に瑞巌寺の僧が中興し、以来臨済宗となったのだそう。

おもしろい。実におもしろい♪( ´θ`)ノ
バックで音楽なってますよー。

いったん松尾神社に戻ります。庭園は桃山初期なんだとか。蓬莱系、わかりますかね?



そして今日はほら、祭礼日でして。



さて。

タイトルには「太郎坊宮」と書いたんですが、なかなか行き着きませんね(^_^;)

いったんしめて、2回にわけることにします!