前回の「二本松・福島」の続編となります。
二本松から南へふたつ目の奥州街道沿いの宿場町・本宮に宿をとりました。
次の日はここから南東の三春を訪れ、帰路につく予定です。
今回ご紹介したいのは、そこで偶然に立ち寄った「石」にまつわる2つの神社。
石が好物の私としては、本当にラッキーでした!
まずは「岩角山岩角寺(いわつのさんがんかくじ)」。
本宮から車で約15分のところにあります。
全く存在を知らなかったのですが、
延暦寺の末寺で、851年慈覚大師円仁による開基、天台宗の古刹です。
偶然、本宮の街で目にしたポスターがきっかけで、
御本尊・毘沙門天像のご開帳があることを知りました。
毘沙門天と寅との関係から、寅の年の12年に一度、行われるとのこと。
なんというタイミング!!
花崗岩の節理(亀裂)がよくわかります。
絵馬が奉納されています。
養蚕関係の絵馬も多く見られました。
阿武隈山地に連なる岩角山は、花崗岩でできています。
花崗岩は規則正しい節理ができるのが特徴で、
その割れ目に沿って風化がすすみます。
岩角山は巨石が多く露出し、
独特の景観を有することから
信仰の対象になったんですね。
円仁が岩角山のふもとを訪れた時、
快光南天が飛来し、紫雲がたなびき、
虚空に忽然と尊天があらわれました。
霊場だと悟った円仁が
一丈の毘沙門天を彫刻したという話が伝わります。
(「あだち野のむかしものがたり」)
畏敬の念を感じさせる景観や自然の力を
信仰の対象とするのは
神道に始まる日本人の古くからの
信仰の形です。
前回の記事で書いた二本松の戒石碑銘も
花崗岩の巨石に刻まれています。
共通して学ぶべきは、謙虚さでしょうか。
もう一つご紹介したい神社は「鹿島大神宮」。
まだいきつきません!
二本松から南へふたつ目の奥州街道沿いの宿場町・本宮に宿をとりました。
次の日はここから南東の三春を訪れ、帰路につく予定です。
今回ご紹介したいのは、そこで偶然に立ち寄った「石」にまつわる2つの神社。
石が好物の私としては、本当にラッキーでした!
まずは「岩角山岩角寺(いわつのさんがんかくじ)」。
本宮から車で約15分のところにあります。
全く存在を知らなかったのですが、
延暦寺の末寺で、851年慈覚大師円仁による開基、天台宗の古刹です。
偶然、本宮の街で目にしたポスターがきっかけで、
御本尊・毘沙門天像のご開帳があることを知りました。
毘沙門天と寅との関係から、寅の年の12年に一度、行われるとのこと。
なんというタイミング!!
花崗岩の節理(亀裂)がよくわかります。
絵馬が奉納されています。
養蚕関係の絵馬も多く見られました。
阿武隈山地に連なる岩角山は、花崗岩でできています。
花崗岩は規則正しい節理ができるのが特徴で、
その割れ目に沿って風化がすすみます。
岩角山は巨石が多く露出し、
独特の景観を有することから
信仰の対象になったんですね。
円仁が岩角山のふもとを訪れた時、
快光南天が飛来し、紫雲がたなびき、
虚空に忽然と尊天があらわれました。
霊場だと悟った円仁が
一丈の毘沙門天を彫刻したという話が伝わります。
(「あだち野のむかしものがたり」)
畏敬の念を感じさせる景観や自然の力を
信仰の対象とするのは
神道に始まる日本人の古くからの
信仰の形です。
前回の記事で書いた二本松の戒石碑銘も
花崗岩の巨石に刻まれています。
共通して学ぶべきは、謙虚さでしょうか。
もう一つご紹介したい神社は「鹿島大神宮」。
まだいきつきません!