何かとイベント事の多いこの時期は、
企画好き人間の血が騒ぐ。
一年の一大イベント、クリスマスが終わったら、
12月生まれの息子の誕生日をもって、
我が家の一年は締めくくられる。
息子と仲の良い友達を招待しての誕生会は、
今年で二度目。
一月前に、友人に作ってもらった招待状で募った参加者は、
総勢10名。
葉書大の招待状の裏には、家の住所と切手を貼って、
参加、不参加を知らせてもらうシステム。
ぞくぞくとポストに届く葉書の数だけ息子の笑顔があった。
会の始まりは、今日の主役のあいさつ。
写真は、息子のリクエストで、数ヶ月前より
用意させられたいたヘリウムガスの「声変わりくん」。
2、3回で使い切りのため、
事前の練習は許されず、
今日の本番に挑んだ息子は、意識しすぎて
地の声まで変わり、腹話術のような発声になっている。
これじゃあ、声が変わったのか変わってないのか
さっぱりわからん!
集まってくれた10人のキッズの他、
好意で手伝いに名乗り出てくれた、
頼もしくも、気の置けない大人が二人。
そのうちの一人が、前日より、今日のために、クッキーハウスを
作ってくれていると言う!!
どんなお菓子のお家が来るのか、昨日からわくわくが止まらない私。
クッキーハウスが無事完成し、家を出るとき、
昨夜の忘年会のため、布団の中でまだ酔いの冷め切らない旦那さんに、
「台所のクッキーハウスは、後で取りに来るから・・・」
と言い残し、彼女が家を出た後事件は起こった。
彼女の携帯に青ざめた着信音。
声の主は、青ざめた旦那様。
「ごめん・・・クッキーハウス、食べてもーた。」
「・・・」
かくして、夢のクッキーハウスは、二日酔いの旦那様の朝食となり、
私達にとっては、事実上の夢となったのである。
さて、さて。
パーティーにはお決まりのクラッカーの発射音とともに、
「お誕生日おめでとう!!!」
の一斉合唱で、会は盛り上がりを見せる。
次なるプログラムは、魚釣りゲーム。
牛乳パックや段ボウルで作った魚に、
フックを付けて、一分の間にどれだけ魚を吊り上げられるかを
競うゲーム。
慎重さを要するため、じみーなゲームであるが、
意外な盛り上がりを見せた。
次なるゲームは・・・
箱の穴から手を入れて、中に入っている物を当てるゲーム。
しかし、そもそもゲームの名前を知らないし、ネーミングに困る。
タッチングゲーム・・・
(しっくりこない。)
物当てクイズ・・・
(芸が無い。)
おさわりゲーム?
(いやらしいわ!)
結局しっくりこないまま、タッチゲームに決定。
キッズ達は、じゃんけんで順番を決め、一人一人クイズに挑む。
予定では、手で触って、あれやこれや想像して、
見ている子ども達がヒントを出したりなんかして盛り上がるつもりが・・・
「じゃかいも!」
「りんご!」
「縄跳び!」
・・・と、触った瞬間に秒殺で当てていく子ども達。
子どもの触覚恐るべし。
ここで、お待ちかねランチタイム。
たくさんの料理を取り分けるよりも、
一人一人お弁当にしてより効率よく。
今日は、十人分の料理とあって、
日ごろ家族分のおかずの味付けを、ほぼ勘に頼って
行う私にとって、想定外の量の味付けに、その勘も
及ばず、鶏の唐揚げは、少し薄味に仕上がった。
食事をスタートするやいなや、
唐揚げに使うから、塩・こしょうをくれという子ども現る。
他のキッズも同感だと言う。
(薄味ばれてる!)
子どもの味覚、恐るべし。
食後はもちろんバースデーケーキ。
なぜかここから写真のサイズが大きすぎて、
画像アップなりませぬ。
ここからは、音声のみでお楽しみください。
人数分のケーキを準備するほどセレブでないため、
行きつけのスーパーで、一本100円程度のロールケーキを3本
大人買い。(せこいわ!)これを切り株に見立てて、
(ノエルって言うんですか?)生クリームをふんだんに施し、
イチゴを乗っけて、ココアを振りかけ、その周りにプチシューを
敷き詰めて、エセ手づくりケーキの出来上がり!!
7本のろうそくを無造作に突き立てて、
とりあえずのハッピーバースデーソング。
デザートタイムが終わったら、次なるゲーム、「くじ引き」
が予定されている。
百均で買い集めた1等から10等までの賞品の
一等「ダーツゲーム」を
息子は強く狙っていた。
そもそも、招待した側がゲームに参加するのもいかがなものか・・・
と思うが、大人がコーヒータイムを楽しんでいる隙に、
息子により、勝手に始められていたくじ引き・・・
そしてその中で、見事に一位を獲得し、喜ぶ息子の姿に、
強い疑惑の念を抱く母・・・
(星は、どんな手を使って一位を手に入れたのか・・・)
ここぞとばかりにダーツを取り出し、
壁に的を取り付け、友達と的に向かってダーツ発射。
さすが百均とあって、かなり小さめの的は、
子どものおぼつかないコントロールでは、外す確立99%。
気が付けば、周りの壁はボッコボコ。
砂壁の悲しき運命・・・
ここでしばし、フリータイムと言う名の大人休憩タイム。
最後は小さな庭での宝探し。
お菓子入りの小さな袋を、庭のあちこちにばら撒き、
子ども達に探させるゲーム。
袋いっぱいのお菓子を抱えて、満足そうな子ども達の笑顔は、
私にとって、何よりのご褒美なのだ。
こうして、笑いあり、涙なしの120分は幕を閉じた。
この純粋でかわいい子ども達が、
みんなまっすぐに、すくすくと育ってくれますように・・・
そして、来年もこの場所で、また子ども達の笑顔が見られますように・・・
いつも自分達のことのように、私を助けてくれる
Sっちー、Mりん、本当にありがとう。
お陰でよい年を越せそうです・・・
企画好き人間の血が騒ぐ。
一年の一大イベント、クリスマスが終わったら、
12月生まれの息子の誕生日をもって、
我が家の一年は締めくくられる。
息子と仲の良い友達を招待しての誕生会は、
今年で二度目。
一月前に、友人に作ってもらった招待状で募った参加者は、
総勢10名。
葉書大の招待状の裏には、家の住所と切手を貼って、
参加、不参加を知らせてもらうシステム。
ぞくぞくとポストに届く葉書の数だけ息子の笑顔があった。
会の始まりは、今日の主役のあいさつ。
写真は、息子のリクエストで、数ヶ月前より
用意させられたいたヘリウムガスの「声変わりくん」。
2、3回で使い切りのため、
事前の練習は許されず、
今日の本番に挑んだ息子は、意識しすぎて
地の声まで変わり、腹話術のような発声になっている。
これじゃあ、声が変わったのか変わってないのか
さっぱりわからん!
集まってくれた10人のキッズの他、
好意で手伝いに名乗り出てくれた、
頼もしくも、気の置けない大人が二人。
そのうちの一人が、前日より、今日のために、クッキーハウスを
作ってくれていると言う!!
どんなお菓子のお家が来るのか、昨日からわくわくが止まらない私。
クッキーハウスが無事完成し、家を出るとき、
昨夜の忘年会のため、布団の中でまだ酔いの冷め切らない旦那さんに、
「台所のクッキーハウスは、後で取りに来るから・・・」
と言い残し、彼女が家を出た後事件は起こった。
彼女の携帯に青ざめた着信音。
声の主は、青ざめた旦那様。
「ごめん・・・クッキーハウス、食べてもーた。」
「・・・」
かくして、夢のクッキーハウスは、二日酔いの旦那様の朝食となり、
私達にとっては、事実上の夢となったのである。
さて、さて。
パーティーにはお決まりのクラッカーの発射音とともに、
「お誕生日おめでとう!!!」
の一斉合唱で、会は盛り上がりを見せる。
次なるプログラムは、魚釣りゲーム。
牛乳パックや段ボウルで作った魚に、
フックを付けて、一分の間にどれだけ魚を吊り上げられるかを
競うゲーム。
慎重さを要するため、じみーなゲームであるが、
意外な盛り上がりを見せた。
次なるゲームは・・・
箱の穴から手を入れて、中に入っている物を当てるゲーム。
しかし、そもそもゲームの名前を知らないし、ネーミングに困る。
タッチングゲーム・・・
(しっくりこない。)
物当てクイズ・・・
(芸が無い。)
おさわりゲーム?
(いやらしいわ!)
結局しっくりこないまま、タッチゲームに決定。
キッズ達は、じゃんけんで順番を決め、一人一人クイズに挑む。
予定では、手で触って、あれやこれや想像して、
見ている子ども達がヒントを出したりなんかして盛り上がるつもりが・・・
「じゃかいも!」
「りんご!」
「縄跳び!」
・・・と、触った瞬間に秒殺で当てていく子ども達。
子どもの触覚恐るべし。
ここで、お待ちかねランチタイム。
たくさんの料理を取り分けるよりも、
一人一人お弁当にしてより効率よく。
今日は、十人分の料理とあって、
日ごろ家族分のおかずの味付けを、ほぼ勘に頼って
行う私にとって、想定外の量の味付けに、その勘も
及ばず、鶏の唐揚げは、少し薄味に仕上がった。
食事をスタートするやいなや、
唐揚げに使うから、塩・こしょうをくれという子ども現る。
他のキッズも同感だと言う。
(薄味ばれてる!)
子どもの味覚、恐るべし。
食後はもちろんバースデーケーキ。
なぜかここから写真のサイズが大きすぎて、
画像アップなりませぬ。
ここからは、音声のみでお楽しみください。
人数分のケーキを準備するほどセレブでないため、
行きつけのスーパーで、一本100円程度のロールケーキを3本
大人買い。(せこいわ!)これを切り株に見立てて、
(ノエルって言うんですか?)生クリームをふんだんに施し、
イチゴを乗っけて、ココアを振りかけ、その周りにプチシューを
敷き詰めて、エセ手づくりケーキの出来上がり!!
7本のろうそくを無造作に突き立てて、
とりあえずのハッピーバースデーソング。
デザートタイムが終わったら、次なるゲーム、「くじ引き」
が予定されている。
百均で買い集めた1等から10等までの賞品の
一等「ダーツゲーム」を
息子は強く狙っていた。
そもそも、招待した側がゲームに参加するのもいかがなものか・・・
と思うが、大人がコーヒータイムを楽しんでいる隙に、
息子により、勝手に始められていたくじ引き・・・
そしてその中で、見事に一位を獲得し、喜ぶ息子の姿に、
強い疑惑の念を抱く母・・・
(星は、どんな手を使って一位を手に入れたのか・・・)
ここぞとばかりにダーツを取り出し、
壁に的を取り付け、友達と的に向かってダーツ発射。
さすが百均とあって、かなり小さめの的は、
子どものおぼつかないコントロールでは、外す確立99%。
気が付けば、周りの壁はボッコボコ。
砂壁の悲しき運命・・・
ここでしばし、フリータイムと言う名の大人休憩タイム。
最後は小さな庭での宝探し。
お菓子入りの小さな袋を、庭のあちこちにばら撒き、
子ども達に探させるゲーム。
袋いっぱいのお菓子を抱えて、満足そうな子ども達の笑顔は、
私にとって、何よりのご褒美なのだ。
こうして、笑いあり、涙なしの120分は幕を閉じた。
この純粋でかわいい子ども達が、
みんなまっすぐに、すくすくと育ってくれますように・・・
そして、来年もこの場所で、また子ども達の笑顔が見られますように・・・
いつも自分達のことのように、私を助けてくれる
Sっちー、Mりん、本当にありがとう。
お陰でよい年を越せそうです・・・