kissのひとりごと

~私のお店ができるまで~

お誕生日会

2008-12-26 22:02:33 | イベント
何かとイベント事の多いこの時期は、
企画好き人間の血が騒ぐ。

一年の一大イベント、クリスマスが終わったら、
12月生まれの息子の誕生日をもって、
我が家の一年は締めくくられる。

息子と仲の良い友達を招待しての誕生会は、
今年で二度目。
一月前に、友人に作ってもらった招待状で募った参加者は、
総勢10名。

葉書大の招待状の裏には、家の住所と切手を貼って、
参加、不参加を知らせてもらうシステム。
ぞくぞくとポストに届く葉書の数だけ息子の笑顔があった。

会の始まりは、今日の主役のあいさつ。
写真は、息子のリクエストで、数ヶ月前より
用意させられたいたヘリウムガスの「声変わりくん」。

2、3回で使い切りのため、
事前の練習は許されず、
今日の本番に挑んだ息子は、意識しすぎて
地の声まで変わり、腹話術のような発声になっている。
これじゃあ、声が変わったのか変わってないのか
さっぱりわからん!

集まってくれた10人のキッズの他、
好意で手伝いに名乗り出てくれた、
頼もしくも、気の置けない大人が二人。
そのうちの一人が、前日より、今日のために、クッキーハウスを
作ってくれていると言う!!
どんなお菓子のお家が来るのか、昨日からわくわくが止まらない私。
クッキーハウスが無事完成し、家を出るとき、
昨夜の忘年会のため、布団の中でまだ酔いの冷め切らない旦那さんに、

「台所のクッキーハウスは、後で取りに来るから・・・」

と言い残し、彼女が家を出た後事件は起こった。

彼女の携帯に青ざめた着信音。
声の主は、青ざめた旦那様。

「ごめん・・・クッキーハウス、食べてもーた。」

「・・・」

かくして、夢のクッキーハウスは、二日酔いの旦那様の朝食となり、
私達にとっては、事実上の夢となったのである。

さて、さて。
パーティーにはお決まりのクラッカーの発射音とともに、

「お誕生日おめでとう!!!」

の一斉合唱で、会は盛り上がりを見せる。

次なるプログラムは、魚釣りゲーム。
牛乳パックや段ボウルで作った魚に、
フックを付けて、一分の間にどれだけ魚を吊り上げられるかを
競うゲーム。

慎重さを要するため、じみーなゲームであるが、
意外な盛り上がりを見せた。

次なるゲームは・・・
箱の穴から手を入れて、中に入っている物を当てるゲーム。
しかし、そもそもゲームの名前を知らないし、ネーミングに困る。
タッチングゲーム・・・
(しっくりこない。)
物当てクイズ・・・
(芸が無い。)
おさわりゲーム?
(いやらしいわ!)
結局しっくりこないまま、タッチゲームに決定。
キッズ達は、じゃんけんで順番を決め、一人一人クイズに挑む。
予定では、手で触って、あれやこれや想像して、
見ている子ども達がヒントを出したりなんかして盛り上がるつもりが・・・
「じゃかいも!」
「りんご!」
「縄跳び!」
・・・と、触った瞬間に秒殺で当てていく子ども達。
子どもの触覚恐るべし。

ここで、お待ちかねランチタイム。

たくさんの料理を取り分けるよりも、
一人一人お弁当にしてより効率よく。

今日は、十人分の料理とあって、
日ごろ家族分のおかずの味付けを、ほぼ勘に頼って
行う私にとって、想定外の量の味付けに、その勘も
及ばず、鶏の唐揚げは、少し薄味に仕上がった。
食事をスタートするやいなや、
唐揚げに使うから、塩・こしょうをくれという子ども現る。
他のキッズも同感だと言う。
(薄味ばれてる!)
子どもの味覚、恐るべし。

食後はもちろんバースデーケーキ。
なぜかここから写真のサイズが大きすぎて、
画像アップなりませぬ。
ここからは、音声のみでお楽しみください。

人数分のケーキを準備するほどセレブでないため、
行きつけのスーパーで、一本100円程度のロールケーキを3本
大人買い。(せこいわ!)これを切り株に見立てて、
(ノエルって言うんですか?)生クリームをふんだんに施し、
イチゴを乗っけて、ココアを振りかけ、その周りにプチシューを
敷き詰めて、エセ手づくりケーキの出来上がり!!
7本のろうそくを無造作に突き立てて、
とりあえずのハッピーバースデーソング。

デザートタイムが終わったら、次なるゲーム、「くじ引き」
が予定されている。
百均で買い集めた1等から10等までの賞品の
一等「ダーツゲーム」を
息子は強く狙っていた。
そもそも、招待した側がゲームに参加するのもいかがなものか・・・
と思うが、大人がコーヒータイムを楽しんでいる隙に、
息子により、勝手に始められていたくじ引き・・・
そしてその中で、見事に一位を獲得し、喜ぶ息子の姿に、
強い疑惑の念を抱く母・・・
(星は、どんな手を使って一位を手に入れたのか・・・)

ここぞとばかりにダーツを取り出し、
壁に的を取り付け、友達と的に向かってダーツ発射。
さすが百均とあって、かなり小さめの的は、
子どものおぼつかないコントロールでは、外す確立99%。
気が付けば、周りの壁はボッコボコ。
砂壁の悲しき運命・・・

ここでしばし、フリータイムと言う名の大人休憩タイム。

最後は小さな庭での宝探し。
お菓子入りの小さな袋を、庭のあちこちにばら撒き、
子ども達に探させるゲーム。
袋いっぱいのお菓子を抱えて、満足そうな子ども達の笑顔は、
私にとって、何よりのご褒美なのだ。

こうして、笑いあり、涙なしの120分は幕を閉じた。
この純粋でかわいい子ども達が、
みんなまっすぐに、すくすくと育ってくれますように・・・
そして、来年もこの場所で、また子ども達の笑顔が見られますように・・・



いつも自分達のことのように、私を助けてくれる
Sっちー、Mりん、本当にありがとう。
お陰でよい年を越せそうです・・・













kiss流ベーグルの作り方

2008-12-22 18:05:01 | くらし
kiss流といっても、
もとはレシピをネットで拾ってきたもの。
ホームベーカリーを使ったレシピになりますが、
小麦粉の種類、水加減など参考にしてくださいね。

材料・・・※強力粉 400g
バター 15g
砂糖  大さじ2
塩   小さじ2
※水   210ml
      ドライイースト 小さじ1

※私の使っている強力粉は、国産小麦「タイプER」です。
      プロフーズにて購入できます。
      水の量は、夏は190mlぐらいがちょうどいいです。

作り方 ①ドライイースト以外の材料を
     ホームベーカリーの中に入れ、
     ドライイーストを所定の位置にセットします。
     
     メニューは、私の場合(ナショナルHB)、
     バターロールを選びます。
     要は、生地をこねて、一次発酵の過程までを
     ホームベーカリーで行います。

    ②出来上がったら生地を取り出し、
     八等分して丸めます。
     10分ほど、濡れふきんを掛けて休ませます。(ベンチタイム)

    ③丸まった生地を麺棒で楕円に伸ばし、
     手前からくるくる巻いて行き、
     細長い棒状にします。
     棒の端と端をつなぎ合わせ、ドーナツ型にします。
     (このとき、つなぎ目をしっかりと摘んでください。)

     

    ④生地をオーブンの鉄板に並べて二次発酵に入ります。
     私の場合、生地を並べた鉄板をオーブンにセットし、
     お湯を張ったボールを一緒にオーブンに入れておきます。
     季節によって発酵時間は異なりますが、
     冬ですと40分以上は見ておいてください。

    ⑤程よく膨らんだら、鍋にお湯を沸かせて
     一つずつゆでて行きます。
     (片面約1分)
     この間にオーブンを余熱しておきます。

    ⑥ゆでた生地を再び鉄板に並べて、
     予熱したオーブンで焼き上げます。
     (180度で約20分)
     

     出来上がり~。

発酵での膨らみ具合など、回を重ねるごとにちょうど良さが分かってくると
思います。みなさん、是非挑戦してみてくださいね!!
何か質問があれば、コメント欄にでも残してくださいね!
   
     


三人の関係

2008-12-19 00:22:31 | Friends
何事も瞬発力!がモットーの友人の、
ちょっとした積極性と、素敵なタイミングが
重なり実現した今日の会合。

アロマのテーマの下に集まった三人は、
これまでにない異色の組み合わせ。

自宅でゆっくりアロマ教室を営むMさんの出してくれた、
フルーツハーブティーをかわきりに、
話題は仕事へ・・・
志が同じ三人の会話は尽きることが無く、
思わず息子の帰宅時間を忘れてしまう始末

三人それぞれのタイプ、テンポは違っても、
目指すところや根っこの部分は同じ。
こんな関係が心地いい。

お家ランチ三昧

2008-12-17 14:34:43 | 
先週、今週と、仲間達と集って、
お家ランチが続きました。
こちらは、M氏が企画、シェフを担当したランチフルコース。


前菜、牛のたたきサラダ


甘さほんのり、コンソメスープ


メイン1、魚介のトマト煮


メイン2、大根と白子のソテー


大根の和風パスタ
以上。
日ごろからお世話になっているお友達を招待しての
M氏の企画でした。

続きまして・・・
こちらは、仲の良いお友達が誘ってくれた
お家ランチ。



こちら、なんと、彼女自家製の天然酵母を使った
手づくりパンです!!
中身が驚くほどもちもちしていて、
何度もお皿に手を伸ばしてしまいました。


やさしいお味のホワイトカレー


すずきのホイール焼き

朝から頑張ってくれた、Sちゃんありがとう!!

最後に昨日のお家ランチ・・・
素敵な出逢いがありました。


初めておうちにお友達を呼ぶときは、
大抵手づくりベーグルでおもてなしをします。
今回は、好きな具を自分でのせてもらう
セルフ方式で・・・

今年も、どれだけの時間、
大切な人たちと食卓を共にしたことでしょうか。
彼らと、また一歩近づくために、
美味しい料理は一役買ってくれているのでしょう。






手放す覚悟

2008-12-14 20:37:53 | ひとりごと
今年の春、思い切って決行した家族アメリカ旅行・・・

早いもので、あれから8ヶ月の月日が流れました。

見えない何かを求めるような気持ちで向かった先で、
私達は何を得たのか?

ただ一つ、確実に言えること、それは・・・

「踏み出す勇気」

であると思う。

帰国後、旦那M氏は、長年踏ん切りが付かないでいた、「退職」を
決断し、そこに続く新しい道への第一歩を踏み出しました。
この、彼の勇気ある決断を機に、私達家族の間に
今、何か少しずつ変化が起こっているようです。

ちょうど、何も見えない茂みに、思い切って足を踏み入れ、
今少しずつ道が開けてきた・・・
そんな感じです。

まだまだ模索中ですが、夫婦二人、力を合わせて進行中です。

しかし・・・

新しいことを始めるということは、
それと引き換えに、何かを手放さなくてはならない
という事でもあります。
人間一人のキャパには、必ず「限界」があるからです。

来年から、ヴィンテージフィードサックのネット展開に向けて、
本腰を入れる予定です。
それにあたり、私もフィードサックを使った作品の製作に
取り組まなくてはなりません。今でも、服の製作、
イベントの準備、家庭のこと、その他諸々に追われる日々・・・
この状況を考えると、ここに新たな製作が加わることは、ほぼ不可能で、
いろいろと考えた結果、今受けているオーダーを最後に、
「オーダー製作」やめる決断をいたしました・・・(涙)

これまで、いろいろなオーダーを受けて、
時には、友達とワイワイ楽しく、時には、初めてのオーダーに
緊張しながら、いろんな物に挑戦させてもらいました。
時には失敗もしました。
自分の力の無さに、悔しい思いもしました。

今思えば、成功にも失敗にも、それぞれに意味があり、
すべてが、今の私に繋がっています。

こんな私の作品に、お金をつけて買って下さった皆様一人一人に、
今、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

夫婦で進んでいく道の先には、
これから何が待っているのか分かりませんが、
皆様からいただいた「知恵」を支えに、
これから先も、挑んでいきたいと思っております。

この場をお借りしての一斉報告をお許しくださいませ。

お一人お一人には改めて・・・

なお、wai waiまーけっとの方は、引き続き開催していく
予定ですので、こちらの方もよろしくお願いいたします。

風邪が流行っております。
忙しい師走、お身体にはお気をつけくださいませ。

kiss
















川辺の四季

2008-12-09 18:04:47 | 
旦那M氏、今日は久しぶりのオフ。
仕事柄、よく車を運転する彼は、
運転中に、良さそうなお店や場所を見つけるのが得意だ。

そんな彼から、家からそう遠くない川沿いの一角に、
自然食を扱う、良さそうなレストランがあると聞かされていた。

「いつか、そこへランチを食べに行こう。」

と言う数ヶ月前の約束が、
今日、不意にそのタイミングを迎えた。

建物の下が駐車場となっており、階段を上り、ドアを開けると、
白を基調にした清潔な店内へと続く。
感じのいい店員さんに促がされ、座った窓際の席からは、
太田川が一望でき、とても見晴らしがいい。

クリスマス前のこの時期に相応しい、ジャズ調の音楽が、
ゆったりとした癒しの時間に色を添える。

私が頼んだ、ホワイトカレーのランチも、
主人が頼んだ定食も、ご飯は玄米。
ちょうどいいやわらかさで、上手に炊かれた玄米は、
まろやかで、優しい味のカレーにも相性抜群!

有機にこだわった、野菜が主役の手料理は、
細部にまでこだわりが伺われ、作り手の温かみを感じずにはいられない。

「おいしいね。」

何度もこう言葉を交わし、
至福の時を満喫した。

忙しい毎日から開放されて、
時々味わう、こうした贅沢な時間が、
お互いの明日への糧となる。

お店の名前は、

「川辺の四季」

残りの春、夏、秋も訪れたい、そんなお店です。






ヴィンテージの魅力

2008-12-04 22:19:53 | ひとりごと
約一週間の日数をかけ、遠くアメリカから小さな小包が届いた・・・

この小包が届くのも、これで三度目。
箱を開けるときのわくわく感は、いつも変わらない。
丁寧に包まれた箱を開けると、向こうの洗剤のほのかな香りと共に、
鮮やかな花柄のヴィンテージ布が顔を出す・・・


1930年代頃に作られた袋状の布、フィードサック。


かつてアメリカが大恐慌に陥った頃、穀物や餌を入れる袋として
作られたその布は、その愛らしいデザインと、リネンのナチュラルな風合いから、
今やヴィンテージ布として人気を呈している。

日本でも、コレクターの間で人気のこの布を、
アメリカから取り寄せようと思い立ったのは、
何も自分が、熱烈なフィードサックファンだったからではない。

好きな英語、得意のハンドメイドを生かして何かできないか?
以前より、ずっと頭の片隅にあったこの思いが、
今、少しずつ動き出している。

そして、そのヴィジョンのツールでしかなかった
このヴィンテージ布は、
箱が届くたび、私の心を惹きつけるのだ。

きれいに洗濯され、手入れされた袋状のその布は、
約80年の年月を経て、今、日本にいる私の手の中に・・・

大恐慌の時代を経て・・・

いったいどんな人が持っていたのか、あるいは使っていたのか?
この愛らしい柄は、暗い時代の人々の気持ちを明るくすることができたのか?
その頃アメリカは、どんな時代だったのか?

決して見ることのできない、
しかし、確かに存在した時へのイマジネーションが、
ますますこの布の魅力を輝かせる。


ヴィンテージ好きは・・・

きっと、自分のいないある空間に、思いを馳せる人たちなのだろう。

今、その気持ちが少し分かる。























kiss コレクション♪

2008-12-02 23:40:26 | 作品
新作続々登場です!



スパッツ 100cm


ママ用ワンピ


スカート100cm ワンピ120cm


ママ用タートル ニットジャケット110cm


スパッツ120cm キャミ140cm


ワンピ120cm チュニック110cm


黄色ワンピ100cm シャツワンピ120cm


ママ用チュニック&ストール