クーちゃんとお別れ。。。。。

いつも一緒だったクーが、昨夜、逝ってしまいました。


朝起きた時「ピヨロ！ピョロ！」と鳴いて、ガチャガチャとカゴによじ登り
「出して、出して」と催促する声が聞こえません。

カゴを見ても、もうクーはいません。

コーヒーを注ぐ時、ご飯を食べるとき、トテトテトテとやって来て、
お茶碗に“ちょん”と止まって、邪魔をする子はもういません。

レタスをちぎっても、キュウリを切っても、つっつきにも来ません。

クーがかじった紙を見て、好きで止まっていたイスを見て、
後から後から涙が溢れてきます。
突然のお別れは、心が痛くてたまりません。。。。。



昨日、公園デビューを一緒にした懐かしい顔が集まりました。
わいわいがやがや、幼かった子ども達はすっかりお兄ちゃん、お姉ちゃんに
なっていて、クーをかわいがってくれました。

夕食はレストランへ移動することになり、クーはお家でお留守番。
夜遅く帰宅してから「クーちゃん、ごめんね、おいで、おいで」と
カゴからクーを出しました。

私が慌しく主人の食事の支度をするのを、クーが冷蔵庫の上から眺めていたのは
知っていました。
何度か冷蔵庫を開け閉めしたその時です。
冷蔵庫の中から「バサバサバサ」と音がしました。
「クーちゃん？！中にいるの？」慌ててドアを開けると、
扉の内側に血がついていて、ドアポケットの中でクーがもがいていました。

心臓が止まりました。急いでクーを抱き上げましたが、
ぐったりと身体に力が入っていないのがわかりました。
鼻の上から血が出ていました。

くーちゃん！どうしたの？くーちゃん！

お風呂に入っていたお兄ちゃんを悲鳴に似た声で、次男が呼びに行きました。

クーの目が私を見て「どうして？」と言った気がします。そして、
そのまま瞼を閉じることも無く、うるうると涙がにじんでくると、
その黒い瞳から光が消えていきました。

両手の平にクーを乗せて、額に擦りつけ、そのまま床につっぷすと
大きな声でお兄ちゃんが泣きました。

クーちゃん、目を開けてよ！
クーちゃん、嫌だよ、もっと遊ぼうよ
クーちゃん、ほら、朝だよ、起きてよ
ねえ！クーちゃん、動いてよ！
クーちゃん、大好きだよ
クーちゃん、どうしたんだよ！
何度も何度も裸のまんま、クーを顔に押し当てて、呼びかけて・・・
♪クーちゃんはとっても歌が好き、クーちゃんって呼ぶのも歌で呼ぶ、
くくくくく、ククククク、クースケくー♪
オイオイ泣きながら、大きな声で歌いました。

お母さんが抱いているから、お願い服を着て・・・・
お兄ちゃんから受け取ったクーは、涙で羽根が濡れていました。
もう身体が硬くなり、ピクリとも動きませんでした。


あの時、冷蔵庫の上からクーをどかしていれば良かった。
ドアを閉める前に、ちょっとクーを見てあげれば良かった。
もう、どんなに後悔しても、クーは動きません。

クーちゃん、ごめんね。本当にごめんね。痛かったよね。もっと生きたかったよね。

先ほど、動物霊園に火葬のお願いをしてきました。
明日、クーは小さなお骨になって帰ってきます。
４９日を過ぎたら、愛されて逝っていった小さな仲間達と同じお墓に入ります。
お庭に埋めることも考えましたが、ずっと一人ぼっちはかわいそうだから。
クーには、人間以外のお友達がいなかったから・・・

長生きするインコは１０年生きると聞いて、お兄ちゃんの成人式のお祝いを
一緒にできたらいいな！と思っていました。
まだ、たったの１年半しか経っていません。

さっきまで、クーの名前を呼びながら泣いている長男の声が家中に
響いていました。涙が溢れて止まりません。

こんな長々と、悲しい気持ちを書いてごめんなさい。
クーを紹介したくて始めたブログ、もうこれで閉じてしまおうか・・・と
思いました。
でも、クーの記憶を封印してしまうようで、閉じてしまうのは悲しいのです。

今日、本当に悲しい気持ちを書きました。
クーがいなくて、寂しい気持ちを書きました。
いっぱい泣いて、いっぱい悲しんで、
明日からは、またいつものブログに戻りたいと思います。
カテゴリーもタイトルもこのままで・・・
どうぞまた遊びにきてやってください。

画像は２８日の夜、きりがＰＣをしているのを、
おとなしく眺めているクーちゃんです。これが最後の写真になってしまいました。

今まで、クーを見に来てくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
こんなに早く逝かせてしまって、本当にごめんなさい。
今日は悲しいブログになってごめんなさい。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

　　　　　クーちゃん、今までどうもありがとう。これからもクーちゃんが大好き。