花切子

昨日より晴れて気持ちのよい朝です。
吹く風の中に金木犀の香りがして秋の深まりを感じます。


少々季節がずれますが、久しぶりに鈴蘭の花切子の
グラスが出来ました。
花切子とは江戸切子の技法の一つで、
器に花鳥風月を切子したものです。
桜、梅、藤、帆船、鶴、鮎、ウサギ、猫等
書ききれないほどの柄があります。
ここで御覧いただきたいのですが、
このグラスは恥ずかしがりやで、
写真写りが良くありません。
店頭で手にとって御覧いただくのが一番です。
又、花切子は幾何学模様を切子するより
手の動きが難しい技術です。
是非、ご来店の上御覧ください。

美しい空ですね。

台風が去り、何もかも洗い流したような綺麗な空です。
今日の空のように、曇りの無い美しい心でいたいなと思いますが、
なかなか美しい清々しい心にはなれず、恥ずかしく思います。
欲が無く、他人を思いやる心を持った人が真の幸福を得られるのだそうです。
「ハリーポッターと賢者の石」の中に、賢者の石は、
それを望まない(使わない)者の手の中にこそ来る。
と言う意味の一文がありましたが、
今日の美しい空を見て思い出していました。

さて、今日の工房は、ご注文の品と、ある認証を頂くための準備を
しております。
週末はお天気よさそうです。
秋深まる一日、亀戸で下町散策はいかがですか。
連休中も営業しております。(日曜、祭日は１６時終了)
場所はＨＰを御覧ください。

台風一過？

東京(亀戸)は、まだ強い風が吹いています。
空は明るく、雨は止んでいます。
夜中の雨も凄く、雨音で目が覚めてしまいました。
皆様、十分ご注意を、被害が大きくならないように祈ります。

さて、今日は徳利を制作しています。
瑠璃色の徳利は江戸切子の素材の中でも、
最も難しい、やりにくい素材です。
それぞれの職人さんが、それぞれ色々と工夫して
頑張ります。
何種類かの素材を使いますので、それぞれに合った切子、
作り方があります。
制作の方法、道具の開発等も職人の腕の見せ所ですね。
そんな職人の技を御覧になりませんか。
場所はＨＰで御覧ください。

中秋の名月、ご覧になりましたか？

昨夜は中秋の名月。さすがに美しい月でしたね。
日中のお天気で見えるかどうか心配でしたが、
お月見団子と共に堪能させて頂きました。

１０月に入り、体験を御希望の御客様が多いです。
体験をなさると並んでいる品々への理解が深まります。
それこそが当方の目的です。
江戸切子を知っていただきたいが為に始めました。
心地よい緊張感と達成感を味わって頂きたいですね。
どうやって作っているかを体験する事は、
「説明を何回聞いても得られない成果がある。」
これは、体験した御客様の言葉です。

秋の一時、挑戦してみませんか？
興味のある方は、HPよりどうぞ。