念願の真下監督作品が来ましたね。全39話とは胸熱ですが、こちらも逆萌えアニメになりそうなので反対に胸焼けしそうです。今の世でオッサン主役に出来るアニメを作れるスタジオなんて凄いですねぇ。
そして年号のフォントがタイラーで、何か懐かしいですね(って初めて全話見たの丁度去年だったのですが)。タイラー見てないとさっぱりだと思うのですがアニメの出来が何となくタイラーによく似てる気がします。90年代のOPでも多分違和感は無いでしょう。
内容はというと何と骨董品マニアのオッサンが主役というとんでもない作品で、変化球過ぎて意表をつくってレベルじゃねーぞと思えたりw どの時代にもオタクって居たんだなぁとしみじみ分かるのがこの作品の特徴です。
さて戦国時代モノというと織田信長のキャラが面白さを左右すると思うのですが、信長は信長じゃなくてハクオロさんだったですねw 「つまり、うたわれるものは戦国時代の擬ファンタジー化作品だったんだよ・・!」「な、なんだってー!?」
信長も骨董品に興味があったようで、茶碗一個で裏切りを許すという無茶ぶり。学生時代全然勉強してないので間抜けなコメントをしてしまうのですが、秀吉は最初は信長の家臣だったのにヘーっとなったり。そして秀吉は何とフライデー・マンデー。
敵将の所へ戦のシーンに入るのですが、そういえばアニメでもまともに戦国時代物を見るのはアッパレ戦国大合戦以来かと思い出したり。敵の殿はヅラなのですが、髭とか白くなってるのに黒いカツラ被るシュールさにツッコミたくなります(まあハゲなのを隠す為に付けてるわけじゃなさそうですが)
戦を始める前にまさかの敵殿が逸品物との心中展開w 呆気無く目当てのものが四散してしまうのですが、蓋だけになっても取りに行くシーンは良いギャグになっていました。ここら辺のシーンで普通は1話目が終わりそうなものなのですが、作品の軸的な物が出てくるのはここから。
秀吉がちゃっかりしてたり、古田が茶碗バカだったりするのですが信長の反応がかなり細かく描かれていて、もうそれだけでこのアニメ成立するよなぁとか見てて思いましたw 信長のアヒャ笑いは小山力也さんの新開拓ですね。秀吉に自称で猿と誤魔化されても「猿・・・!」と呼んで乗られてない事を示したりする信長を見て日本人の空気読み能力の異常さはこういう時代を踏んで培って来てしまったんだなぁと、フィクションなのにしみじみと思ったりしました。
その後は船を購入するシーンで終わったのですが、最後に殿下がご乱心で終わりました。真下アニメでは珍しくあまり1話完結を意識してないようなので、どんな構成になるか気になる限りです。
そんな訳で、美少女ガンアクションからまさかこんなオッサンアニメを作る監督に変わるとは思いませんでした。萌えが無くても普通に良い作品はやっぱ楽しいですね。次回ではどっかの中国ロボみたいな格好をした人が出てるのですが誰だw 所々良いボケをかましてくれてるので飽きずにずっと見れそうでもありますね。
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