刻の大地

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３話目です。今月は２回更新されましたが、次回は１～１カ月半休筆みたいで寂しくなりますが、長い年月止まってた淵が完全に解決されたようなので、塔完結編も次からが本場という感じっぽいです。

今回の最大の目玉は連載開始の９６年からタイトルだった刻の大地が何と本編に使われるようになりました。ジェンドの解決方法は大きいイベントにするかそれともあっさり解決して別の大きなイベントに移行するか、どちらかと思ってたのですがジェンドの中のザードが解決し、尚且つ新しい謎が出て来るという展開は、素人の自分では全く予想の付かないパターンだったのでこの辺は流石原作者だと思いました。

淵が終わった事により、予想する範囲では大きくこの漫画は変化してしまったと思うのですが、この作品のハードファンタジー部分は一旦風呂敷が畳まれ、ここからはより精神的に神秘的に作風が変わってくるんじゃないかと思います。カノンテキストを読む限りではアクションシーンを描く体力は難しい気もするので大きな力の描写があってもなるべく小さく動かして会話中心に進むんじゃないかと思います（憶測の範疇内ですがアクションか謎解きだったら後者に采配が行かざるを得ないんじゃないかと）。
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今回もかなり話が進みましたが、いよいよ次回はシオンの手帳と何とナドゥの秘密が明らかにされそうで、この作品の伏線が良い感じに回収されつつあるように感じます。
今年は色々と世の中が大変な年だったと思いますが、その中刻の大地の再開は凄い楽しみになってましたので本当に作者様ありがとうございました。来年の塔編の完結を心よりお待ちしています。