ホソエカエデの芽鱗(2016年5月19日)
南アルプス林道は左側は山の斜面、右側は谷を隔てて山並みが見えるという道で、右側は新緑の樹木を見るのに最適でした。カツラが多く、秋に来たら黄葉がきれいだろうなと思いました。そんな中で、目に飛び込んで来たのがこの赤いモノです。黄緑色の若葉に映えます。
良く見ると、花と葉の付いている根元にあり、くるりと巻いて可愛いモノです。調べたら、ホソエカエデ(細柄楓)の芽鱗と呼ばれるものだとわかりました。芽鱗は冬の間、芽をきつく覆って保護していた構造物で、葉が成長すると落ちてしまうそうで、見られたのはちょうど良いタイミングだったということになります。ホソエカエデはウリハダカエデの近縁種のようで、ウリハダカエデは我が家の周辺には多いので、今後は良く観察したいと思いました。ホソエカエデも見つかるかもしれません。 雌雄異株、写真では花序が上向きですが、やがて黄緑色の花になり垂れ下がるということです。
葉の形の判る画像です。崖崩れ防止の金網の隙間から伸びている枝で、花芽が付いていないのは木が若いからでしょうか?
小百合滝。昔、吉永小百合の映画のロケがあったとか・・。
ちょっと見るとコデマリのように見えますが・・。
良く見ると、雄しべが随分長いです。同属のアイズシモツケ(会津下野)でした。
たくさん生えていたカツラ。
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