日々好日

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湯木美術館

2011-04-11 | 趣味の世界




      日本料理店「吉兆」の創業者「湯木貞一」さんの収集した


      茶道具を中心とする美術工芸品の収蔵を展示している美術館





       



      大阪市中央区平野町にある小じんまりした美術館ですが・・・


      重要文化財11点 重要美術品3点が収蔵されています





       


      


      春と秋に特別展が催されます

      今期は初代館長「湯木貞一」氏生誕110周年を記念した展示

      
        Ⅰ期 3月19日~4月24日 季節の演出 湯木貞一の茶会

           500回超の茶会の中から昭和50年4月28日の

           高麗橋「吉兆」における茶事の道具組みの一部の再現


        Ⅱ期 4月27日~5月29日 

           数寄者との交流 小林逸翁 松永耳庵 松下幸之助


        Ⅲ期 6月1日~7月3日 

          湯木貞一の茶道具 コレクションから 


        

        展示されている茶道具はどれも拝見する価値のあるものばかりです


        茶道の師 渡辺篠庵宗匠は

        「分っても分らなくてもいいから良いお道具を鑑賞しておきなさい

        そうすると粗悪なものが観えてくるから・・・」と言っておられました


        機会が有る毎に美術館に連れて行って詳しく説明して下さいました

        お父上の「常庵」宗匠は

               湯木貞一さんとも親しくされていたと聞いています



        今日の見所は(重文)唐物茶入 銘「紹鴎みほつくし茄子」大名物

               黄瀬戸建水 銘「大脇指」 利休所持 千家名物

               交趾台牛香合 中興名物

               古銅桔梗口獅子耳花入 東山御物

               大井戸茶碗 銘「対馬」 名物

               長次郎作黒楽茶碗 銘「春朝」

               尾形乾山作 錆絵染付春草文蓋茶碗十客



               

                 織部四方手鉢 重文


        

       特別展示は 重要文化財 宗峰妙超墨蹟 「古徳偈」益田鈍翁伝来



       美術鑑賞の後は湯木ビル1階にある茶寮「正月屋」で昼食


       





       





 


           落着いた雰囲気のモダンな店内





    

                    香 煎





    

                 先付 白魚酢の物





    

                 お椀 東坡豆腐 煮麵





    

                  八寸 季のもの




    

                  焚合せ 筍天婦羅





    

                  ご飯 鯛茶漬 香の物





    

                 デザ-ト ココナッツミルクゼリ-




       落着いた雰囲気の中で繊細な老舗料理をいただきました


       器もひとつひとつに心が配られ食べた後鑑賞するのも楽しみ♪



       UPの順序が後先になりましたが・・・

                  この後で中之島界隈 大川の桜見物に!


       お天気もよくて淀屋橋 北浜のオフィス街も人通りも少なく


       友達とふたり おしゃべりしながら天満橋まで歩きました~





       











    






      

           




      



       

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