日々好日

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銅鑼(どら)

2010-08-20 | 趣味の世界



             茶事では初座 仲立ち 後座と云う流れがあります



            初座では炭点前を拝見 懐石をいただきます

            その席で濃茶の主菓子も頂戴します



            仲立ち(休憩)


            主菓子をいただいたら客は一旦茶室を出て

            露地の腰掛待合でご亭主の案内を待ちます

            ご亭主が

            「鳴り物にてご案内致します」と云うお言葉を添えて





  




  


           この時の席入りの合図にこの「銅鑼」を使います





    

                 在るお宅の腰掛待合




    


             寒い時期には手あぶりも置いていて

             薮内流家元の内露地の腰掛待合には雨の日の為に

             蓑と笠が架けてあった記憶があります・・・ちょっと曖昧で(^^ゞ 



               


           腰掛待合には「円座」「煙草盆」が置いてあります



           ご亭主はその間に茶室の設えを整えます

           要するに模様替えをすることです



           茶室が後座(濃茶席 薄茶席)の用意ができると

           銅鑼の音で席入りの合図があります


           流儀によって打ち出す音が異なりますが・・・

           打ち出す音色のよさ 余韻のながさなどで

           「無」になり侘び寂びの世界に導いてくれます



           正式なお茶事は約4時間位時間を要します


           9月に「懐石を楽しむ会」があります

           お勉強会なのでお気楽にとのこと・・・

           それでこの機会に「銅鑼」を出してみました

           滅多に使わない代物ですので・・・〔笑〕










           

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