茶事では初座 仲立ち 後座と云う流れがあります
初座では炭点前を拝見 懐石をいただきます
その席で濃茶の主菓子も頂戴します
仲立ち(休憩)
主菓子をいただいたら客は一旦茶室を出て
露地の腰掛待合でご亭主の案内を待ちます
ご亭主が
「鳴り物にてご案内致します」と云うお言葉を添えて
この時の席入りの合図にこの「銅鑼」を使います
在るお宅の腰掛待合
寒い時期には手あぶりも置いていて
薮内流家元の内露地の腰掛待合には雨の日の為に
蓑と笠が架けてあった記憶があります・・・ちょっと曖昧で(^^ゞ
腰掛待合には「円座」「煙草盆」が置いてあります
ご亭主はその間に茶室の設えを整えます
要するに模様替えをすることです
茶室が後座(濃茶席 薄茶席)の用意ができると
銅鑼の音で席入りの合図があります
流儀によって打ち出す音が異なりますが・・・
打ち出す音色のよさ 余韻のながさなどで
「無」になり侘び寂びの世界に導いてくれます
正式なお茶事は約4時間位時間を要します
9月に「懐石を楽しむ会」があります
お勉強会なのでお気楽にとのこと・・・
それでこの機会に「銅鑼」を出してみました
滅多に使わない代物ですので・・・〔笑〕
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