季節の花入 筍青磁

　　　　　　　　　今の時期ならではの筍の花入　毎年出して楽しんでいます

　　　　　　　　　我が家のは高価な物では無いので気楽に使えます


　　　　　　　　　本歌は１２世紀南宋の時代中国浙江省龍泉窯で焼かれた青磁花入

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　重要文化財で根津美術館にあります

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　　　　　　　　　写しですから形（なり）は我が家のとそっくりですが・・・陶器製です

　　　　　　　　　青磁は青みを帯びた釉薬のかかった高火度焼成による

　　　　　　　　　半陶半磁又は磁器質の焼物の事で釉薬は雑木の灰を成分としてそれに含まれる

　　　　　　　　　わずかな酸化鉄が窯の中で還元して青色を呈する（原色茶道大辞典より）

　　　　　　　　　青磁色も焼成の還元具合によって草色　淡緑色　美しい翠色があります

　　　　　　　　　青磁には砧青磁　天龍寺青磁　七官手　飛青磁があり製法は近隣諸国にも

　　　　　　　　　伝わり高麗青磁や安南青磁もあります

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　大阪市立東洋陶磁美術館にある青磁のいろいろ

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　国宝　飛青磁花生　龍泉窯　南宋13～14世紀



　　　　

　　　　　　　　　　　　青磁象嵌　葦芦水禽文　陶板　高麗青磁　12世紀



　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　重美　青磁彫刻　童女形水滴　高麗青磁　12世紀




　　　　　　　　　　　　今　庭に咲いているあり合せの茶花で活けてみました

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　宝鐸草（ほうちゃくそう）　丁字草　薮椿