春日大社界隈から高畑町のあの雰囲気が好きで
新薬師寺さんにも何回もお参りしていますが
ここ数年は解体修理で何時行っても本堂は
テントで覆われていました
久しぶりに真正面から本堂(奈良時代―国宝)の
大棟の美しいラインを拝見することが出来ました
以前は東門(鎌倉時代―重要文化財)から入れたのですが
今は南門(これも鎌倉時代―重文)から出入りします
御本尊は「薬師如来坐像(国宝)」で平安前期のものだそうです
大きく見開いた切れ長の目が印象的で堂々とした体躯は
荘厳さを感じます
最近胎内より「法華経八巻全巻」が発見され
直ちに「国宝」に指定されました
それを取り囲む等身大の「十二神将」は
前に行った時は壁際に並べられていました
大修理の終わった今は薬師如来坐像を取り囲む
本来のところにに安置されています
十二神将は干支(えと)の守り神様でもあります
十二神将の中のひとつ「バザラ大将」(天平時代―国宝)の
髪を逆立てた「怒」の形相は特に有名ですね
造立された当時は 群青 緑 青 朱 金箔などの
極彩色で塗られ・・華麗な見事なものであったらしいです
ところどころに残っている色彩で再現したビデオ説明で見ました
「新薬師寺」は西ノ京にある「薬師寺」とは関係なく
「新」は「あたらしい」と言う意味ではなくて
霊験あらたかの「あらたか」と言う意味だそうです
新薬師寺は奈良時代 南都十大寺の華厳宗の寺院で
七堂伽藍の整った由緒ある寺院でしたが
落雷の火災などにより現在は本堂だけになったそうです
創立したのは光明皇后が聖武天皇の病気平癒の祈願のため
建立したと解説されています
今日のブログはちょっと硬いですね~〔笑〕
もう一枚画像を・・・・
これは次に行った「白豪寺」の帰り道に
違う角度から撮った新薬師寺さんの画像で~す
最後にやさしい風景の画像を見て・・ホッ!
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