一条きらら 近況

【 近況&身辺雑記 】

女の魅力は男次第

1998年09月25日 | 女のホンネ
 テレビに時々出ている、国際的文化人と言われる女性のファンである。彼女がテレビ画面に映ると、ソファに横になっている時は起き上がって、正面から見るくらい。とても熟年に見えない美女だと、いつも思う。独身で、22歳も年下の恋人がいて、そのアメリカ男性が、とびきりのハンサム!
 彼女は、ややエキセントリックな性格に見えるが、古風な考え方を持ち、波乱に富んだ人生を送ってきたらしかった。
 あるパーティ会場の映像で、30年来の友人という男性から、感心したように、
「まだ35歳ぐらいに見えるよね」
 と、他の客と共に言われて、うれしそうな華やかな笑い声をあげた。
(ああ、これだわ……!)
 その時、私は、つくづく思った。彼女は確かに女ざかりのように華やかな美しさも色香もあるが、周囲からそうして、若いとか魅力的とか惜しみなく賛辞してくれる男性たちの言葉が、彼女に女としての華やぎや魅力を、もたらすのではないだろうか。
 もちろん、努力もし、お金もかけ、年下男性との恋も若さの源(みなもと)かもしれない。さらに周囲の男性たちの、賛辞の言葉と視線が彼女を輝かせるのだろう。
 いつかテレビに、一般人の30代前半の子持ち夫婦が出て、お互いに愛称でジイサンバアサンと呼び合っているので、私はビックリした。変わっている愛称を、夫婦は誇らし気である。
 30代前半は老人ではないという安心感から、その愛称を楽しんでいるのかもしれないが、どう見ても夫婦ともに10歳か15歳は老けて見える。それは愛称と思い込んでいても、言葉には魔力があって2人は加速度的に年を取っているからなのだ。
 妻や恋人や愛人に、いつまでも若く魅力的でいて欲しかったら、世の男性たちは、賛辞の言葉を浴びせ続けるといいと思う。
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