一条きらら 近況

【 近況&身辺雑記 】

新年のご挨拶

2019年01月01日 | 最近のできごと







センスの問題

2018年12月30日 | 最近のできごと
 他人と言葉を交わす時より、自分の胸の中で呟く時のほうが多い生活なので、同じような言葉を繰り返すことが多い。
 たとえば、朝、起床して、5分間のラジオ体操みたいなストレッチを始めながら、
 ――身体のどこも痛くないことに感謝、身体がよく動くことに感謝、だから今日も身体をたくさん動かそうっと――
 そう呟く癖がある。周囲に、腰痛や肩こりや頭痛や膝痛があって暮らしている人が少なくないので、それらがないことに幸運を感じ、外出時も在宅時も身体を多く動かすことを意識するためである。
 また、たとえば、夕方や夜、外出先から帰宅して、
 ――ああ、良かった、交通事故にも災難にも遭わず、無事に帰って来られたわ――
 安堵と共に、そう呟く。
 テレビを見ている時も、よくある。映画とドキュメンタリー以外の、ワイドショーやバラエティ番組で司会者や文化人などのコメンテイターやゲストなどを見ていると、
 ――センスの悪い服ね――
 ――センスの悪いヘア・スタイルね――
 ――センスの悪いコメントね――
 など、センスという言葉が、やたらと出てくる。
 ――あ、この人、好き――
 ――この人、嫌い――
 という呟きも。
 センスが悪いという言葉は、他の時にも、よく呟く。たとえば映画や本のタイトル。
 ――何てセンスの悪いタイトル――
 ――何てセンスの悪い会話――
 外出していても、他人の服だのヘア・スタイルだけでなく、店の看板や建物名や、キャッチ・コピーやキャッチ・フレーズや色や形など見ると、
 ――センスないわね――
 という言葉を、よく呟くことに。私だったら、どんなキャッチ・コピーやキャッチ・フレーズや色や形にするか考えたりして、
(うふ、私って、センスがいい)
 と、自画自賛。
 最近、話題になった〈高輪ゲートウェイ〉という駅名など、超がつくほどセンスが悪いこと、この上ないという感じで、
(冗談でしょう、でなきゃ、ふざけ過ぎ!)
 本当にそんな駅名にするなんて、信じられないほどだった。あまりの反発がストレスになりそうなので、ネット署名運動に協力してしまったくらいである。
 また、渋谷にあるBunkamuraに、久しぶりに行ったけれど、行くたびに、施設名のセンスのなさを感じる。ローマ字にすると洒落た感じとかユニークさとか新鮮な印象を狙ったのかもしれないが、私にとっては、ワクワクしながら楽しめる施設に着いて、Bunkamuraという文字を眼にするたび、何か間延びしているというか引き締まらないというか、センスないわねと呟きたくなる。『文化村』ではダサいというか、やはりセンスがない。『文化』または他の漢字の後に、カタカナを付けるとか、ローマ字を付けるとかするほうが引き締まる感じがする。
 けれど――。ふと、気づいたのである。センスがいい悪いは、主観の相違と感覚の相違があることを。
 たとえばテレビを見ていて、
(あのヘア・スタイル、センス悪過ぎ、何とかすればいいのに。奥さんか愛人か友人か、誰かアドバイスしないのかしら。周囲の人たちも、皆、センスが良くないのかしら)
 そう思ったりするのは、もしかしたら私だけで、そのセンスの悪いヘンテコなヘア・スタイルを、周囲の人たちは褒めているのかもしれないし、何より本人が気に入っているのかもしれない。
(あ、センスがいい)
 と、眼を輝かせたくなる時は、ちょっとした喜びで、精神衛生にも良い。あれもこれもセンスが悪いと感じてばかりでは、精神衛生にも良くないかもしれない。
(来年はなるべく、この言葉は呟かないようにしようっと)
 一年の終わりに、そう決めた。


ブルーベリー寒天

2018年11月30日 | 最近のできごと
 ブルーベリー寒天を初めて食べた。
 一時期、ブルーベリーが大好きで、ジャム、ワイン、ジュース、ヨーグルト、ゼリーなど、それらの何かを毎日のように飲食していたのに、いつごろからか飽きてしまった。
 久しぶりにブルーベリーという文字に惹かれたのは、先月下旬のこと。伊勢丹会館4Fの『あえん』(四季の旬菜料理 AEN)で食事した後、レジの傍に販売されていて、精算中の友人が買ってくれた。
 ブルーベリーのゼリーは食べたことがあるが、寒天はない。
 ゼリーと寒天は原料が違う。ゼリーは、果汁、ゼラチン、砂糖が、主な原料。寒天は、海藻の天草(てんぐさ)。正確には他にも入っている。
 寒天というと、心太(ところてん)を連想する。夏に冷たい心太は美味しくて、いくらでも食べられそうなくらい。
 初めて食べたブルーベリー寒天は、ゼリーより弾力があって、甘みを抑えた甘酸っぱさが、美味しいこと、この上ないという感じ。
 1個ずつの包装で、ブルーベリー模様の紙を開けると、オブラートにくるまれているのである。
 オブラートに包まれたお菓子って、珍しい。オブラートごと食べるせいもあり、甘みが抑えられて、とても美味しかった。
 寒天のお菓子なのに、袋の上部に、Blueberry Jellyと書いてある。
(Jellyはゼリーで、寒天じゃないのに)
 と、ちょっぴり、おかしくなった。






『報道特集』10月27日(TBS)

2018年10月30日 | テレビ番組
 毎週土曜日、録画して、見ている番組。ニュースの後の特集は、かなり時間をかけて掘り下げてあるのがいい。理解しやすいし、疑問が解消されたりする。
 この日の特集は、「安田純平さん解放を検証・不条理に立ち向かう元BC級戦犯」で、前半と後半に分かれている。
 私が知らなかったことなど、いろいろ取り上げられていた。
 前半のテーマは、まだ、よくわからないことが多い。スマホのアプリで2ch掲示板のコメントやバッシング、PCではジャーナリストや評論家の記事も、ずいぶん読んだ。
 テレビではジャーナリストを讃える報道がほとんどで、ネットでは非難のコメントが大半。その違い。
 毎週、日曜日の午前に、PCで拾い読みするためブックマークしてあるサイトが、いくつかある。
『リテラ』『ビジネスジャーナル』『デイリー新潮』『NEWSポストセブン』『まいじつ』『BLOGOS』『iRONNA』『PRESIDENT Online』など。美容院での待ち時間に週刊誌を読むような気分で読んでいて、興味があるのはどのサイトも2つか3つ程度の記事なので、週一度まとめて読んでも1時間かからない。
 その中の『リテラ』を読んだら、衝撃的な記事が載っていた。
 ――安田純平「日本政府が動いたと思われるのは避けたかった」の真意! 安倍政権は本当に救出に動いていたのか――
 というタイトルで、書いたのは編集部となっている。このサイトが、反権力的傾向があることを知っていて読んでいるのだが、
(ええっ、そういうことだったの?!)
 小さなショックを受けた。政府は救出に動いていなかったというのである。
 その記事が真実なのかどうか、私には、よくわからない。
 ネット上には感情的で無責任なコメントや記事が多いかもしれないし、テレビでは視聴者を意識した制約のある報道をする傾向にあるかもしれない。
 記者会見を、テレビで早く見たいと思う。語られる言葉や、会見の時の表情などで、さまざまなことが伝わってくると思うから。
 真実が全くわからないまま、経緯について興味があるのに、テレビで報道されなくなってしまったし、ネット上でも記事やコメントを、あまり見かけなくなってしまった。
 日々、忘れられてしまうには衝撃的なできごとだと思うのだけれど――。




蕎麦店『大庵』

2018年09月29日 | 最近のできごと
 先月、初めて行った手打蕎麦店『大庵』は、JR新宿駅の中央東口を出て、左手のビルの2階にある。
『大庵』に入ったのは初めてだが、オーナーが同じと思われる地下1階と2階にある、郷土料理『くらわんか』は、ずっと以前、編集者に案内されて数回、入ったことを思い出した。
 メニューを見て選んだのが、鰻のひつまぶし風ぶっかけと鰻の寝床(鰻巻き)。他に揚げ出し豆腐の小鉢が付き、ビールの突き出しに蕎麦フライ。
 初めて食べた、鰻のひつまぶし風ぶっかけは、
「これって男性向けみたい」
 と、思わず言うと、この店を案内した連れの男性が、
「女性が食べたら、お肌がきれいになるんじゃないか」
 と、ニヤリ。蕎麦の上の具材が、主に鰻、他にとろろ、オクラと、男性の強精食品ばかりだったからだ。海苔とか薬味とか他にも何か入っていたけれど。
 蕎麦店に入ることになった時、真っ先に頭に浮かんだのは、
(お蕎麦は太らない!)
 という思いだった。猛暑の夏、外出時にあれだけ汗をかいたのに、夏太りしてしまったのだ。
 もっとも、汗をかく外出日より、エアコンの涼しい室内で過ごす日のほうが多かった。
(食べ過ぎかしら)
(例年より外出日が多かったから、外で甘い物食べたり飲んだりが多かったからかも)
(在宅日もサイダーとか果糖とか取り過ぎたのかも)
(運動不足かしら)
(夏独特の気持ちのいい午睡のせいかしら)
 など、次々と思い当たる原因探し。
 その日、体重計に乗ったら、何と50.2キロという驚愕の数字を眼にして、激しいショックを受けた。
(ご……ご……ごじゅ……う……ええええっ、まさか! 嘘! まさか!)
 20秒や30秒どころか、1分以上も体重計の上に乗ったまま、驚愕の数字を見つめていた。48キロ台から増えても、49キロ台前半から49キロ台後半でストップするはずと、思い込んでいたのだった。
(この体重計、壊れたのかも)
 つい、そう呟くが、すぐに打ち消した。夏太りしちゃったかもと、薄々、気づいていたのである。下着や服がちょっときつくなったみたいと、自覚していた。鏡を見ても、やや、ふっくら感がある。
(やっぱり、甘い物の飲み過ぎ食べ過ぎで、運動不足で午睡の日が多かったせいだわ)
 ため息をついた後、夏太りについての分析をしながら入浴した。
(でも、今まで、夏太りしない夏って、あったかしら)
(なかったわ。そう、1度もなかった)
(ということは、私の身体は夏痩せではなく夏太りすることが、自然なのかもしれない)
(何事も自然が一番。自然には逆らわないほうがいいってことだわ)
(ダイエットを意識して毎日過ごせば、確実に体重は減る。今までそうだったのだもの)
 その結論に達して、翌日から1日に何度も、ダイエットを意識して過ごすようにした。
 その意識と同時に、食事と運動が主な努力だが、効果が表れ、やがて体重計に表示される数字は、50.0キロ、49.8キロと、少しずつ減ってきた。
(ほうらね、もうすぐ標準体重だもンね、私って賢明)
 と、安心と油断は禁物。とにかくダイエット中は1日に何度も体重のことを意識すること、というのが経験からの最善策。
 それで、蕎麦店に入った時、
(お蕎麦は太らない!)
 という思いが、かすめたのだった。
 冷たい蕎麦つゆをかけて食べる鰻のひつまぶし風ぶっかけも鰻巻きも美味しかったが、店を出た後、ふと気がついたのは、
(鰻ってカロリーが高いんじゃ……)
 ということだった。
(いいのよ、好きな物を食べたり飲んだりすることが、私の身体にとっては自然なことなんだから)
 自分にそう言い聞かせ、49.5キロの標準体重になったことを自覚できるまで、体重計に乗らないことに決めた。