一条きらら 近況

【 近況&身辺雑記 】

花粉症リスク

2018年04月14日 | 最近のできごと
 先日、ショックを受けてしまった。何と、姉が花粉症になったと言うのである。
「えええっ、花粉症?! だ、だって、花粉症はアレルギー体質の人がなるって、アトピーとかぜんそくとかの人たちに限って花粉症になるけど、私たちはアレルギーの家系じゃないから大丈夫、花粉症にはならないって、お姉さん、言ったじゃないの!」
 ずっと以前、姉が、根拠もなくではなく、ちゃんと根拠あるその言葉を言ったので、私は信じていたのである。確かに私も姉も花粉症にならなかった。
「お姉さんの嘘つき! アレルギーじゃないから花粉症にはならないって言ったのに!」
 昂奮して同じ言葉を繰り返す私に、姉は穏やかな口調。
「私もずっと、そう思ってたのだけど、なっちゃったのだから、しょうがないじゃないの」
「いつから?」
「2か月ぐらい前かしら」
「そんなこと、一言も言わなかったじゃない」
 事情があって、姉とは毎月、会っているからである。先月も先々月も聞いていない。
「私も最初は風邪かと思ったのよ。でも最近の花粉症って、風邪の症状と似てるんだって」
「どんな症状? お姉さん、ティッシュよく使ったりしないじゃない?」
「鼻水は出ないけど、喉の痛みとか、クシャミとか、目のかゆみとか、咳が少し出たり」
 そう言えば電話のやり取りの最中、姉が咳き込むことが、たまにだがあったと思い出す。ある事情から、電話も頻繁にやり取りしていた。
「喉の痛み、クシャミ、咳って、風邪の症状みたい」
「そうなの。だから風邪かと思ったけど、熱は出ないし咳もそう出ないし、花粉症だったのよ」
「じゃ、アレルギー体質じゃなくても花粉症になるってことね、私もなる可能性があるってことね」
 ショックを受け、急に花粉症への恐怖が湧き起こったのだった。
 思い返せば、外出先から帰った日に限って、クシャミが1回は出る、ということが時々、ある。そんな時、
(今日は花粉の多い日だったのかも。私の体内に、花粉が入っちゃって、その異物を体外に出そうとしてクシャミが出るのだわ)
 そう思っても、アレルギー体質ではないから花粉症にはならないと、楽観していたのである。誰でも花粉症になる可能性がある、という情報は知っていてもだった。
 それにしても、最近の花粉症が、風邪の症状と似ているということは初めて聞いた。
(そう言えば……)
 今月初めの夕方前、地下鉄に10数分間乗った時、シートに座った私の前のシートにいる女性が時々、咳をしていて、斜め前の女性がティッシュでしきりに鼻水拭いていて、その横のドア際に後ろ向きに立った女性が、連発クシャミをしていたのである。同じ車両内に3人も風邪症状の乗客を見たのは、初めての経験だった。
(もう4月なのに、まだ風邪引いてるなんて、お気の毒)
 同情したものだった。電車の車両という密室の中で、空中に漂った風邪ウィルスが、私の体内に入ったかもしれないけれど、その夜、風邪予防のハチミツ入りショウガ湯も小青竜湯も、飲まなかった。小青竜湯をこの冬に3回飲んだし、薬に依存するのは良くないと思ったからだった。さらに、〈春期ソウ(躁)状態〉の私は、風邪ウィルスが私の体内に入って風邪を引いても、薬飲んで寝てればすぐ治るわと、楽観したからである。けれど、その夜も翌日も、喉の痛みもクシャミもなく、風邪のウィルス感染はなかった。
(あの3人の女性は、風邪じゃなく、花粉症だったのだわ……!)
 姉の話を聞き、そう思い当たった。それなら、風邪予防にハチミツ入りショウガ湯と小青竜湯を飲んでも無意味だった。飲まなくて良かったと、つくづく思った。
 けれど――。これから、アレルギー体質でなくても花粉症になるなら、そのリスクが私にもあることになる。もし花粉症になったら、花粉症グッズを買いまくり、ティッシュを頻繁に使ったり喉が痛くなったり目がかゆくなったりの生活なんて、心身共に超デリケイト・超繊細な私には、とても絶えられそうにない。市販薬が効かなくて、病院へ行くことになって――。
(確か、病院では花粉のエキスの注射された、って言ってたわ!)
 花粉症になったという友人から、ずっと以前、そう聞いた記憶がある。花粉エキスの注射! 注射!! この世で何より何より嫌いな注射!!
(どうしようどうしよう、花粉症になったら生きた心地のしない絶望的な日々が始まるんだわ!)
 激しいショックで悲観的になりそうだったものの、〈春期ソウ(躁)状態〉のため、気を取り直した。
 とりあえず、『tenki.jp』サイトで、毎日、その日の花粉情報をチェックしようと思った。予定された外出日はマスクをして出かけ、花粉の多い日はスーパーへ出かけない。それから、花粉症予防についての情報を集めることにしようと思った。
(それから、就寝前に、花粉症になりませんようにって、私の神様に心をこめてお祈りしよう)
 そう決めた。



冬期ウツと春期ソウ

2018年03月18日 | 最近のできごと
 ようやく、3月になり、大好きな春である。
 今年の冬は、長かった。これほど長く感じられた冬は、初めてと言っていい。いつになったら春になるのかと、春という季節に恋い焦がれるくらい長く感じた。
(夏の暑さのほうがマシだわ)
 と、何度、呟いたかしれない。〈冬期ウツ〉というのがあるらしいが、連日のように無意欲無気力陰々滅々となる心理状態の時間を、多く過ごした。
 暖房のきいた部屋でテレビを見たり、または、ぬくぬくとあったかいベッドの中にいるのが一番――とは、言えなかった。
(こんなことしてたら、ふ、太っちゃう~!)
 と、ベッドから勢い良く起き上がったり、ソファから勢い良く立ち上がったりして、できるだけ身体を動かすことを意識していたものの、スーパーへ買い物に行く以外の外出が、億劫になる。まさに、〈冬期ウツ状態〉。
 1月初旬には久しぶりに先輩作家から電話がかかり、食事に誘われてうれしかったが、日にちを決める時になって、
「今月は、ちょっと。来月のほうが……」
 と、言った。先輩作家は、歩くのが辛い体調らしく、都下の自宅近くまで来て欲しいと言うので、
「はい、いいです。行きます」と答えた後である。冬でなければ、楽しい外出にワクワクするけれど、〈冬期ウツ状態〉の今は、その気になれないといった気分だったのである。
 2月には、やはり久しぶりに親しい知人作家から電話がかかってきた。年賀状に、2月に電話をかける、積もる話をしながら美味しい食事をと書いてあり、予想していた誘いだったものの、
「今月は、ちょっと。来月か、再来月、気候が暖かくなってからのほうが……」
 と、言って、再会の約束をした。
 今年の冬も、風邪を引かずに、春になって欲しい――と思っていたが、危機一髪という感じで、引きそうになった日が3回もあった。
 1月下旬、平成になって最寒気温の極寒の日、用事で外出した。前日、気象庁が、積雪・凍結道路のこともあり、不要不急の外出は避けるようにと発表していたけれど、前月から決まっていた大事な用事だった。
 外出日は、いつでもワクワクする。自宅を出た時、確かにいつもより寒い感じはしたが、ふるえるほどの寒気というわけでもない。
 午前に出かけ、新宿で軽い昼食をすませて、湘南新宿ラインのホームへ。電車を待つ乗客の姿が、予想以上に多く、
(こんな寒い日に、みんな出かけなくたっていいのに!)
 と、ひとのことは言えないが、そう呟いたら、駅のアナウンスで、人身事故のため電車が遅れているということで、それが原因のホームの混雑だった。
 ようやく電車が到着。行列の後方だったから、シートには座れない。池袋で座れたので、スマホを手にして、さっき受信したメールに返信。
 ――今日は平成になって最寒気温の極寒の日らしいけれど、ふるえるほどの寒さではありません。頭の中が熱くなってるせいかしら。ふふ――
 なんてメールしたものの、目的地の浦和駅に着いたら、まるで別世界! 氷のような風が吹きまくっていて、
「寒~い!!」
 と、身を縮めたくなるほどの超寒気に包まれた。東京と埼玉って、こんなに気温が違うのと驚愕。時間が気になり早足で歩くうち、寒いけれど不思議と、清々しい寒気、気持ちの良い寒気に感じられてきた。
 3時間ほど、建物の中で過ごし、帰りは2人の知人と一緒に新宿まで。その日の用事と関係のない話題が弾んで喋りどおしだったので、あっという間に到着。
 新宿のあちらこちらの店へ立ち寄り、夜遅くならないうちに帰宅。
 その翌日の夜のことである。喉の痛みを感じ、風邪を引くかもとパニック状態に。
(この喉の痛みは、間違いなく風邪の前兆!)
(昨日の電車の中だわ、風邪ウィルスが、私の体内に入ったのは! 2人の知人と、ずっと喋ったり笑ったりしてた時!)
(気がつかなかったけど、咳やクシャミした乗客が、近くにいたのだわ)
 喋ってる私たちは、もちろん、マスクなしである。
 恐怖のパニック状態も、すぐに消える。
(こんな時は、魔法の薬と飲み物があるもンね)
 就寝前に、小青竜湯を飲んだ後、同じカップにポットの湯を注ぎ、おろしショウガの絞り汁とハチミツを入れてスプーンで混ぜて飲んだ。
(これで、バッチリだわ)
 安堵して眠り、翌朝、喉の痛みは完全に消えていた。おろしショウガの絞り汁とハチミツは、30年前からの習慣だが、風邪をこじらせてからは駄目で、引き始めや予兆の時のほうが効くのである。
 2回目の危機は、美容院から帰宅した時だった。行きつけの美容院だが、その店へ冬に行って帰宅すると、いつもクシャミが出る。風邪の予兆のクシャミと思ったものの、
(それとも花粉かしら)
(ううん、花粉症にはならないし、あの加湿器のせいかも……!)
 と、私の癖の原因探し。美容院の店内に大型の加湿器が2台置いてあり、白い湯気がもうもうと沸き立っている。加湿器は頻繁に掃除しないとカビが発生し、空中に漂って体内に入ると有害という情報を、読んだか聞いたかしたことがある。
 何が原因か不明だが、夕食後に小青竜湯とハチミツ入りショウガ湯を飲んだら、クシャミもなく風邪も引かなかった。
 3回目の危機は、今月初旬、また浦和へ出かける用事。建物の中で数時間過ごした後、2人の知人と一緒に新宿まで。電車の中で、ずっと立ったまま、さまざまな話題のお喋りに夢中になりながらも――。な、なんと、私のすぐ傍で中年女性が、こじらせた風邪独特の咳をずっと繰り返していたのである! 私はさりげなく、後ろ向きになって背中を向けたから、その女性がマスクをしているかどうかわからなかった。もちろん知人たちに、そのことは言わなかった。案外、2人も私同様、気になりながらお喋りしていたかもと思ったら、後になっておかしかった。
 新宿のあちらこちらの店へ立ち寄り、帰宅したが、夜になってクシャミも喉の痛みも出なかった。けれど、あんな間近での、他人の咳の飛沫による風邪ウイルスは、空中に漂った後、私の体内に入ってしまった可能性があるから、就寝前、小青竜湯とハチミツ入りショウガ湯を飲んで寝た。翌日は、クシャミも喉の痛みもなく、無事だった。
 3月中は、まだ風邪の危機に遭遇する可能性があるから、油断はできない。けれど――。
 先月までの〈冬期ウツ状態〉は完全におさまり、朝、眼が覚めた時、
(春だわ春だわ、うれしいナ、うれしいナ、今日はあれとあれとあれをして、午後は出かけて……!)
 と、もうピョンピョン飛び跳ねたいくらいうれしくて、まるで〈春期ソウ(躁)状態〉である。
 


ピョンチャン・オリンピック

2018年02月20日 | 最近のできごと
 冬季オリンピックで、一番好きな種目はフィギュア・スケート。
 音楽に合わせ、スケート・リンクの上で繰り広げられる、ジャンプや滑走やダンス。
 それらの表現も技術も、テレビで見ていて感動するし楽しめる。
 先週末の男子シングルのショート・プログラムとフリーは、リアルタイムで中継テレビで見て録画も見てワイドショーや報道番組でも見たが、何度見ても楽しめたほど。
 羽生結弦選手の優美な演技には魅せられたし、宇野昌磨選手のヴィヴィッドでのびやかな演技も楽しめたが、スペインの選手ハビエル・フェルナンデスに私は魅了された。ショート・プログラムでの選曲はチャールズ・チャップリンの映画『モダン・タイムス』。パントマイムふう振り付けも織り交ぜ、メリハリのある個性的な演技が、とても魅力的で楽しめた。細かな採点ルールがあるため、獲得したのは銅メダルだったが、私から見ると、金メダルと言っていいくらいだった。26歳で、オリンピックの出場は今年最後というのが、つくづく惜しい。4回転ジャンプなど体力的に若さが必要な種目かもしれないが、スペインらしい発想のフィギュア・スケートをもっと見たいのにと残念。でも、銅メダルでもうれしそうだったから良かったと思う。
 アイス・ダンスは華やかで流麗で、どの組も楽しめる。個人よりペアは難しいと思われるが、演技だけでなく、音楽的な表現も見て楽しめる種目。
 まだ女子のフィギュア・スケートもアイス・ダンスのフリーも残っている。
 録画で見たり、リアルタイムで見たり、テレビを見る時間が多いこのごろである。



ながら視聴

2018年01月21日 | 最近のできごと
 明日からテレビで国会中継が始まるけれど――。
 昨秋、衆議院予算委員会と参議院予算委員会質疑応答のテレビ中継を、初めて録画した。午前と午後の3~4時間を、8日間。
 毎朝、録画予約して、連日のように数時間ずつだが、国会中継を最初から最後まで見たのは初めてだった。
 ただし、テレビ画面をずっと見ていたのではなく、ストレッチをしたり、スマホ操作したりしながらの、〈ながら視聴〉である。時々、テレビ画面に眼を向けるが、じっくり見たいほどのイケメン議員はいないし、名前を知らない議員の顔や表情に、眼をやる程度。
 だから正確には、国会中継を見ていたというより、質疑応答を聴いていただけの時間のほうが長い。
 スマホでパズル・ゲームをしながらでも、議員の質疑応答の内容は、ちゃんと頭に入って聴くことができる。英語や計算などの脳トレ・ゲームでは集中力を要するから、完全に聴くことはできないが、シンプルなパズル・ゲームなら質疑応答の言葉が正確に頭に入って、聴けるのである。右脳と左脳が同時に働いて、一種の脳トレになったかもしれない。報道番組やワイドショーも、時々、〈ながら視聴〉する習慣がある。
 ストレッチは1時間続けると疲れたり飽きたりするが、ソファに座ってのパズル・ゲームは、中毒的な遊びだから何時間でも延々とできてしまう。国会の質疑応答の中継を、〈ながら視聴〉するのだから、一石二鳥的な時間の過ごし方とも言えるが、〈ながら視聴〉でもしなければ、とても付き合っていられない議員や官僚たちの、単調な原稿読みが延々と続く。
 とは言え、時々はクスクス笑ってしまうほど、おかしくてたまらない答弁もあるので、それはそれで楽しめる。
 特に、モリ・カケ問題の質疑応答が、一番、興味深く面白いのだが、官僚の答弁にはクスクス笑わせられる時が多かった。答弁の内容もだが、その声と口調に、クスクス笑いが止まらないほどになったりして楽しめた。
 そんなふうに、連日のように延々と、議員や総理や大臣や官僚の、原稿読み質疑応答を〈ながら視聴〉しながら、胸の中で呟く。
(あの人たちって、精神的なストレスが相当溜まるんじゃないかしら。それとも原稿読みだから気楽なのかしら)
(政界って嫉妬が渦巻くとか魑魅魍魎がいるとか伏魔殿とか聞いたことあるけど、かなり高齢まで仕事を続けられる強靱な精神力を持つ人たちなのかも)
(ずっと前、高齢政治家が、政治家は武士だと言っていて驚愕させられたけれど、権力欲とか、意味不明の〈先生〉呼ばわりとか、高額所得で、皆が言う〈オイシイ仕事〉に魅力を感じるのかしら)
(そう言えば、日本には高額所得者が5%いて、その中に国会議員が入るという専門家の記事読んだけど、年収4千万~5千万て、確かにオイシイ仕事よね)
(いつか情報バラエティでテレビによく出ている中高年か熟年かの国会議員が、年収は4千万ぐらいと言ってたけど、領収書不要の通信費月額100万円加えられるから、5200万円の年収。その中に必要経費の出費があるとしても、確かに専門家が言ってたように年収4千万~5千万だわ)
(選挙で当選したら、高額所得者って言葉が、議員の脳裡をよぎるに違いないわ)
 全議員がそうとは限らないかもしれないが、大半の議員はそうに違いない。議員たちの高額所得のお金は、国民の税金、血税である。
 身を切る改革は、口先だけで、実行しない議員たち。オイシイ仕事に執着し、増税ラッシュの国民の現実生活なんて他人事のよう。日本の国会議員は、世界で一番、高額収入というデータも存在する。
 やはり政治家はボランティアがいいのではないかと思った。純粋に国民の生活を良くするために、議員になる。選挙に莫大な税金が使われることもなく、贈収賄の選挙違反もなくなる。
(そう言えば、昔は、ボランティアだったのかしら)
 連想癖のある私は、国会議員から地方議員を連想した。私の曾祖父と祖父は地方議員をしていた。当時は選挙ではなく、高額納税者が議員になったと聞いている。けれど、父は周囲にすすめられても、頑なに拒絶した。曾祖父と祖父の時代と違って、父の時代は選挙制である。選挙が不安だからではなく、父は、祖父や曾祖父と全く違うタイプの性格であり人間性だから、議員の仕事なんか嫌だという気持ちは子供心にも理解できた。
 私が生まれた時、曾祖父は亡くなっていたが、どのような人だったかは聞いている。最初の結婚で、数年後に妻を離縁してしまい、子供は引き取り、再婚した。最初は見合い結婚。再婚は自分が選んだ女性。長男である先妻の子は成人してから分家させ、後妻の産んだ最初の子が後継者で、私の祖父。高校2年生の時、亡くなった祖父とは、17年余り、生活を共にした。私の小学生時代まで、祖父は定期的に外泊していた。どこへ泊まりに行くのか聞いても両親も祖母も曖昧な答えだったが、祖父はそういう生活なのだと慣れていた。代々、続く地主の家で、本家だから、お正月、お彼岸、お祭り、お盆や法事などで親戚が集まって、何人かが泊まることはあっても、家族が親戚の家で泊まることはなかった。祖父は親戚に泊まりに行くのではないと子供心にわかっていた。妻以外の女性のことを知ったのは祖父が亡くなって10年後、床に臥(ふ)した祖母の口からである。祖母の人生を想い、祖父がそのような人だったと激しいショックを受けた。父は対照的に、温厚で誠実で口数少なく女性関係はなく、趣味は園芸。毎日、何時間も過ごす庭の花壇の手入れや、年2回頼んである植木職人と共に庭木の手入れなどが大好きだった。父が祖父のような人でなくて良かったと、亡くなった祖父への恨みを初めて口にした祖母の言葉を聞いた時、小さな安堵が湧いた。
(昔の地方議員はボランティアだったに違いないわ。高額納税者が議員になるということは、報酬は不要なのだから) 
 現代と違って、のんびりしていたと想像されるが、きっとそうだと私は思った。 
 前回の国会中継を〈ながら視聴〉しながら、モリ・カケ問題含めて、全体的に野党議員たちの質疑が、どこか中途半端というか、尻切れトンボというか、未熟というか、中折れ症候群というか、不完全燃焼というか、私には全くもの足りなく感じられた。
 質疑応答を聴いた後、フラストレーション状態になりそうだから、明日からの国会中継は録画しないつもりである。



新年のご挨拶

2018年01月01日 | 最近のできごと