一条きらら 近況

【 近況&身辺雑記 】

不眠症の薬

2001年03月05日 | 女のホンネ
 最近、不眠症になりかかっている。
『なりかかっている』というのは、完全な不眠症ではないからだ。
 不眠症にもいろいろあって、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、早朝覚醒などがあるらしい。
 私の場合は、寝つきが悪い不眠症。それも毎晩ではなく、1週間のうち3日か4日ぐらい。
 寝つきがいいのは、パーティや飲み会など外で長時間、アルコールを飲んだ時や、男性と一緒に長時間、過ごした時や、旅行とかデパートの買い物などで疲れている時。
 寝つきが悪い夜は、ベッドの上で悶々と、ではなく転々として横向きになったりうつぶせになったりを繰り返し、2時間から3時間は眠れない。
 眠気はおとずれるのに神経がたかぶっているのか、ストンと眠りの底に落ちないのだ。
 友人に話したら、即座に彼女は言った。 
「睡眠薬が必要なのね」 
 睡眠薬、という言葉に私は、たちまち拒絶反応。
「知ってるでしょう、私が薬嫌いだってこと。睡眠薬なんて、とんでもないわ」
 私は言った。睡眠薬の副作用は太ると聞いているからだ。
「違うわよ。寝つきのいい日は、ちゃんと睡眠薬効果が表れてるってこと。お酒とセックスは一種の睡眠薬でしょう。だから毎晩、その睡眠薬を常用すればいいの。つまり、お酒と男性を『常用』すれば眠れるってこと」
「お酒と男性を常用……?」
 と、ユニークな言い方に噴き出しそうになったが、彼女は真面目な口調で、その言葉を繰り返す。
 私はアルコールに弱いほうで、毎晩、飲めるような体質ではないし、毎晩、ベッドでお相手してくれる男性はいないし、そんな淫乱じゃないし……。
 どうしたらいいの、という感じである。
 アルコールが睡眠薬代わりと、よく聞くが、ベッド・イン行為も、確かにそうかもしれない。
 でも、女は満ち足りた時に眠くなるのだから、世の男性はベッドで女性が眠くなるまで頑張らなくちゃイケマセン、と言いたいような気が、しなくもないけれど──。
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