野沢温泉の民宿・喜楽荘の日記

湯の郷の素朴な「農家民宿」喜楽荘です。自家製どぶろくやいろりで焼いた岩魚の炭火焼、郷土料理のおいしい宿の日常。

野沢菜試食、漬かりました

2021-11-26 09:09:03 | グルメ

柿の葉っぱも全部落ちた今朝の喜楽荘

しばらくの間、ほっといた野沢菜の漬かり具合を見ました。外蓋を外し、中蓋の重石(野沢菜が、漬け汁に浸り空気に触れない程度の重量)

重石を外しました。

中蓋も外します。不織物(ロールのフィルター)を使っています。

不織物は優れもので、昔は柿の葉や木綿の布を敷いていましたが、上部一列目は、カビで捨てていました。

ご覧の通り、全部綺麗で、捨てる所はありません。

黒い四角なものはだし昆布、はじに赤く見えるのは、柿の皮を干したものです。1株取って試食します。

半分に切って、交互に重ねます。

我が家では真ん中だけを盛りつけます。

そうそう、漬かり具合は、本漬かりでは勿論ありませんが、私は、この位で少しお醤油を付けて食べるのが好きです。薄味でしたが、少し甘みもありとても美味しく、柔らかな方だと思います。ほっとしました。今シーズン、胸を張ってお出しできると思います。

 

 

 

 


毛無山2回目の雪化粧

2021-11-23 21:37:04 | 行事

毛無山方面雪化粧、2回目だと思います。

直売所(湯のさと市)が、今日で今シーズン戸閉になるに合わせ、感謝祭のイベントがありました。

キノコ汁の振る舞いや焼き鳥、おでん、その他格安で販売されていました。20分は待ち、焼き鳥を買って帰りました。

午後、喜楽荘前の川の泥上げ、柿の木の落ち葉拾い、山茶花の囲い、野菜の搬入など農家民宿の秋は多忙です。

 

夕方、4時半も過ぎると、薄暗くなり、剪定した枝や落ち葉を捨てに行き、帰りはライトを付けて帰りました。夕飯までの間、薪ストーブの前で昨日拾っておいた銀何の殻向きをしました。


道祖神神社例祭執行される

2021-11-17 18:41:28 | 行事

朧月夜の館 紅葉も終盤です。

朧月夜の館へのアプローチ右側に、15年前建立された道祖神神社があります。工事の前の年、もの凄い豪雪で、流石の野沢のリーダーシップの面々も、雪の苦労が身に染みて、ご覧の石造りの道祖神神社になりました。十数名の有志が、建設費や石材を奉納して、道祖神文化の拠点づくりに、情熱を傾けたのでありました。祠の奥に鎮座されるのは、男女の双体道祖神で、上ねの道祖神会場さかきや旅館より、惣代が借用しているものです。

平成6年5月、国の重要無形民俗文化財に指定され、日本三大火祭り、天下の奇祭などと言われ、長野パラリンピック開会式のモチーフとしての採用を始め、採火式(火打石の道祖神方式)・聖火台(Mウエーブに造った社殿)等、大きな関わりを持ち、世界に発信されました。

毎年、1月15日の夜、多くの外国人観客の来場に、様変わりの様はありますが、村の人たちは、昔と変わる事無く、土着の祭りを子供も大人もお年寄りも、何らかの参加をし、関心を持って祭りを楽しんでいます。今も、村の道祖神文化が根付いて、繋がっていると思います。

前回、実施を見送った伝統行事ですが、来年の1月15日は、楽しく祭りをしたいものだと、参列の皆さんは、心を込めてお祈りしました。

 

 


野沢菜漬け、水が上がりました。

2021-11-09 21:35:15 | 行事

昨日の朝、重石で沈んだ上に4束追加、今日夕方近く様子を見ると、水面が見えました。電気を付けてよく見るとほぼ最上部の近いところまで浸っています。ホット一安心です。

こうなると苦労して上げた重石は、もうお役御免。1つを残して、後はぎっくり腰にならない様、慎重に降ろしました。