野沢温泉の民宿・喜楽荘の日記

湯の郷の素朴な「農家民宿」喜楽荘です。自家製どぶろくやいろりで焼いた岩魚の炭火焼、郷土料理のおいしい宿の日常。

道祖神祭り、無事終わる

2015-01-18 20:27:53 | 行事

道祖神祭りが終わって、今日は日曜日。朝は雲が多かったが、その内薄日が差し次第に晴れて、新雪も丁度良く有って絶好のスキー日和。

落ち着いた処で道祖神祭りを振り返る。

日本三大火祭りの一つとして揺るぎない「野沢温泉の道祖神祭り」昔、冬は娯楽が殆ど無かった村人の楽しみの一つ。土着の自分たちの祭りです。今以って曜日に関係なく、1月15日の夜、どんなに雪が降ろうが実施されています。この祭りは、単に祭りではなく、野沢組と言う自治組織(地縁団体)を中心に、行政とは違った自分たちで考え、自ら実行する全国的にも珍しい生活圏の団体が執行する古来からの行事の一つでもあります。この祭りは、初子の成長を祈る初灯篭をはじめ、松明の炎をかざし突進する子供の火付けの時間帯がある様に、小さいころから関わり、中学を卒業して間もなく会の名前を付けて、25歳の厄年として祭りの参加に備えるのです。祭りの楽しみと共に、この様に次代を担う子供の成長と、一人前の村人として仲間に迎え、村づくりを進めるのです。しかし、近年。いや、スキーのお客様が多くなってきた頃からか、冬の風物詩としてマスコミにも取り上げられる様になり、長野オリンピック、パラリンピックで世界にも発信されるようになって、又、グローバル化の中で道祖神場は様変わりして、課題を残すようになりました。私は、当日、祭りの執行責任者、野沢組惣代の役員の一人として、警察署の方と警備本部を務めました。警備本部は全体が見渡せる場所なので、見物客の方も周りに押しかけ、賑やかでした。立っていては見えないと後ろのお客さんに注意されたのにはビックリしましたが、確かに会場は外国人のお客様も大変多く、大きいので、とても普通の場所では、何をやっているのか解らないと思いました。

完成間近か(1月15日)道祖神神社

大提灯は祭りの最高責任者、野沢組惣代の証。燃え上がる社殿

 


マツコの知らない世界で

2015-01-13 22:18:32 | 日記

ふと画面に目をやると、マツコが漬物おかずに[美味い、美味い]とご飯を大食いしているシーン。ご飯が進む絶品漬物&お取り寄せで第⚪️位、⚪️⚪️漬け、、、その度どんぶり飯をかき込むのです。その内、野沢菜漬けでも出てこないかと見ていると、三大漬物[高菜漬け、広島漬け、野沢菜漬け]。ここに出て来ました。

なるほどー。今まで三代漬物は思いつかなかったデス。これで、野沢温泉には三代名物が三つ並びました。一つ、火祭り。二つ、御湯。三つ、漬物。これはひょっとするとすばらしい発見?になるかも。全国に知れた三大⚪️⚪️が3つもある村。

折しも、日本三大火祭りの一つ[野沢温泉の道祖神祭り]が始まりました。今日は、社殿組み立ての準備で中心になる御神木の里曳きです。明日から本格的な組み立てになり、15日昼ごろには完成。1年近くかけて準備してきたものが、夜には攻防戦の末、夜空を赤々と焦がすのです。

この祭りは、単に火祭りの行事では無く、この祭りを通して育まれる人々の生き様、友情、情熱、達成感、、、等様々な思いが込められた古来からの土着の祭りなのです。


マイクロバス、無事帰りました。

2015-01-12 14:08:29 | 日記

1月の連休、リピーターになっている市民スキーツァーの皆さんが、夜中の1時半頃到着です。マイクロバスとは言っても中型の運転手さん付きの、営業車です。喜楽荘の駐車場は、宿の前に小さなものが4箇所あるのですが、マイクロバスとなると、道路沿いの駐車場となるのですが、この駐車場は傾斜になっていて滑ると怖いと運転手さんが仰るので、前々から苦労して除雪したので未練があっけれど、別の場所を見てもらうとここのほうがいいという。確かに道幅はバスより広いし平らなので問題は無いように見える。 でも、雪がモカモカ降ってくると事情は一変して、以前2駆の乗用車がひどく立ち往生してやっの思いで帰ったことがあるのです。ですから、15名ほどの皆さんのバスが角を回って見えなくなっとき、かなりホッとしたものでした。