ぼくは決して変態ではない。
特殊な性癖もなければ、抑えることが出来ないほどの性欲を持て余しているわけでもない。
せいぜい、ちょっとだけ背徳的なことが好きなだけだ。
それを忘れずに読んでほしい。
昨日、予定の通りに地元の友人と飲んだ。成人式で再会したあいつである。
音楽で食っていくという彼は多忙らしく、久しぶりの休みをぼくの為に空けてくれたらしい。有りがたい話である。
つーことで、しっかり休みたいと銭湯に行きサウナに付き合わされた。
サウナ。別に好きでもないが嫌いでもない。だが久しぶりに入るサウナは気持ちよく、けっきょく水風呂とで4セットくらいは入ってしまった。
そんなこんなで、湯船で締めて脱衣所へ。
身体を拭いていると、視界の端にぼくを見つめる素っ裸の幼女が。
な、なんなんだ?と焦ってみても、その素っ裸の幼女はぼくへの熱い視線を止めないどころか、鏡を見に行くときもトコトコと後ろを着いてくる始末である。
なぜだか段々と恐くなってきたぼくはとにかく服を着ようとしたが、幼女は徐々に近づいてくる。加えて、ぼくの気を引くためか手を近づけてぶらぶらと意味不明な行動をし始めた。
ここらへんでぼくの思考は混乱状態となり、この幼女はなんなんだ?父はなにをやっている?なんかわかんねーけど俺変態扱いになるのか?もしかしてこれは俺にしか見えていない幽霊なのか、欲望が変な方向に爆走した幻視なのかと、ちょっとした失語症に陥ってしまった。
さらに近づいてくる素っ裸の幼女は、ぼくの太ももあたりにひしっと抱きついた。
もう思考停止である。
お父さーん!俺が変態だったらどうにかなってるよ!
と、心の叫びが通じたのかやっとお父さん登場。どうやら最初からすぐ傍にいたらしい。(視界にすら入っていなかった)
お父さんが呼んでも動こうとしない幼女。呆れて中へ入っていくお父さん。
え、ちょ、お父さーん!とまた心の中で叫ぶも通じず、さっさと行ってしまった。
子どもがもともと苦手なうえ、素っ裸の知らない幼女が抱きついてくることなどシミュレートしたこともない状況で人生最大の混乱の中、ぼくは幼女の頭を撫でた。
決して犯罪はしていない。これはただ、大人が小さな子どもを撫でているだけである。素っ裸でさえなければ。
お父さん呼んでるよ?と、ぼくは必死に幼女に語りかけるも頑なに離さなず、そして一言も発しない幼女。
抱っこしてあげた方がいいのではないか、でもお互い裸で?ロリコンが世間を騒がすこの時代に?
そんなことを考えていると帰ってくるお父さん。
ああやっと来てくれたと安堵する。
笑顔でばいばいと手を振る、無理矢理連れて行かれる素っ裸の幼女。
いい風呂入ってこいよと手を振りながら、ぼくは胸を撫で下ろすも、少しの寂しさを感じた。
ぼくは決して変態ではないし、ましてやロリコンなどではない。
ただ、なにかに目覚める気がしたことは、秘密の話だ。
特殊な性癖もなければ、抑えることが出来ないほどの性欲を持て余しているわけでもない。
せいぜい、ちょっとだけ背徳的なことが好きなだけだ。
それを忘れずに読んでほしい。
昨日、予定の通りに地元の友人と飲んだ。成人式で再会したあいつである。
音楽で食っていくという彼は多忙らしく、久しぶりの休みをぼくの為に空けてくれたらしい。有りがたい話である。
つーことで、しっかり休みたいと銭湯に行きサウナに付き合わされた。
サウナ。別に好きでもないが嫌いでもない。だが久しぶりに入るサウナは気持ちよく、けっきょく水風呂とで4セットくらいは入ってしまった。
そんなこんなで、湯船で締めて脱衣所へ。
身体を拭いていると、視界の端にぼくを見つめる素っ裸の幼女が。
な、なんなんだ?と焦ってみても、その素っ裸の幼女はぼくへの熱い視線を止めないどころか、鏡を見に行くときもトコトコと後ろを着いてくる始末である。
なぜだか段々と恐くなってきたぼくはとにかく服を着ようとしたが、幼女は徐々に近づいてくる。加えて、ぼくの気を引くためか手を近づけてぶらぶらと意味不明な行動をし始めた。
ここらへんでぼくの思考は混乱状態となり、この幼女はなんなんだ?父はなにをやっている?なんかわかんねーけど俺変態扱いになるのか?もしかしてこれは俺にしか見えていない幽霊なのか、欲望が変な方向に爆走した幻視なのかと、ちょっとした失語症に陥ってしまった。
さらに近づいてくる素っ裸の幼女は、ぼくの太ももあたりにひしっと抱きついた。
もう思考停止である。
お父さーん!俺が変態だったらどうにかなってるよ!
と、心の叫びが通じたのかやっとお父さん登場。どうやら最初からすぐ傍にいたらしい。(視界にすら入っていなかった)
お父さんが呼んでも動こうとしない幼女。呆れて中へ入っていくお父さん。
え、ちょ、お父さーん!とまた心の中で叫ぶも通じず、さっさと行ってしまった。
子どもがもともと苦手なうえ、素っ裸の知らない幼女が抱きついてくることなどシミュレートしたこともない状況で人生最大の混乱の中、ぼくは幼女の頭を撫でた。
決して犯罪はしていない。これはただ、大人が小さな子どもを撫でているだけである。素っ裸でさえなければ。
お父さん呼んでるよ?と、ぼくは必死に幼女に語りかけるも頑なに離さなず、そして一言も発しない幼女。
抱っこしてあげた方がいいのではないか、でもお互い裸で?ロリコンが世間を騒がすこの時代に?
そんなことを考えていると帰ってくるお父さん。
ああやっと来てくれたと安堵する。
笑顔でばいばいと手を振る、無理矢理連れて行かれる素っ裸の幼女。
いい風呂入ってこいよと手を振りながら、ぼくは胸を撫で下ろすも、少しの寂しさを感じた。
ぼくは決して変態ではないし、ましてやロリコンなどではない。
ただ、なにかに目覚める気がしたことは、秘密の話だ。
真面目なぼくは昨日もオナニーなんてしていない。
おとといはしたけど。