お盆休みに、実家の八戸に帰る途中、高校の同級生の住む仙台と石巻の寄った。仙台空港は、震災の時は、津波にのまれたがパッと見た感じは、見事復興していて、綺麗な玄関口で私たちを迎えた。しかし、津波地震の爪痕は、至るとこにあった。仙台に住む友達がピックアップしてくれて、石巻の友人の所に学校に寄付するピアニカを届けに行った。途中あちこちに瓦礫やひっくり返った車も散在していた。
石巻の友人は、高校卒業以来の久しぶりの再会だが、ご家族温かく迎えてくれた。家の1階は浸水して、家具はだいぶ処分して床も張り替えたそう。壁は、業者が立て込んでいて待っているそうだ。車は、流されたが、幸いご家族全員無事だった。中一の息子さんは、学校が2階まで津波に襲われ、3階で2日間家族とも連絡取れず、辛い経験をして大切な仲間も失ったそうだ。友人は雪の降る中、海水に半身浸かって息子さんを学校まで迎えに行った話や、避難所での話、震災での数々の辛い話をしてくれた。そして、遠くから来てくれたので、見ておいてと、友人が震災後辛くて足の踏み入れていなかった沿岸部に私たちを案内してくれた。
それは、それは無残な日本の一部。津波の怖ろしさを実感するとともに、人間の無力さを感じた。まだまだ、復興には時間が掛かると思う。今こそ、日本が一体になって、被災地の復興にじっくり協力していく時だと思う。そして、実家八戸市も地震津波の爪痕を残していた。被災された方に心からお見舞い申し上げるとともに、命を落とされた方のご冥福をおいのりします。
生きていることに感謝。
がんばろう。日本！！！
Tohoku Earthquake
