ボーカリスト・MEGU(さわだめぐみ)のSing&English

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New York Jazz 三昧 (N.Y旅行記その2)

2010-11-24 11:15:12 | つぶやき

N.Y.での記憶が薄れないうちに滞在中に聴きに行ったライブ記録をしまーす。

Les Paul Trio & Jeff Golub and Henry Butter     At Iridium Jazz Club 

泊まったホテルがミッドタウンだったので、ホテルのコンシェルジュのお勧めで徒歩圏内のイリディアムに。Les Paulといえば、ギブソンが、製造・販売を行っているエレキギターとして有名だけど、その開発に関わったとされるジャズ、ポップスのギターリストのレスポールさんが、1年前まで出演していたジャズクラブだ。去年の8月に94歳でお亡くりなるまで続いた毎週月曜日のレスポールナイトを今も続けているそうだ。ベースの綺麗な白人の女性がベース弾きながら歌ったのは格好良かった。

  

偶然にもその日行ったライブがYou Tubeにアップされていました。キャー!!http://www.youtube.com/watch?v=us-wFR5FqAg  チャージは30ドル位だったかな?2オーダーしなくちゃいけないというので、ニューヨークチーズケーキとコーヒーを注文。ブロウドウェイ近くの大都会の真ん中なんで、フードも頼まなきゃ、商売合わないよね。

② LOU DONALDSON QUARTET Pat Bianchi-org, Randy Johnston-gtr,Fukushi Tainaki-d       At Village Vangaurd

今ジャズ理論を教わっている橋本先生のお友達のドラムの田井中さんの活躍を見聴きに行きました。それも大御所ルードナルドソンのトリオという素晴らしいメンバー。ビレッジバンガードはこれこそN.Y.のジャズクラブという感じで入り口でチャージを払い、フードなし飲み物はキャッシュオンデリバリーで、テーブルは小さくて、さほど広くはないクラブだけどお客さんで一杯。私は、ここが一番気に入った。広さは、大阪のロイホくらいかな? 隣に座ったカナダ人のお二人と話をしていて、田井中さんのこと知っている(一方的に)と言ったらドラムを聴いてスゴイと感激してくれて、もう何だか日本人としてうれしくて嬉しくて。You Tubeで、去年日本の東京ジャズでのルードナルドソンと田井中さん見つけました。http://www.youtube.com/watch?v=_elsmlpfvPs

そうそう、このお爺さんじゃなくって、ドナルドソン ユーモアたっぷりで、とっても愉しかった。勿論、ランディジョンストンのギターソロも田井中さんのドラムソロも本当背中がゾクッとするくらいN.Y.本場のジャズを感じた。そして、アフターに、田井中さんに橋本先生や宮さんにお世話になってることを告げると、ものすごくフレンドリーい色々お話して下さり、ライブ情報等又調べてくださるとのことで、電話番号も頂きました。う~~ん、忘れられない夜になりました。

 

Eliane Elias 'BRAZIL'    AtIridium Jazz Club  

 前回行ったときは、あまり混んでいなかったので、予約せず30分前に見せに着くと長蛇の列。ホテルから近いので、2ステージを予約して出直すことに。イリアーヌの人気のせいか翌日のニューヨークマラソンの観光客の大群のせいか、相席でつめつめで、私はお一人様なんでイリアーヌの目の前の席に座ることに。ハイヒールに黒のボディラインくっきりのワンピーで、グラマラスな迫力満点でした。ピアノの時は、ハイヒールを脱ぎ捨て、迫力のラテンビート。調度フルバンでNo More Blues 練習中にて特にそのソロのピアノに感激。なんだこのリズムは・・・。ブラジル人は、子供の頃からこんなビート感もってるのかな・・・。ステージとほぼメンバーのイリアーヌをYouTubeで発見しました。足元に注目!!http://www.youtube.com/watch?v=m1ZWKanqrsQ

Hilary Kole       At Birdland

大好きな曲ララバイオブバードランドの発祥のクラブに是非行きたいと両親を連れて、ディナーを兼ねての来店。ここは、ちょっとお洒落して食事とジャズを楽しむクラブ。ヒラリーさん声も容姿も文句なしの麗しさ。サイン欲しさにニューCDを購入。ピアニストの男性とのCheek To Cheekがとっても良かった。食事ボリュームもあり、美味しかったです。間もなく来日されるそうです。

    

Mingus Big Band     AtJazz Srandard

ジャズ好きのホテルのコンシェルジュのおばちゃんとすっかり仲良しになり彼女のお勧めできらライブ。ジャズスタンダードは、他もミュージシャンにもお勧めときいていたので行ってみた。ビックバンドといいながら、各パートひとりづつ。ジャズホルンやコントラファゴットとかがいて、何だか面白い。バンドのメンバーが、舞台の上でかなりリラックスしていてその表情がユニーク。私が聞いたステージのイメージに近いYou Tubeの映像です。http://www.youtube.com/watch?v=dEi-FLEFqzI 

  

The Vanguard Jazz Orchestra   At Village Vangaurd 

 一緒に写真をみてビレッジバンガードへ入ったつもり・・・ではいはい。 

    

この日は、ビックバンドの梯子。2ndステージに間に合うようお気に入りビレッジバンガードにもう一度足を運んだ。ミンガスより、平均年齢高めのおっちゃんらのアンサンブルの素晴らしさ。そして、とっても愉しそうなラッパ隊。毎週月曜にやってますが、なんと月末には日本やて!!とにかく聞いて~~。http://www.youtube.com/watch?v=lbHS1m1v6V8

ジュース一杯飲んで、全部で25ドルなり。N.Yジャズ巡り3話はまた、気が向いたときね!


New York Workshop (N.Y旅行記その1) 11月スケジュール

2010-11-17 10:04:57 | つぶやき

は~~い。N.Y.から帰ってきました。

今回の目的は、まずフィラデルフィアに住んでいる叔母と親戚に会うこと。私の両親への親孝といったところです。

N.Y.からフィラデルフィアまでは、車で2時間ほどで、N.Y.からオプショナルツアーとかが出ていますが、英会話がいければ、地元のバスを使うのが断然お得。今回は、叔母のアドバイスで、Mega Busで、行きました。http://us.megabus.com/Default.aspx片道2時間トイレつき、Wi-Fiも無料というなかなか快適なバス。なんと片道13ドルという格安です。これが、私の親戚、3人の従兄弟とは、20年以上もあっていなかったかな?

    

そして、今回その次に楽しみにしていたのは、N.Y.でジャズを満喫すること。ジャズライブハウスには、連日足を運んでも行きつくせないほど・・・。まずは、私がその中でも一押しのDr.Barry HarrisのWorkshopのお話から・・・。

Barry Harris氏は、ディジーガレスピーやリーモーガン、マイルスデイビスなど歴代の巨匠達と実際に共演してきたJazz界の大御所ピアニスト。現存するBebop Jazz Pianoの最高であり唯一無二の存在、モダンジャズ黄金期の生き証人とも言われています。        そして、1979年から定期的に続いている彼のワークショップは、今でもニューヨークの公民館で、基本的に毎週火曜日開催されていてます。しかも信じられないような良心的な値段。私は、ビジターで15ドルしか払っていません。このWorkshop目当てに火曜日を2回入れたのですが、スケジュールが出るのは月初め。私は10月31日出発だったので、11月のスケジュールは現地で確認。1週目はお休みで1回しか受けられませんでした。

Vocalのレッスンは、20時半~22時。参加者は、30人を超えていたと思われます。人種も年齢も様々。男の子やお婆さんまで、本当に地域に根付いたスクールという印象を受けました。この日は、Barry先生が「Never let me go」を素敵な歌声で2.3回歌った後に、生徒が順番にマイクの前でキーを言って歌い、Barry先生がアドバイスをくれるというやり方。どうも前回やった曲みたい。歌詞はもうこちらで5年も習っているという親切なSachikoさんという方に写させていただき、譜面は後で受付で50セントでコピーを頂きました。私が、躊躇しているとSachikoさんが、とりあえず並んで順番待ちながら歌を覚えたら・・とアドバイスを頂き順番待ち、歌ってきました。基本的には、年間登録して通っている顔馴染みのメンバーがほとんどで、私は新顔なんで自己紹介しろといわれて、自己紹介する羽目に。沢山の拍手で、皆さんにとっても温かく迎えて頂きました。最後にもう1曲新曲を練習。これも、生徒さんになんかもっと明るい曲やろうかのノリで、曲を決め、隣の白人のご夫人がiphoneで歌詞を検索して見せてくれました。

このWorkshopは、夕方6時から夜の12まで。Piano.Vocal.Improvisationと続きます。レッスンの途中でハンバーガーを頬張るBarry先生でした。なんともアメリカらしい。私は、Vocalの次のクラスの10時から始まったインプロヴィゼーション・クラスに参加。楽器をそれぞれ持った20人くらいの参加者がいたかな。Harris先生がまたも甘い声でスキャットしたビ・バップ・フレイズを、後いついて全員が演奏し、さらにバッキングの上でも演奏させ、キーを替えて行くといった方法がとられてます。そして、アクセント、リズム・アプローチをアドヴァイスする。ビ・バップのエッセンスを、テキストなしの口承伝授といったところかな。私は、先生のフレーズをひたすら真似して歌うのみ。

最後に一枚lコピーを渡されて、今日やったことを書いているんだけれど今日歌っていたのは理論的にはこれ???帰国後橋本先生に見せたら、「これは、結構難しいわよ。へえ、これを全部バリー先生歌っていたの?」微笑みながら解説して下さいました。

そして、明日帰国すると受付の黒人のお姉ちゃんに言っていたら、写真とってあげるいって下さり、イエーイ

なんとも気さくなお爺ちゃま、じゃなくて偉大な先生でした。 

ご興味のある方は是非参加してみて。 http://www.barryharris.com/ 気が向いたら、N.Y.ジャズライブ巡り(その2)UPします。

さて、これからの予定はこちら。N.Y.かぶれの私に会いに如何ですか?

11月23日(火)平和の秋の集い14:00~17:00 他バンド 市民会館 小ホール 
                  英語の歌を一緒に歌おう (私は、15時ごろ出演)
             田中美加子(Piano)
            MEGU(Vocal/Leader)