余命宣告

検査の日。

この日も時間通り

ご飯を要求するように

金パパを見る

 

 

この要求を飲むことはできず

出発。

 

予定より早く着いたので

散歩

 

 

時間になり待合室にて問診票を記入し。

しばらくたって呼ばれた。

 

麻酔をかけてのＣＴ検査や造影剤の検査に

なるので

検査できるかの検査をします。

と。

瑠海を預け待合室で待つ。

もしまた貧血の数値が悪いと

検査さえしてもらえない。

ドキドキ。

 

しばらくして呼ばれ

貧血の数値もギリギリだが大丈夫だった。

ただ普通の元気な子よりは

リスクは高くなります。

と。

もし何かあったら直ぐに検査はやめます。

その場合連絡します。

何もなければ4時に迎えに来てください。

と言われ

どうか無事に検査が終わるように祈りながら帰宅。

4時まで間

どうか電話が鳴らないように。

もしこの電話がなったらどうしよう。

と不安の中自宅で待つ。

 

3時過ぎ病院に向かう

途中の車の中で3時45分が過ぎ

もうこの時間に電話が掛かってこないなら

無事に終わったんだな。

と少し落ち着き病院に到着。

 

 

しばらく待って呼ばれた。

 

画像を見せられ説明を受ける。

 

膵臓から十二指腸にかけて

広範囲に腫瘍があり

悪性であると。

そこには門脈と言う太い大事な血管があり

そこにも癒着してるので

もし手術とまるとこの血管を傷つけ

出血多量でその場で死んでしまう。

なので手術はできません。

と。

悪い物がそこにあると分かってても

取る事はできないのだ。

 

お腹のシコリは

切って組織を多めに取って検査してもらったが

乳腺腫瘍で近くのリンパも腫れてるとこがある。

これもおそらく9割が悪性だと思われます。

 

これはまだ病理検査に出しているが

もし悪性だとしても

他に腫瘍があって

手を付けられないのなら

切りません。と告げた。

 

先生には悪いけど

他に病院でも手術はできませんか？

と訪ねてみた。

恐らく出来ないとおもいます。

もしセカンドやサードに行くなら

データは全てお渡しします。

と言われたが

どう　あがいても無理なんだな。

 

だとしたら残された命は

1年ぐらいですかね？

と聞いたら

 

いや・・・・

1、2か月のスパンで考えてください。

 

 

 

 

瑠海の余命宣告

早ければ1、2か月。

 

 

 

 

瑠海と後1、2か月しか

一緒にいられないの？

 

7月12日の11歳の誕生日も

迎えられないかもしれないのだ。

 

 

今は緩和的治療で

腸の粘膜を保護する薬を飲んでいる。

 

 

全てが終わり

帰りの車の中の瑠海

 

 

瑠海、頑張ったね

もう痛い事しないよ。

 

 

小梅の様に突然死んでしまうより

限られた時間が分かってた方が良い。

 

たくさんの方に応援していただき

パワーも送っていただき

ありがとうございました。

感謝します。

祈りは届きませんでした。

 

ただ瑠海は元気にしてます

 

次の日の朝もガツガツ食い

 

 

 

次の日はかねぴーとポッケがきてくれて

一緒に散歩もした

 

瑠海が動けばポッケが止まり

ポッケが動けば瑠海が止まる

何とも足並みが揃わない散歩だ

 

 

綺麗な紫陽花と

 

 

柏葉あじさい

 

 

こんなに元気なんだから

2か月以上は生きる気もしません？

と、かかりつけの先生に言ったら

データだけみると

1か月ももたない状況です。と言われた。

これだけ元気なのが不思議なくらいだと

検査をした先生も

かかりつけの先生も言ってる。

 

突然クタッとくるのか

いつそれが来るのか分からないが

瑠海が元気でいるうちに

いっぱい色んなとこに行こう。

 

5歳になる時に繁殖犬引退犬で我が家に来て

約5年。

瑠海が最後を迎えるとき

幸せだったなと思えるように。

 

 

 

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