昨日のお話になりますが、毎年行われる「ホテルレストランショー」に行ってきました。様々な展示がありますが、主催される講演会が楽しみで行っております。
今回の旅館関係の講演者は、観光カリスマでもある阿寒グランドホテル鶴雅のオーナー大西雅之様です。
こちらの旅館は大旅館ですが、生き残る旅館・観光地の条件として「郷土力」「まちづくり」が不可欠であると言うことを訴えていました。
国内宿泊旅行者数はバブル崩壊から年々減少しており、実は現在の宿泊旅行者数はバブル当時の60%まで落ち込んいる現状です。大西さんは「つまり日本の旅館の40%が潰れてもおかしくない現状である」と言っておりました。
かつて北海道と言えば団体ツアー旅行(私も子供の頃、北海道1周旅行に行きました。楽しかったなあ。。。)
大規模旅館が非常に多いのですが、団体観光客が減った現在、客室が供給過剰となり、宿泊価格はどんどん低迷しているそうです。関東地方では考えられないぐらい安い宿泊料金(1泊2食3,000円とか・・・ホンマかいな!)その状況で阿寒グランドホテル鶴雅が新しく打ち出す「鄙の座」という個人客向け旅館は30,000円前後のクラスですが、宿づくりにアイヌ文化を本格的に取り入れ、郷土旅館としての「本物感」を出し、他の宿と競合しないように調整しているそうです。大西さんはこの地域文化の観光における活用法を「郷土力」という言葉で表現されており、いい言葉だなあと思いました。
由布院の「生活観光地」のコンセプトにも感銘を受けましたが、「郷土力」という言葉も地域観光の進む道を感じさせるものでした。勉強になりました。
今回の旅館関係の講演者は、観光カリスマでもある阿寒グランドホテル鶴雅のオーナー大西雅之様です。
こちらの旅館は大旅館ですが、生き残る旅館・観光地の条件として「郷土力」「まちづくり」が不可欠であると言うことを訴えていました。
国内宿泊旅行者数はバブル崩壊から年々減少しており、実は現在の宿泊旅行者数はバブル当時の60%まで落ち込んいる現状です。大西さんは「つまり日本の旅館の40%が潰れてもおかしくない現状である」と言っておりました。
かつて北海道と言えば団体ツアー旅行(私も子供の頃、北海道1周旅行に行きました。楽しかったなあ。。。)
大規模旅館が非常に多いのですが、団体観光客が減った現在、客室が供給過剰となり、宿泊価格はどんどん低迷しているそうです。関東地方では考えられないぐらい安い宿泊料金(1泊2食3,000円とか・・・ホンマかいな!)その状況で阿寒グランドホテル鶴雅が新しく打ち出す「鄙の座」という個人客向け旅館は30,000円前後のクラスですが、宿づくりにアイヌ文化を本格的に取り入れ、郷土旅館としての「本物感」を出し、他の宿と競合しないように調整しているそうです。大西さんはこの地域文化の観光における活用法を「郷土力」という言葉で表現されており、いい言葉だなあと思いました。
由布院の「生活観光地」のコンセプトにも感銘を受けましたが、「郷土力」という言葉も地域観光の進む道を感じさせるものでした。勉強になりました。