里海邸|大洗海岸。東京都心より90分、大海原が広がる静かな別邸へ

「素朴を上質に」海の別邸は、隠遁時間。~波と光色。湯と縁側。陶と食。磯と木の食卓。|里海邸 金波楼本邸 公式ブログ

【台風19号関連のお知らせ】当宿は通常通り営業をさせて頂いております

2019年10月16日 | 里海邸について詳しいお知らせ

このたびは台風19号被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げます。

台風19号による茨城県の被災状況から、当宿の営業についてもお客様よりご心配のお問合せがございます。幸い当宿の建物被害は無く、通常通りの宿泊営業をさせて頂いております。当宿までの交通アクセスに関しましても、お車および電車等の公共交通機関ご利用のどちらでもお越し頂けます。

どうぞご安心いただきご来邸ください。
お待ちしております。


海開きとハマゴウの花

2016年07月16日 | 里海邸について詳しいお知らせ

今日は海開き。いよいよ夏の大洗が本格的にはじまります。一昨日に海岸に行きましたら、紫色のハマゴウの花がちらほらと開き始めておりました。

花は清涼感のある香り。いつも蜂が飛んでいます。
そして葉の形が美しくて好きです。

ビーチに行かれましたら、ハマゴウの花をご覧ください。里海邸より海岸を向いて左方向に歩いて、徒歩5分ぐらいのあたりに群生しています。


サマープラン|「夏のひとやすみ」波打ち際の隠れ家に泊まる

2015年06月26日 | 里海邸について詳しいお知らせ

賑やかな夏の大洗でも里海邸は別世界
都心より最短90分で行ける波打ち際の別邸でひと夏の休日をどうぞ。


海開きまであと21日です。潮風と波音に包まれたテラスが貴方をお待ちしております。里海邸の周辺には、大洗海水浴場や大洗サンビーチがあり、夏の余暇には便利な場所ですが、宿の中にも青い海のスクリーンが広がる、海辺の舞台がいっぱいあります。そう、打ち寄せる波を見ながら、ただただのんびり過ごすだけでもふわふわと心地よい時間が流れてゆきます。

波打ち際のロケーションで、仕事に家事にお疲れの心と身体のメンテナンスを^^


★夏のご宿泊プランはこちら↓
 http://www.satoumitei.jp/reservation/index.html

★夏の周辺ご案内

・大洗海岸・大洗海水浴場(里海邸より徒歩すぐ)
 ※岩礁で遊ぶことができる自然海岸です。

・アクアワールド大洗水族館(里海邸よりお車で5分)
 ※涼みスポットとしてお勧めです。 

・大洗サンビーチ海水浴場(里海邸よりお車で5分)
 ※関東最大級のビーチ。遠浅の海岸です。


里海邸公式ホームページが新しくなりました。

2015年02月26日 | 里海邸について詳しいお知らせ

里海邸公式ホームページが新しくなり、2代目としてついにお披露目できるようになりました。ホームページのディレクションをして下さったTRUNKの笹目亮太郎さん、WEBページを作成下さったアイテックプラスの滝江智さんをはじめ、関係者の皆様には大変お世話になりました。

このホームページはとても難産でした。
私の仕事があまりに遅いため、ホームページ製作のキックオフから2年5カ月もの時間を要し、ふらふら考えがまとまらず、いつまでも上書きを繰り返す私を、笹目さんや滝江さんには本当に辛抱強く待って頂きました。本当に有難うございました。いえいえ、本当に長期間にわたり、ご心配とご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

正直、伝えたい事が適切かどうか、まだまだ満足しておりませんが、考えすぎて体調も悪くなり、酒を飲まなくても痛風発作を起こし、少し老けました(笑) 途中経過でもいいから、とりあえず今、精一杯に伝えられることで、一区切りしたほうがいいですよ。との笹目さんからの救いの声を頂戴し、未完成のままではありますが、ようやく2年5カ月でお披露目の一区切りとなりました。

 

(以下の画面が出ない時は、ブラウザの更新ボタンを押して下さい)

 

 

そうして時間を掛けすぎたホームページですが、そのわりに、情報はこれだけ?地味だなぁと感じるかもしれません。余計なものはいらない、でも不足があってはならない、などと矛盾と向き合いながら、写真と言葉だけの本のようにシンプルなホームページです。

お忙しいユーザーの皆様が、分かりやすく情報を調べやすいように努めております。以前のホームページでご指摘を受けておりました客室の詳しい情報が丁寧にラインナップされ、クレジットカードでのオンライン決済にもご対応できるようになりました。それから、里海邸の空間はWEBでクールな印象に受け止められておりましたので、実際の雰囲気が感じられますよう「私たち」も掲載しました。
そしてカスタマイズしやすいウェブデザインですので、これから楽しい読み物も追加更新してゆく予定です。

隅々までご覧いただけたら幸いです。皆様のご予約を心よりお待ちしております。

 

茨城県 大洗海岸の宿。
波打ち際で「ひとやすみ」| 五感を洗う海辺の別邸
里海邸 金波楼本邸

ご予約・お問合せ| 電話029-267-2101 (受付9時~21時)
里海邸公式サイト| http://www.satoumitei.jp/


エッジレスプールのような、海辺のミニマルなお風呂

2015年02月11日 | 里海邸について詳しいお知らせ

里海邸のこの風呂は、海側の縁が水面で覆われているため、海とつながっているように見えます。よく海外のリゾートでエッジレスプールと紹介されるプールと同じような、視覚的な魅力のあるお風呂です。

里海邸ではプールではなくお風呂ですので、1年中ご利用できます。この湯船はプールほど大きくありませんが、夏は窓を開放して波のサウンドとともに、冬は正面から昇る朝日の光に包まれながらご入浴を愉しめます。

湯面に空が映し出されるため、風景のシンプルさはより高まります。

湯口から注がれる湯は、加温された大洗磯前神社の湧水です。こちらのお水は、神社のご神水と同じ水源のもので、里海邸を含めてこの神社近辺のお宿や飲食店、住宅などで現在も利用されている水です。湧出量が豊富なため、東日本大震災で公共水道が停止してしまったとき、この水を求めて行列ができました。考えてみますと公共水道の無い時代は、この水が水道の役割をはたして、漁村の暮らしを支えていたのだろうと想像できます。

海景色の臨場感をより愉しむため、浴室内は玄昌石や鉄平石などの黒い色の石材を貼っています。海だけを映すミニマルな映画作品のように感じられるかもしれません。

浴室は暗いのですが、湯船の中はさほど暗くありません。湯船の底の大部分に十和田石を敷くことで、お湯の透明性が際立ち、爽やかなな清潔感があります。海側の底は小石による洗い出し仕上げですので、海側に近づくとよりナチュラルな海っぽさを足元で感じられるかもしれません。

湯上がりのリラックススペースでは、ビールやお茶、牛乳、ハーブティー、軽いお菓子などをご用意しております。コンクリート打ち放しの壁で囲まれた静謐な空間に、素足に心地よい杉の赤身材の床をいちめんに敷いております。眠ることももできるハイバックチェアやソファを並べ、アンビエントミュージック等のBGMが流れ、写真集や絵本、ナチュラルなエッセイなどの本もご用意しております。

湯上がりにこの場所に居ると、うっかり寝落ちしてしまうほど、リラックスできる場所です。

このリラックススペースの前のウッドデッキは、大海原の水平線が広がり、空と海だけのナチュラルな世界です。

 

茨城県 大洗海岸の宿。
波打ち際で「ひとやすみ」| 五感を洗う海辺の別邸

里海邸 金波楼本邸

ご予約・お問合せ| 電話029-267-2101 (受付9時~21時)
里海邸公式サイト| http://www.satoumitei.jp/


海岸側玄関とシャワールームのお知らせ /大洗の旅館 里海邸

2014年08月08日 | 里海邸について詳しいお知らせ

里海邸には、前回のブログ記事でご紹介した玄関のほかに、邸内より少し階段を降りた場所に、海岸側に玄関がございます。

この玄関の外は堤防の歩道で、海岸にすぐ行けるようになっておりますので、ご活用下さい。

全てのお客様の数をフォローするほどのご用意はございませんが、自由にご利用いただけるビーチサンダルや磯遊びグッズもご用意しております。

なお、非商業空間を意図した邸内ですので、海岸玄関を知らせる案内看板はございません。分かりにくいときはスタッフにお声掛け下さい。

写真の左側の明るい階段の先が大洗海岸です。(ちなみに右側の先はお食事処です)

海岸玄関の外には、足を洗う蛇口と、1グループ単位で貸し切れるつくりのシャワールームがございます。

海水浴に行かれるときの更衣室として、また泳いだ後に身体に付いた海水や砂を洗い流すのにご利用下さい。

タオル・ボディーソープ・シャンプー等も備えております。

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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。  

里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/

ご予約お問い合わせは/  電話 029-267-2101


場所が分かりにくい、入りづらい宿 /大洗の旅館 里海邸

2014年08月05日 | 里海邸について詳しいお知らせ

はじめて里海邸にお越しになられるお客様は、里海邸の建物か分かりにくいため、車で通り過ぎてしまう方が多くいらっしゃいます。ご不便をお掛けして申し訳ありません。

里海邸は、大洗磯前神社の近くにある交差点の大鳥居をくぐって、旅館街の海岸通りを270メートル進んだ海側にございます。道路沿いの5階建ての建物ですので、建物が隠れ家というわけでもありませんが、大きな看板もございません。

里海邸の入口にぼんやりと、小さな表札で「里海邸」とあるのみです。

里海邸は商業施設としての佇まいではなく、民家の佇まいです。

あまりの素っ気なさに、最初は皆様も「まさかここが?」となるのかもしれません。

 

多くの人の来店を誘うように設計される商業施設は、とても親切ではありますが、別の見方をすると、不特定多数の人が出入りできる外部空間とも言えます。ですので、ホテルや観光旅館風のアプローチスタイルでは、別荘風の安心感を提供するのは難しいでしょう。

里海邸は、場所が分かりにくい、旅館に見えない、玄関が分かりにくい、玄関で靴を脱がなければならない、邸内では人に案内されないと、どこに行ったらよいか分からない。と、無い無いづくしです。

2重3重に関所を通過するようなものですが、その面倒があるほど、邸内で過ごしている安心感は大きくなります。お城の中の心理と同じですね^^ 

それに、靴を脱がないと私はリラックスできません。

そうした安心感のある別邸に、美しい海が広がっております。

 

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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。  

里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/

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春から夏の大洗(まとめ)|磯遊びと潮干狩り。海自然の魅力を愉しむ季節 /大洗の旅館 里海邸

2014年05月06日 | 里海邸について詳しいお知らせ

大洗の海自然の魅力は、春から夏にかけてがピークとなります。


大洗海岸は、日の出スポットとして有名ですが、実は生息する海藻の種類が日本一という自然豊かな海岸です。春から夏には様々な海藻が岩礁を覆います。また、大洗サンビーチは日本初のユニバーサルビーチとして知られる遠浅の安全度の高い海岸。ビッグスケールの海水浴場として人気のビーチです。大洗には、このような恵まれた海資源がございますが、一年を通して、春から夏がいちばん魅力的です。

 

それは、この時期だけ潮の干満がとても大きく、

引き潮によって普段見えない大洗の海面下の魅力が見えてくるからです♪

 

里海邸は目の前の大洗海岸が庭のように広がるロケーション。


里海邸より徒歩で行ける磯遊び。そして里海邸からお車で5分の大洗サンビーチで楽しむ潮干狩り。里海邸を滞在の拠点に、海自然に包まれた充実の余暇時間をお過ごしいただけます。

 

磯遊び&潮干狩りの日程選びに便利なご宿泊プラン


皆様が磯遊びや潮干狩りが楽しめる大きな干潮のご宿泊日をチョイスいたしました。ぜひご活用下さい。(こちらのプランは、友の会限定となりますので、新規の方はご入会をおすすめします)
 

宿泊プラン・・・【磯遊び、潮干狩りに向いた日に泊まる】◆海辺の別荘宿の春から夏。小さなお子様と一緒に海自然でのんびり遊ぶ休日【夕朝食付】

◎上記リンクをクリックで、オンライン予約ができます。

◎お電話でのご予約は⇒℡029-267-2101(直通)


里海邸から歩いてゆける大洗海岸で磯遊び

※磯遊びエリアに関する重要なお知らせ(H24.5.9追記)

 平成24年5月上旬より7月中旬まで、茨城県茨城港湾事務所の発注により、大洗海岸旅館街エリアの海岸砂利撤去をすることになりました。万が一の津波や高波に備えて防波堤高さを確保するために実施されます。そのため宿前の海岸地形が作業中、一時的に凹凸や勾配が大きくなっておりますので、安全のため作業エリアへの立ち入りはご遠慮下さい。磯遊びは、作業エリアの外(里海邸より左手100mの海岸より北側の磯)でもできますので、よろしくお願いいたします。


◎時期は4月~8月上旬の干潮時がベスト。 ⇒ 詳しくは 大洗の干潮時刻(pdfファイル) 

◎岩場はすべりやすく、波の流れが変化しやすいので、くれぐれもご注意下さい。

◎2014年春の大洗海岸の写真(平成26年5月2日の干潮時に撮影)

写真左上の右から2番目の建物が里海邸です。この浜は、礫浜(レキ浜)と呼ばれる大小の玉石と砂浜が混在した海岸で、波打ち際の岩礁の形成年代は数千万年と言われるジオサイトとしても知られております。 ⇒ 大洗海岸ジオサイト

 

里海邸より波打ち際まで直線で最短40メートル。


波打ち際からの眺めです。干潮時には、普段水面下にあって見えなかった岩や群生する海藻が顔を出します。


逞しいアラメの群生


カジメと似ているので混同されやすく、アラメのことをカジメと呼ぶ人も少なくありませんが、アラメは茎部分が二股に分かれておりますがカジメは茎一本です。岩の上のほうにあるのは一般にアラメのようです。大洗では漁業権が設定されているらしいので、一般には採取することが禁じられています。

 

海苔に覆われたスベリ岩。


海の苔(コケ)と書いて、海苔と呼び、大抵は岩にベタッツと張り付くような感じに見えるヘニャヘヒャした海藻類は海苔のたぐいです。この天然の海苔はよく岩海苔と言われ、いくつか種類があります。食卓で一般に食べる養殖の海苔と比べて磯の風味が強いと言われます。海苔の上と歩くととてもすべりやすいのでご注意下さい。大洗では漁業権が設定されておりますので、一般には採取することが禁じられています。

 

タイドプール(潮溜まり) 


タイドプールとは、大洗では「だまっこ」と呼ぶ、干潮時のみ現れる海水の水たまりのことです。春から夏にかけて、海藻がびっしり生えて、小魚、ヒトデ、カニ、ヤドカリ、アメフラシ、イソギンチャクなどが増えてくる様子を観察できます。

タイドプールの解説(wikipediaより出典)

◎タイドプールは、海岸において、満潮時に海水につかる部分が干潮によって陸に出たときに、その地形によって海水が残る部分を指す言葉である。

◎タイドプールは海中とちがって、潜水などの技術・装備が不用なので、海産生物の観察には極めて好適な場所である。干潮時を見計らって海岸へ出向くだけで、多様な生物が観察できる。ちょっと見にはほとんど動物が住んでいないように見えるタイドプールであっても、しばらくじっと観察すれば、あちこちの孔やすき間からエビや魚が顔を出すのを見ることができるはずである。積極的におびき出すべく、ちょっと餌を仕掛ければ、様々な動物がそれをつつきにやってくるのを観察することもできる。

 

潮溜まりのアゴハゼ。簡単に釣れます


地元では「バッコ釣り」と呼ばれ、地元の幼稚園の中には親子でバッコ釣りのイベントが実施されているようです。竹竿に糸と釣針を取り付けただけのシンプルな釣竿さえあれば、アゴハゼは釣ることができます。エサは岩の上にびっしりついている黒いしおり貝(ムラサキイガイ)。この貝を足元の石ころで叩いて割り、取り出した身を釣り針につければ、潮溜まりに竿をおろすだけで釣れます。

 

波の洗い岩場に、ヒジキ有り


海岸でのヒジキは、このような薄いお茶のような上品な色をしております。生態があまり知られていないのは、一般には生食向きとされず、乾燥加工されて売られているため。大洗海岸のような波が荒い岩場の潮間帯は、ヒジキが好んで生息するとのことで、よく見ることのできる海藻です。大洗では漁業権が設定されておりますので、一般には採取することが禁じられています。


磯遊びは「神磯の鳥居」が目印です。


大洗海岸の磯遊びスポットはこの鳥居の左右、数百メートルに広がっておりますので、目印にすると良いかもしれません。ですが、鳥居の立つ岩場の周りは水深が深く、水の流れが早いので、決して近寄らないで下さい。神磯鳥居には拝され、磯遊びは少し離れた浅いところでお楽しみ下さい。

 

潮干狩りは、大洗サンビーチで 


潮干狩りは里海邸よりお車で5分のところにある大洗サンビーチで楽しめます。海岸の幅が全長1.3kmの遠浅の海岸で、とにかくフィールドが広大!

◎時期は4月~8月上旬の干潮時がベスト。 ⇒ 詳しくは 大洗の干潮時刻(pdfファイル) 

◎人為的に貝を撒いた潮干狩りではなく、自然の貝を採取する潮干狩りですので、採取制限があります。⇒大洗町役場「潮干狩りはルールを守って楽しみましょう」

◎2014年春の大洗サンビーチの写真(平成26年5月4日の干潮直後に撮影)

 

駐車場から波打ち際まで500メートル。


大洗サンビーチは浜の全幅が1300メートルもありますが、奥行きも500メートルあると言われるほど巨大です。写真は駐車場あたりから波打ち際を眺めた風景です。水辺がほとんど見えません(笑)元々はこれほど奥行きがあったわけではなく、絶え間なく砂が集まり続けているため波打ち際が前に伸びているのです。大きな荷物を持って歩くのはちょっと大変な距離になってしまいましたが、このだだっ広さは抜群の非日常感があります。ビーチバレーのコートが立てられていたり、ラジコンカーを走らせている人もいます。歩きながら、都会の喧騒を忘れてボーッとしていても、ぶつかるものがありません。

 

原っぱの先は広大な砂浜が続きます。春にこのあたりを歩くと、鳥の鳴き声がほほえましく聞こえます。砂浜のどこかに巣でもあるのか、時々なぜか人を威嚇するような動きを見せてびっくりしますが。。。


遠浅が魅力のユニバーサルビーチ


大洗サンビーチは、水際が水のヴェールを広げたような風景。遠浅で子供が遊びやすい海です。またこの高低差の少ないこのビーチは、大洗サンビーチを活動拠点とする「大洗サーフ・ライフセービング・クラブ」の尽力により1997年に日本初のユニバーサルビーチとして開設され注目を集めています。ユニバーサルビーチとは、お年寄りや身体に障害を持った来場者も不自由なく楽しめる海水浴場のこと。砂地を走行し水に浮く、水陸両用の車椅子も用意されています。2007年に「平成19年度バリアフリー化推進功労者」として内閣府特命担当大臣表彰奨励賞を受賞しています。安全度と快適性をテーマに取り組みを続けている海水浴場です。


砂がきめ細かく、素足に心地よい


大洗サンビーチに堆積している砂はとてもきめ細かく、径1mmを超える砂はほとんど見られません。ですので、素足で歩いても足裏の負担が極めて少なく、歩いていて「アイタタ!」となることはほとんどありません。砂山づくりや砂文字を書くフィールドとしても抜群の環境です。しかながら強風が吹くと砂が舞いますので、目を保護する用意もあると安心です。


5月~8月上旬の干潮時は、潮干狩りのベストシーズン


春から夏の初めの頃まで、満月や新月の夜が訪れる日の午前中からお昼頃の時間帯に、大潮による大規模な干潮が見られます。こうした大きな引き潮は一年の中でこの時期だけです。しかも都合のよいことに引き潮のタイミングが朝から昼頃であることが多いのです。干潮時の波打ち際は大きく前進し、砂浜が拡大します。これが潮干狩りをするタイミングです。潮干狩りのフィールドでは、掘り返した穴と砂山で、まるでモグラの穴のような砂山が無数に広がる風景が形成されます。

◎潮干狩りのスケジュール ⇒ 詳しくは 大洗の干潮時刻(pdfファイル)

潮干狩りのスケジュールの中で、おすすめは5月~6月。引き潮の潮位が特に低いので、成果も高くなるかもしれません。


巨大なフェリー「さんふらわあ」が午後14時前に出現


午後14時前、大洗サンビーチで潮干狩りを終えてのんびりしていると巨大な船が現れます。北海道・苫小牧からの船旅を終えた「さんふわらあ」がサンビーチ西岸の目の前を横切って隣りの大洗港に到着します。日曜日以外はほぼ毎日このフェリーの威容を眺めることができるようです。ちなみに大洗港からの出発は18:30ですので、フェリーで一晩眠れば翌日の13:30に苫小牧に到着します。

 

大洗はサーフィンの聖地


大洗サンビーチは、初心者から上級者まで楽しめるサーフスポットでもあります。サーフィンをはじめてみたい、あるいは一回トライしてみたいという方にもおすすめです。私も最初のレッスンでボードの上になんとか立つことができて、海の上を滑ることが本当に気持ち良かったです。里海邸でも、用具やウェアのレンタルと丁寧に指導してくれるサーフィンスクールをご紹介いたしますので、お気軽にお問合せ下さい。

 

春から初夏にかけての大洗の魅力、伝わりましたでしょうか?

海自然を一番感じるのはこの時期です。海に癒されたくなりましたら、ぜひお越し下さい。

ご宿泊もお待ちしております♪

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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。  

里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/

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海辺の心落ち着くお風呂/ (茨城県大洗 海辺の別邸 里海邸)

2014年03月22日 | 里海邸について詳しいお知らせ

ここは特別室「明神の部屋」のお風呂です。

最近のお風呂はボタンひとつでお湯が自動で張れるので、便利ですね。

波打ち際のモダンな洞窟といった雰囲気の、余計なものが無いシンプルな浴室です。

イギリスの地理学者J・アップルトンによれば、人も動物もいちばん落ち着く空間は「隠棲と探索」」あるいは「眺望と隠れ」。

つまり外敵から見えにくく、侵入されにくい、そんな隠れ家のような場所でありながら、外敵の存在がよく見える眺望も合わせ持つ場所こそが、

心を落ち着かせ、本能的に美しいと感じてしまう場所なのだそうです。

洞窟のような暗い浴室から眺める青い海。

浴室の壁が黒のタイルで埋め尽くされていて、ちょっと驚くかもしれませんが、

J・アップルトンの説に基づく癒しの原風景を視覚的に再現した浴室で、心から安らいで頂ければと思っております。

さらに、外の眺めが苦手という方や、夜の浴室は一般に外から見えやすいため、浴室内の照明は最小限にとどめ、また浴室用ブラインドで視界を遮ったり、自然光の明るさを自由に調節することで、お客様のもっとも落ち着くコンディションに設定することが可能です。

黒壁と対比して、湯船は檜の素材感や色彩が心地よく、かなり大柄な大人の方でも十分に足を伸ばせるサイズ。2人でも入れそうです。

お湯は里海邸の向かいにある大洗山・大洗磯前神社の鎮守の森から引き込んだ湧水を沸かしています。

大洗磯前神社にお水取りの旅をするお客様に、関心が寄せられるお水です。

水量が相当ありまして、水道の無かった時代には漁村の暮らしを支える大切なお水だったようです。

明治時代の絵には当宿の近くで海に注がれる滝が描かれていました。

東日本大震災のとき、公共水道が完全に止まってしまったときも、この水は大変役に立ちました。

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木の椅子の話/ (茨城県大洗 海辺の別邸 里海邸)

2014年03月17日 | 里海邸について詳しいお知らせ

椅子と椅子がなんとなく、手をつないだかのように佇んでいます。

小さい頃は、ご家族や兄弟、友達とよく手をつないていたものですね。



里海邸の木の家具たち。

素肌に心地よいこの椅子は、茨城県の八郷という地域で製作されました。

 

木の椅子は、座面が木ですから、当然固く、おしりが痛いのでは?と思う方、ぜひ座ってみて下さいね。

おしりが痛くなる理由は、同じ姿勢を続けることで身体のある部位に荷重負担が集中し、それを緩和される動きがとりにくい形状であることです。

特にシート部分の座面角が深すぎると、足が支えていた分の荷重がお尻と背中に集まってしまい、だんだん痛みを感じてきます。

そこで、長時間疲れない椅子づくりを目指し、座面角やアームの位置、背もたれの角度や形状を、木工家具作家の大場さん長谷川さんと相談を重ねてゆきました。椅子づくりは本当に時間がかかりました。

姿勢を容易に変えやすい構造により、お尻、足、腕、背中にお好みの荷重分散ができるようにしつつ、安楽感のある休みの姿勢にスイッチできる椅子を、検討重ねてつくられたのがこの椅子たちです。

 

木の素材感は大好きです。

邸内では素肌に浴衣などの薄い室内着をまとって過ごすことが多いため、

無垢の木の温もりのある椅子に身体全体で触れることは、とても心地よいものですね。

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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。  

里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/

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冬の朝は、お部屋で心地よいバスタイム

2014年01月29日 | 里海邸について詳しいお知らせ

「夏海の部屋」のお風呂です。

冬の朝は日の出が遅く、特にこのお部屋タイプは日当たりも良いので、午前中は明るいバスタイム。


檜の湯船も、手足を十分に伸ばせる大きいサイズです。

お湯は、鎮守の森から引き込んだ大洗磯前神社のフレッシュな湧水を一気に沸かしておりまして、

オートストップのバス水栓のボタンを押して、およそ12分程度で十分にお湯を張ることができます。 

湯船に熱い湯が落ちると、檜の香りが広がり、心地よく、湯張りも楽しいです。

 

この時期の大洗は氷点近くの気温となりますが、

私はこの時期、ちょっと熱めの湯船を楽しみます♪

湯上がり後も身体がポカポカで、テラスで涼しい海風に吹かれても寒くありません。

冬の朝、日当たりも抜群で、のびのびと気持ちの良い朝でした。

 

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大洗海岸 オーシャンフロントの海辺別邸

里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/


絶景好きの方へ。1月~2月中頃は海景色のベストシーズンです。あたたかい邸内からお愉しみ頂けます。

2014年01月13日 | 里海邸について詳しいお知らせ

里海邸の1月から2月中頃までは、一年のなかでも眺めの美しい時期です。

絶景好きの方はぜひ、この時期の里海邸にお越し下さい。

 

年を越すと天候も比較的安定し、晴天率が高く、

また里海邸にとっても日の出の位置が水平線の真ん中あたりに昇るので、

シンメトリーな日の出風景が見られるようになります。

日の出時刻が6時半~6時50分ぐらいですので、

無理な早起きをしなくても日の出をご覧いただけます。

(参考までに、真夏の日の出は4時30分~5時ぐらいです)

全国的に冬の厳しさが深まる時期でも、

沿岸地の大洗は、内陸に比べて寒くないほうで、

雪も年に1度あるかないかというほど降りません。

 

雪の代わりに、海を白く化粧するのは気嵐(けあらし)。

海の冬の風物詩は海上に広がる薄い白の風景ですね。

 

里海邸は、季節に合わせて快適なご滞在となるように、

冬の日の出の方向に窓が設けられております。

冬の朝日のポカポカした光が、部屋や邸内の奥まで届いて、

お日様の心地よさを実感できます。

また離れの宿とは異なり、邸内全体が温められておりますので、

お子様からご年配の方まで、のびのびとお過ごしいただけます。

アツアツの鍋を囲んだり、暖炉のそばで読書したり、温かなお風呂に入ったり

元気をチャージして下さいね。

 

◆・・・◎・・・◇・・・◆・・・◇・・・◎・・・◆・・・◇・・・◎

大洗海岸 オーシャンフロントの海辺別邸

里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/


ご宿泊のお問合せは・・・


波打ち際で「ひとやすみ」| 五感を洗う海辺の別邸
里海邸 金波楼本邸
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6883
電話|029-267-2101(受付9時~21時)
ホームページ|www.satoumitei.jp