木のぼり男爵の生涯と意見

いい加減な映画鑑賞術と行き当たりばったりな読書によって導かれる雑多な世界。

2013年 本、映画、音楽、動画

2013-12-30 15:14:43 | 日記


2013年 本、映画、音楽、動画

まずは、印象に残った本。
と言っても、そもそもあんまし本読んでない一年。。。

「心臓抜き」ボリス・ヴィアン
「遠い声 遠い部屋」カポーティ
「夜の来訪者」プリーストリー
「死んでいる」ジム・クレイス
「ブラッド・メリディアン」コーマック・マッカーシー


そして、映画。
新作は見逃したものが多いので、来年に持ち越し。

『断絶』(1971年アメリカ)
『ウィッカーマン』(1973年イギリス)
『テッド』(2012年アメリカ)
『マリア・ブラウンの結婚』(1979年西ドイツ)
『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(1966年イタリア)
『召使』(1963年イギリス)
『女王陛下のダイナマイト』(1966年フランス)
『ホーリー・モーターズ』(2012年フランス・ドイツ)
『ゼロ・グラビティ』(2013年アメリカ)


これでもかというほど繰り返し再生した動画

John Keats-Ode to a Nightingale ベネ様の朗読とBGMが最強のうっとり度数
Tim Minchin-Dark Side(Awesome Version)ジャジーロック最高のおバカ度数に熱狂
William Shatner-Common People ある意味、反則。でも最強。やみつき。


The Jam-Ghosts
Kasabian-Shoot The Runner
Under Pressure (Queen,David Bowie)
The Black Keys-Lonely Boy (Official Music Video)
Tom Waits-Grapefruit Moon
David Hallyday,Laura Smet-On Se Fait Peur
Arctic Monkeys_Teddy Picker (2007)
Leningrad Cowboys_Those were the Days by Aki Kaurismski 〔High Quality〕

アイルランド三連発─アイルランドに引っ越そうか思う。。。
Bell X1 | The End is Nigh
Walking on Cars-Catch me if you can
Hozier-Take Me To Church


Handsome Men's Club (Jimmy Kimmel Live)
“Weird Al”Yankovic_Smells Like Nirvana


そうねぇ、
来年は本でも書こうか─?

「自滅ッター列伝 炎上への道─アカウント削除という名の無名税~その時誰かが‘訴訟’と囁いた~」

「世界遺産への落書きの詳細なる分析─旅行におけるアドレナリン増加による行動~人格と軽率さの考証」

「脳医学からみたアジアの友好と未来─砂糖で結ぶスイーツ交流~ほどよい甘さとは?」

「Just Do it!垂れ流される情報にエレガントに踊らされ、セクシーに流される方法」

「空想科学経済学:にわか雇用で現実逃避─おもてなしが、一時的に経済を救う~その後?それはまた別の話」

「俺のベジタブル~草食系レストランの挑戦 店入ったら、畑ってどういうこと?」

「ブラック企業 カバでもわかるカラーチャート集」

「ニートは宝くじを買うべきか?~ニートの貯金事情にみる来年のFX指数」

「勝ち組に騙されない為の負け組みサバイバル術~遠吠えにかける青い春」

う~ん、、、企画倒れやな。。。

《47RONIN》

2013-12-20 15:12:32 | 日記


『47RONIN』(2013年アメリカ)

この企画、大丈夫?

ということで、足取り重く映画館へ。

ロード・オブ・ザ・リングが始まったか?
いや、SAYURIか?
え?敦煌!?
で、いきなり─もののけ姫が繰り広げられる。
。。。
その後は、ラスト・サムライと里見八犬伝煮込みマクベス風味。
一部、パイレーツ・オブ・カリビアン。。。
なるほど、ね。
って納得するかぁー!!

そもそも物語りの発端がキアヌ扮するカイって・・・
そこから始められちゃったら、
忠臣蔵的には「違います!」大合唱するしかなかろーが。
反射的に思いっきし否定してまうがな。
ま、それを乗越えつつ、ハリウッドを信じねば、と念じつつ。

諦めた─。

凛々しいキアヌ(相変わらずセリフはボー読み。でもキアヌなら可。)を中心に提供される
アトラクションとして楽しむことにする。
んだけど~。
なんか~、誰が主役なのやら感が漂いすぎ。

真田さんの落ち着いた役者ぶりが、予想以上にみごと。
もちろん、アクションも上手いし。
で、女優陣が大健闘。
柴咲さんたら、文句のつけようのないヒロインぶり。
菊地さんの妖怪ぶりも堂に入ったもんで、ドラゴン化しても魅力的。
更に、りく役の國元さんもかなりイイ感じ。
アジア的しっとり感(清楚って言うべきか?)と清潔感(だから清楚だってば)。

三女優に満足したところで、天狗きたー!

きたけど、即効却下。
天狗、デーモン扱い。
年老いたジグソウみたいなことになってますけど。
(ほっペにクルクル書いてやるぅぅう!)
天狗猿のほーが、よっぽど、、、
スシ、フジ、テ・ン・グ。
いっそ、世界中に広めてくれ。

おっと。
取り乱したら、負けや!

アメリカ資本でほぼ日本人キャストで製作された大作。
ストーリー、衣装、セットとちぐはぐ。メチャクチャですけど。
取り乱したら、いかんぜよ。
この戦、パニくったら負けや!!
ん?
参戦せよ!って、そういう意味か?

アメリカ資本に、おもてなしの心で臨みたい一本。

『47RONIN』(2013年アメリカ)
監督:カール・リンシュ、原案・脚本:クリス・モーガン、原案:ウォルター・ハマダ、脚本:ホセイン・アミニ、
撮影:ジョン・マシソン、プロダクションデザイン:ヤン・ロールフス、衣装デザイン:ペニー・ローズ
出演:キアヌ・リーヴス、真田広之、浅野忠信、菊地凛子、柴咲コウ、赤西仁、田中泯、
ケイリー=ヒロユキ・タガワ、國元なつき