３時には寝ます！！「エミリー・ローズ」

CMや予告で観て、「こ、こわそ～！！」と思いつつも、
実話に基づいた映画というところに惹かれて　観に行きました。

「エミリー・ローズ」

敬虔なキリスト教徒の女子大生、エミリーが無残な死をとげた。
彼女は”悪魔憑き”であり、その悪魔祓いを行った神父は、
過失致死として起訴される。エミリーの死の真相とは？
悪魔の存在とは？？

これ、ホラーじゃないですよ！！
よくできた法廷劇だと思いました。

私は　エミリーのような鋭い感覚も、宗教心も持ち合わせていないから
悪魔や霊や神の存在って　実感したことないんですが、
科学で説明のつかないこと、人間ではない何か、は
絶対に存在すると思います。

だから、この映画を観ていて、もう、
そりゃー絶対に悪魔でっせー！！悪魔に決まってるー！！と　
憎たらしい検事の言うこともなんのその、
このエミリーの怪死の原因と、彼女の思っていたことに
惹きつけられていました。

精神を病んだ人の幻覚や妄想とか、いろいろな事柄が
重なり合って　時には考えられないような悲劇を生むことも
あるでしょう。でも、そうなること自体も、何かの力が
働いているのでは・・・？ナンテね。

エミリーの手紙が　ちょっと意外で（キリスト教徒の人にはすんなり
受け入れられる話なのかもしれないけど・・・）
そんな深い意図が隠されていたのか・・・と感動してしまいました。
ええ、アナタの想いは　東洋の不信心者にも　十分伝わりましたよ。

ローラ・リニーは、こういうシッカリした女性役が似合います。
出演作けっこうたくさん観てますが、いい女優さんです！
誠実で信念のある、頼れる神父、トム・ウィルキンソンも、
シブイおじさんだし。
憎たらしい検事役のキャンベル・スコット、昔よく出てたなー。
最近、こういう”YA世代スター”の復活（？）を目にしてうれしい。

そして、なんといってもジェニファー・カーペンター！
よくがんばりました！！撮影中、怖いことなかったのかな？？？

いつも夜更かしして、たまには３時ごろにもなってしまう私ですが
３時は悪魔の活動する時間らしいので、これからは絶対に３時まで
起きていないことにします。