中古レコードのタチバナさんは昭和36年創業。
当初は新譜のみの取り扱いだったようだが、時代の流れの中で今は中古レコードを扱う。
大手とは違うこだわりに根強いファンがいる。
2012年からは我が家から山越え徒歩で20分ほどの横浜市青葉区鴨志田町に店を構える。
時間を見計らって鴨志田へ。



ガソリンスタンドのブタさんは本日も昼寝なり。




中古レコードのタチバナさん。

第11回蓄音機コンサート。


湯河原在住の懐かしのレコードを聴く会代表の村田淳一氏が所持する蓄音機とレコードのコンサート。
村田さんは現役時代は音楽関係ではなく音響機器関連のお仕事をされていたそうだ。
今は好きが高じて現役時代から収集していた蓄音機とSP盤で各地でコンサート等を開いておられる。

会場内の蓄音機は3台。

巨大な黒いホーンは村田さんの手作り!
今や骨董といっていいようなSP盤をより良く再生するために工夫されたようだ。
ラッパ型のホーンが付いてるのはインテリアとしてもお馴染みのザ・蓄音機。
箱型のは場所をとらないように開発された昭和初期の内蔵型。

曲のラインナップは昭和3年~昭和35年の童謡。


村田さんの解説をはさみながら蓄音機からなんともやわらかい音が流れてくる。

初めて聴く曲ばかりだったけどいい音が出るものなんだなぁ(^^♪
童謡歌謡「花子の旅(対話入り)」という推定昭和9年のSP盤は不思議だった。今でいう旅番組の子供向けみたいな内容だ。レコードは音楽しか入っていないものと思っていた。
お伺いしてみたら、ラジオが出たのはいつでしたっけ?と逆に問いかけられて答えに詰まった(^^;
そういえばラジオ放送っていつから始まったんだっけ?
1925年大正14年。でも東京の限られた場所と限られた人しか受信できなかった。
民放が開局して一般にも広く普及し始めたのは1951年昭和26年。
そうか。SP盤には今のラジオやテレビのような役割もあったんだ!
プログラムが終わり、江利チエミ氏歌うホワイトクリスマスが箱型蓄音機から流れてきた。

しみじみと、クリスマスだなぁ。

このビクターのワンちゃんはニッパーくんというのか。

今日は楽しかったよ(^^)/