

今日は、息子の引っ越しだ。といっても、近い至れり尽せりの会社の独身寮に入れてもらっただけだから、簡単。でも本人にとってみたら、初めて親元を離れるわけで、有給をいただいて準備に余念がない。
そして、とっても楽しそうだ。
そういえば、私も初めて親元を離れた時は、わくわくしていたっけ。
仕事終えて帰宅。
真っ暗な玄関に入った時、なんだか、涙が出てきた。
今宵から楽になったはずなのに。
朝、バケツ桜から、彼は一枝切り取った。ペットボトルにでもいけると言う。でも、枝ぶりが収まりそうになく、小さなガラスの花瓶を持たせる。そんな風流な子だったっけ・・・
ありがとう。
こんなどうしようもない母親の元に生まれてきてくれて25年も一緒に暮らしてきてくれて、ほんとうに、ありがとう。母さんは、楽しかった。
きんとゆきも寂しそうだ。


覗いてもお兄ちゃんはかまってくれないもんな。
ま。
今週末には、帰ってくるだろう。帰ってこないスパンが長くなってなってきて、やがては、慣れる。んだろうな。
ありがとう。