長野市の家では菩提寺の住職にお経をあげていただいてる。
菩提寺は浄土真宗本願寺派だから私もふらりと築地本願寺へ。



伊東忠太の傑作。






隣りの旧築地市場は今でもにぎわっている。


建物見物に神社仏閣教会には行くけど宗教心はほぼ無い。
でも一応は帰命無量寿如来から始まるお経を唱えてみる。

結局は南無阿弥陀仏。

仏陀はあの世があるともないとも言っていなかったはずだなぁとか思いながら、銀座へ。













蓮如が書いた御文章の白骨章だけはなんかぐっとくる。


朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり・・・
父はたぶん娘のことをもう覚えていないかもしれない。
母は今でも涙する。
私はどうだろう?
もしあの世とやらがあるなら妹に再会する日もそんなに遠くはなさそうだ。
それとも妹は風になっているのか?それともどこかに生まれ変わっているのか?
彼岸へ渡ってみなければわからないなぁ。。。
ただ、老いた姉妹が互いを気遣いながら仲良く買い物していたり食事していたり歩いているのをみると、ふと涙がにじむことがある。かな。
仏壇とかは無いけど銀座凬月堂さんの上生菓子をお供えして蝋燭を灯す。

今日は初雪。