最寄り駅はJR根岸線本郷台駅。
駅前の案内板に古墳があった。

寄れたら寄ってみようかなと調べたら駅に近い。
日暮れの道を急ぐ。

石仏さまの横のトンネルから穴が見えた。



階段と手すりがあるな。

と思いきや、通行止め。

確かに脆そうだ。

七石山横穴古墳群。
古墳時代末期。いたち川沿い。人骨・土器・鉄器・玉等出土。鍛冶ヶ谷式。。詳しい説明は案内板。

群というからにはたくさんの横穴墓があったのだろうけど、今はあそこのひとつだけかな?

駅にむかいながら、それにしてもよく残ったと思う。


当時のいたち川はどんな風に流れていたのかな?とも思う。

この横穴墓がなければこの土地の歴史の積み重ねを実感することはできない。
今だけ切り取られたつながりのないただの住宅地。
あれ?なんだこれ?
古墳か。
こんなとこにも古墳があったんだ。
古墳ができる前から人は住んでいたのかな?
弥生時代?縄文時代?それとも石器時代から?
そのはるか遠い時代からつながってきて自分がここに存在する。
そのどこで切れても自分は存在しない。
そう思うと、安易に他人も自分も殺してはいけないと思うのだなぁ。。
