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今日のころころこころ

2023・3・8 川崎市岡本太郎美術館「第26回岡本太郎現代芸術賞展」。足立篤史。澤井昌平。関本幸治。レモコ・レイコ。

川崎市岡本太郎美術館へ今年のTARO賞の入選作品を見に川崎市岡本太郎美術館へ。
今日も暖かい。もう河津桜は終わり。


川崎市岡本太郎美術館「第26回岡本太郎現代芸術賞展」。
会期は2月18日~4月16日。
「岡本太郎現代芸術賞」は、時代に先駆けて絶えず新たな挑戦を続けてきた岡本太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突き付ける作家を顕彰するべく設立された。
26回目の今回は、595点の応募があり、23名が入選した。
今回は岡本太郎賞と岡本敏子賞の該当者作は無く、特別賞は、足立篤史、澤井昌平、関本幸治、レモコ・レイコの4氏だった。


足立篤史。
「OHKA」。
作品サイズ・100×500×600cm
素材・新聞(昭和19年~20年発行、日本):図引和紙:コンニャク糊:送風機
OHKAは桜花。
第二次世界大戦中に特攻専用のロケットエンジンによる航空機として開発された。片道だけの燃料を積んで若者たちは飛び立ち死んでいった。
足立は実物大の桜花を再現し当時の新聞紙で覆った。
こんな程度のもんで若い命が失われていった。

澤井昌平。
「風景|Landscape」。
作品サイズ・500×500×500cm
素材・キャンバス:油彩:アクリル:コラージュ
澤井はコロナ禍以降筆が早くなったという。
一日に必ず一枚完成させたという。
「今日も実りある1日だった」と思い込みたかったのかもしれない。とは、本人の弁。




関本幸治。
「1980年のアイドルのノーパン始球式 The Idol's Novan Opening Pitch Ceremony in 1980.」。
作品サイズ・500×500×500cm
素材・自ら制作して撮影するためのセット:素材はミクストメディア

なかなかにわけのわからないタイトルに対する本人の弁が壁に貼られている。
どうも関本は1980年に何かキーワードを感じているようだ。
たった1枚の写真。
そのたった1枚の写真を撮るために、3年を費やしたらしい。

難解でメンド―なのである。
でも存外とどんな人でも内部はそうなのだ。

レモコ・レイコ。
「君の待つところへ|I'll go where you're waiting.」。
作品サイズ・500×500×500cm
素材・ペン:アクリル:墨:紙:布:プラスチックダンボール
コロナ禍は辛かった。ほんとうに辛かった。
今はどこに行っても人混み。うんざりしながらもそのエネルギーが嬉しい。



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