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2024・1・11 東京都現代美術館 MOTアニュアル2023「シナジー、創造と生成のあいだ」。やんツー。花形槙。菅野創+加藤明洋+綿貫岳海。

東京都現代美術館。



MOTアニュアル2023「シナジー、創造と生成のあいだ」。
会期は2023年12月2日~2024年3月3日。
「MOTアニュアル」は1999年に始まり、若手作家の作品を中心に現代美術の一側面をとらえ、問いかけや議論のはじまりを引き出すグループ展のシリーズ。
19回目の今回は、アーティストの想像力や手仕事による「創造」と、近年、社会的注目を集めるNFTや人工知能、人工生命、生命科学などのありようを反映するかのように自動的に生まれる「生成」との間を、11組のアーティストによる約50作品を通じて考察する。
という。

やんツー。

やんツー(1984~)は、日々変容し続けるテクノロジーや社会状況をいち早く捉え、人間とテクノロジーの関係、身体性や現代の主体性の在り方についてを問い、人間の行為を情報技術が代替する自律型の装置などを作品として制作している。
この展覧会では「発電」に焦点を当てたシリーズとして、大型重力発電装置によるインスタレーションを展開。
スイッチを押せばバイクが持ち上がっていく。
もう以前のように作品がうんともすんとも反応しなくて自分でも???という作家はあまりいなくなった。
つくづくとアーティストとエンジニアの境目ってなんだろとか思う。
いや境目という発想が古いんだ。
私は旧人類となっていく。



花形槙。
花形槙(1995~)は、加速する資本主義社会においてテクノロジーによる新たな身体を模索し、自己と他者、人間と非人間の境界をkk往来しつつ、「私」ではなくなっていく、「人間」ではなくなっていく肉体についての実践やパフォーマンスを展開する。
この展覧会では、身体にカメラとヘッドマウントディスプレイを装着して視覚の位置を転移させ、人の動きの再構築を試みる。




菅野創+加藤明洋+綿貫岳海。
菅野創+加藤明洋+綿貫岳海は、新しい技術が社会においてどんな意味を持ちうるかをユーモラスに問いかける。デジタル人工生命NFTロボット《かぞくっち》(2022年)は国内外で高く評価された。
この展覧会では、一般家庭にも普及めざましい掃除ロボットによる「戦隊」シリーズを通し、現代社会を見つめ直すストーリーを展開する。

思わずふき出してしまった「野良ロボ戦隊クレンジャー」!
クレンジャーグリーン。

クレンジャーブルー。

クレンジャーレッド。

クレンジャーホワイト。

クレンジャーゴールド。

おもろうてやがて悲しき鵜舟哉・・・
ロボットに感情移入するのではなくロボットが感情を持つ日がすぐそこまできているのかも。



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