ウルトラマンニュージェネレーションスターズ
始まりましたね、『ウルトラマンニュージェネレーションスターズ』!!
『ウルトラマンブレーザー』ロスを癒してくれそうな予感が、この第一話「セブンガー強化計画」から、しっかりと感じ取れましたね。
でも、ちょい驚きました。これまでの流れで、デバンがMCを務めるか、もしくは、パグが本格的に参戦してくるのか、と思っていたんですが、まさか、『ウルトラマンゼット』で活躍していたユカ隊員が登場するとは。しかも、今回のラストでは、謎のロボットや、『ウルトラマントリガー』で良い味を出していた、トレジャーハンターであるイグニスも姿を見せており、どうやら、二人と一体で、この作品は展開されていくようですね。
初っ端から、頭を抱えているユカ隊員。それは、上層部から、セブンガーの強化を命じられていたから、でした。まぁ、どこの組織の上層部も同じですよね、一番、難しい事を気軽にやれ、と言ってきやがります。セブンガーがポンコツ機だったなら、いくらでも強化出来ますけど、これで案外、セブンガーは戦えますからねぇ。搭乗者のセンスである程度は増減するにしても、最初の特空機だからこそ、十分な戦闘力を発揮できます。ある程度のカスタムも出来ますから、強化しろ、と言われても簡単じゃありません。ロケットパンチやドリルって言う、男のロマンの塊とも言える武器も付いてますからね、余計に、強化の余裕が、もう、ほとんど、ありませんわ。
とは言え、上層部から、やれ、と命じられた以上、やらなきゃいけないのが現場の辛い所。文句を垂れつつも、しっかりと結果を出そうとしているあたりに、ユカ隊員の真面目さが見えますね。そんなユカ隊員が、セブンガーを強化する方法を思いつくために取ったのが、これまでの戦いを振り返る事。セブンガーの活躍は多岐に渡ってますけど、やっぱり、私の印象に残っているのは、セブンガーがベリアロクとキングジョー ストレイジカスタムのタンクを巧みに使って、バロッサ星人を倒した戦いですね。
はてさて、ユカ隊員は、これから、どんな妙案を、ウルトラマン達の戦いを観る事で思いつくのか、期待大です。
爆上戦隊ブンブンジャー
第二話「情報屋は認めない」は、クールで現実を重んじるブルーと、天真爛漫で勢い任せなピンクの仲が、ほんの少しではあるにしろ縮まり、同時に、ブンブンジャーとしての結束力も確かに強まったストーリー展開で、実に爆上げでしたね。また、ラスボスの風格がある、と感じた見た目のデコトラーデが、実際は現場の責任者でしかなかったってのも、ちょいビックリ。ますます、終盤手前でブンブンジャー側に付きそうな予感がする。
恋人よりも、自分のハンドルを自分で握る楽しさを優先した未来は、これから、運び屋かつブンブンジャーの一人としての日常がスタートした事に胸を弾ませているようです。そんなテンションMAXな未来に対して、射士郎は冷ややかな態度で、未来を仲間として認めない、のスタンスを取ります。大也と自分のバランスが良いからこそ、それを崩されるのが嫌なんですかね。
けれど、リーダーであり、恩のある大也に、「俺が惚れこんだモノに間違いはあるか?」と言われてしまい、途端に、勢いが落ちてしまいます。自分自身が、大也に、その存在価値を認められ、今の生活に生き甲斐を覚えているからこそ、何だかんだで、大也が惚れこんだ未来にも「何か」がある、と感じたんでしょうね。兎にも角にも、今は、依頼を片付けるのが優先、と射士郎は待ち合わせ場所に向かい、未来は大也に背中を押される形で射士郎を追いかけます。
どうやって、射士郎に、自分を仲間として認めて貰おうか、と未来が悩んでいた矢先に、やってきたのは機密情報を持ってきた依頼人だけじゃなく、ソウジキグルマー。圧倒的な吸引力で、ありとあらゆるモノを吸い込む掃除機は、あっという間に、機密情報が入った鞄までも吸い込んでしまう。冷静に現状を把握している射士郎とは対極的に、まさかの敵出現に慌てふためく未来の温度差が酷いですわ。
ウェディンググルマーが暴れた時も巻き込まれた警察官を、どうにか助けたピンクだけど、気付いたら、ブルーの姿がそこにない。あの野郎、逃げやがった、と憤慨するピンクだけど、それを報告された大也は怒るどころか、「そりゃ、爆上げだな」と楽しむ始末。大也の反応に未来が面食らっていたのも束の間、ブンブンワゴンがその場に駆け付け、手当たり次第にモノを吸い込んでいるソウジキグルマーをマジックハンドで捕まえ、何処かへ連れ去っていきます。
ソウジキグルマーが放り出されたのは、大量のごみが山積みになっている集積場。ソウジキグルマーにとっちゃ、お宝の山も同然。活き活きとしながら、目の前のごみを片っ端から吸っていくソウジキグルマーだったけど、突如、吸引力が落ちる。その理由は簡単。素体となったのは、普通のサイクロン掃除機。怪物化したって、タンクの容量には限界があるのだ。初見で、タンクを満たせてしまえば極秘情報が入ったアタッシュケースを獲り返せる、と見抜いたからこそ、射士郎は大也の買い取ったごみ集積場に、ブンブンワゴンでソウジキグルマーを運んだのです。二人の阿吽の呼吸に感心する未来に、大也は射士郎が、その作戦を実行に移せたのは、お前が時間を稼いでくれる、と信じていたからだ、と告げました。真相はどうだったのか、そこは定かではないにしろ、射士郎が未来に少し心を許したのは間違いなさそうです。
仮面ライダーガッチャード
第26話「悪意をハバム、漆黒の風”ウィンド”」は、まさかの連続でしたね。
一つ目の「まさか」は、ラケシスの裏切り。まぁ、これに関しちゃ、前々から、ラケシスはグリオンに対して恐怖を抱いてましたから、驚きは小さいですね。ただ、単に裏切ろうとしているんじゃなく、ミナト先生に、仮面ライダーに自分を助けてくれるよう、頼んでくれ、と泣きつくのは、ちょっと、「おいおい」とはなりましたね。
しかし、ミナト先生も、やっぱり、まだ、迷いと恐れを振り切れてはいない様子。教師としての仕事っつーか、責務は、生徒らに「正しさ」を教え、育てる事です。そこは、ミナト先生、しっかり果たしている、と思います。だからこそ、ミナト先生は、成長した宝太郎たちの事を信じてやるべきだ、と思うんですよ。貴方が体を張って「教育」した宝太郎たちは、もう、自分で戦う力を持っているんだから、逆に、その強さを頼っても良いんじゃないか?
次の「まさか」が、グリオン側に、「ナンバー10」のケミーが、ほとんど集まってしまっている点。ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン、ゼグドラシル、テンフォートレス、クロスウィーザードは、元々、宝太郎たちがガッチャしていて、それらがプテラマルガムに奪われていた訳ですけど、まさか、グリオンが「ドラゴナロス」を既に持っていたとは。神獣モチーフの「ファンタスティック」の頂点は、やっぱり、ドラゴンだったか。その「ドラゴナロス」を取り込んだマルガムが、ど強いのは当然の話。マジェード、ヴァルバラドだけじゃなく、アイアンガッチャードまで勝てないとは。
圧倒的な暴に晒され、窮地に陥った宝太郎たちを助けたのが、りんねパパこと風雅でした。まさか、ここで、風雅が仮面ライダーウィンドに変身するとは。石丸さんの年齢が判らんので、適当な事は言えんにしろ、テレビ本編で変身したキャラでは最年長なのかな? 「ギガバハム」の飛翔かつ空中戦特化能力と、「クロアナ」の攻撃吸収特性を巧みに使った戦法で、ドラゴンマルガムを一方的に攻めたてる仮面ライダーウィンド。ケミーと心を通い合わせ、なおかつ、風雅の戦闘センスがずば抜けていたからこその圧勝だな。
でも、ここで、最大の「まさか」が起きました。グリオン、背後から、風雅をブッ刺し、「ガイアード」と「ドラゴナロス」、ついでに「ギガバハム」と「クロアナ」まで、ちゃっかり回収しおった。二度目の別れに泣く愛娘の腕に抱かれ、宝太郎たちに改めて未来を託しながら息を引き取った風雅・・・って、まさかの義体!? 錬金術的に考えると、ホムンクルスだったのかな。もしかして、宝太郎にドライバーを託した時、消えたのも義体じゃあるまいな・・・考えたくはないけどあるのか、風雅ラスボスパターンが。
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