近代ボート競技歴史研究所

千葉県でボート(漕艇・Rowing)の競技を歴史研究しています。

早慶レガッタ 第一回大会

2009年06月04日 00時00分00秒 | 日記
記念すべき第一回大会は、明治38年5月8日、隅田川 吾妻橋ー東大艇庫前
1250m 天候 曇りの中対校シックスで行われたそうです。

この写真は、出漕前に料亭植半の玄関前でとられたものです。

中央にいるのが、東大で岸先生とともに優勝した盟友 武田千代三郎氏です。

武田氏は、このあと審判長として審判艇に乗り組んだそうです。

ちょうど、秋田県知事を終了し同年11月から山梨県知事になるので、東京にかえっていたときではないでしょうか。


また、同年10月には『理論実験・競技運動』を著し、「端艇競漕」という章もあります。等研究所で所蔵しているので、改めてご紹介したいと思います。


さらに、面白い記述を見つけました。

1、これに刺激を受けた明治と日大にボート部が誕生した。

2、日大には早稲田をやめた吉沢、日比野が入って端艇部が出来た

3、日大に加藤進がコーチに行った

これは面白い記述です。

日大の創部当時のことは、謎が多いのでこんど調べて見ようと思います。


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