猫のごま&もも ブログ版

野良猫で子猫の時に保護した「ごま君」と、我が家に子猫を連れて現れた野良猫だった「ももちゃん」のお世話日記です。

多頭暮らしについて

2011年09月20日 | 覚書(犬の事)
2010.4 多頭暮らしについて

きなこが一人っ子時代に、お世話もひと段落した頃
女の子の柴もお世話したいと思い、結果実母のやよいが我が家の家族になりました。
我が家の家族になった時、やよいは6歳ですぐに7歳になる時でした。

元々温厚な性格もありましたが、女の子と言う事もあって引く力も
きなこと比べれば全然弱いし
まったく手がかかりませんでした。


男の子と女の子の違い

雄雌両方を扱った経験が無い人には、
違いはそんなに無いと思っている人が多いですが
同じ犬種でも天と地程の差があります。圧倒的に男の子の方が大変です。
多頭暮らしの場合、男の子が2頭居る状況は避けるべきだと思います。

我が家は龍市はまったく例外の性格で、超温厚で縄張り意識も無く
まったく喧嘩をしかけない・しない子なので
同じ温厚なきなこと上手く関係を築けましたが、我が家の場合は特殊だと思います。
龍市を迎えたのは、その性格がわかっていたので迎えましたが
それでも1年くらいは私達もきなこ達も緊張した日々でした。

実際、雄同士で毎日喧嘩が絶えず苦悩する飼い主さんの事は聞きます。
「いずれ仲良くなる」と思う人もいるようですが、
そんな事はまずないと思ったほうがいいです。
相性が悪いとその後は平行線で、交わる事は無いと考えた方がいいかと思います。


間違った解釈

よくこんな多頭への考えを聞くことがあります。

①自分の子は犬社会に適応できないから、多頭にしたら慣れるだろう。
②一人っ子では寂しいだろうから増やそう。
③新しく迎える子は先住犬が躾をしてくれるだろう。
④生んだ子供なら仲良くするだろう

①犬社会に適応できていないのは、世話主さんが先導して
社会経験をさせていなかった事が原因の場合が多いです。
適応出来ていないのに、いきなり自分のテリトリーに
犬が増えても適応できないと思います。

②ワンコは一人で静かにゆっくりするのが一番良いです。

③生んだ母親が本能で犬社会の事を教える場合もありますが、
それは母親が良い環境で育ち
学習している場合であって、躾けてくれるだろうという
他力本願な考えは良くないと思う。

④人間でも兄弟や親子が全て仲が良いでしょうか?
犬の世界は兄弟だからこそ、どちらが上か競争心が出て
毎日喧嘩が絶えない事の方が多いです。


多頭は2頭までが限界

一人っ子時代はお世話に慣れたり、先住犬が成犬になって落ち着くと
家族を増やしたいと思う事があると思います。
しかし一人っ子の時のお世話と多頭のお世話の内容は、まったく違います。

一緒に散歩すればいいし、ご飯も一緒だしまとめて世話できると思いがちですが
まったく違います。1頭は1頭で、多頭になるとその労力は頭数以上になります。


多頭暮らしはお勧めできない

よく「多頭にしたい」と、世話主さんから相談や話を受ける事がありますが、
私は「しない方がいいですよ」と伝えています。
多頭暮らししているのに、そんな事を言うのは不思議に思われがちですが
お世話しているから大変さがわかります。

実際にネット上などで見る多頭暮らしを見ると、一人っ子時代より散歩やお世話が
簡略化されてしまい、中には手に負えず軟禁状態の柴もいます。

「多頭にしたいな~」と思える位の余裕があるくらいで、
今居る子をしっかりサポートして愛してあげてください。
その子を看取ってから、新しい子を迎えても遅くはないでしょうし、
その子も自分だけが愛されて天国に行ける事が幸せだと思います。

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