センター試験地理B2009年 

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地理A解答解説(07年センター試験)

2007-02-08 | 07地理A
2007年センター試験地理A
第1問 地図と自然  問題 解答解説
第2問 日本の国際化 問題 解答解説
第3問 極東の地誌 問題 解答解説
第4問 地球的課題  問題 解答解説
第5問 青森県の地誌(地理Bと一部共通) 問題 解答解説
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センター試験の地理Aには、地理Bの学習が必要である。例年は5問中の1問2問はAB共通であったが、07年は第5問の一部だけが共通問題であった。地理Aの教科書として二宮書店「高校生の新地理A」を使う。地理Aの問題集はないので、地理A学習用としても考慮してつくられた二宮書店「地理B実践ワーク」(ワーク)を利用する。
    
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第1問 地図と自然

2007-02-08 | 07地理A
問1.図1はシアトルを中心とした正距方位図法、図2はメルカトル図法の地図である。図中の(ア)(イ)(ウ)のコースの説明として、①~④のどれが正しいか。
【 1 】



① 図1の(ア)は2地点間の最短距離を示し、図2の(イ)が同じ軌跡になる。
② 図1の(ア)は2地点間の最短距離を示し、図2の(ウ)が同じ軌跡になる。
③ 図1の(ア)は2地点間の等角航路を示し、図2の(イ)が同じ軌跡になる。
④ 図1の(ア)は2地点間の等角航路を示し、図2の(ウ)が同じ軌跡になる。


問2 次の表1は2005年12月における東京(成田空港)からホノルルと、東京(成田空港)からバンコクまでの、直行便のタイムスケジュールである。それぞれの所用時間のうち、正しいものを一つ選べ。時刻は現地標準時で示す。
【 2 】





問3 河川や海の堆積作用として、不適当な地形は、次のどれか。
【 3 】
① 海食崖  ② 砂丘  ③ 三角州  ④ 自然堤防


問4 写真(カ)(キ)(ク)は、あとの地図ABCのどの地点か。①~⑥の組合せから、選べ。
【 4 】

 
  










問5 ロンドンは偏西風の影響が強く、気温の年較差が小さい。降水量の年変化も小さい。ロンドンと同じ気候の特徴が見られるのは、次のどこか。
【 5 】
① カリフォルニア半島  
② ナイル川河口部  
③ 日本の太平洋岸
④ ニュージーランド


問6 下図は、アラビア語、英語、スペイン語、フランス語について、それらが主な言語として用いられている国の数を、地域別に示したものである。表のPQRは、どの言語の組合せか。①~⑥から選べ。
【 6 】






問7 地理情報システムGISの活用方法の説明として、誤りは、どれか。
【 7 】
① 国勢調査の人口データを用いて、人口分布を作成する。
② 交通量調査と道路ネットワークの情報から、交通渋滞の発生を予測する。
③ 地震の震源分布データを用いて、住宅の耐震強度を測定する。
④ 消費者の買物行動のデータを用いて、商店の来客数を予測する。


問8 衛星画像から様々の情報を得られるが、得ることのできないものは、どれか。
【 8 】
① 熱帯地域の植生分布
② 乾燥地域の地質
③ 都市部の地表面温度
④ 海溝付近の海底地形
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第1問 解答解説(地図と自然)

2007-02-08 | 07地理A
問1【 1 】①
地図のコース
(ア)大圏航路(最短コース)。正距方位図法では、投影の中心(シアトル)からの距離と方位が正しい。
(イ)大圏航路(最短コース)。(ア)の線の通過地点と一致する。メルカトル図法では最短コースが曲がって表現される。
(ウ)等角コース。船舶の航路と北極星の角度から、行き先を定めることができた。海図用の円筒図法である。
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【高校生の地理A、以下教科書と略記】10p:正距方位図法とメルカトル図法における大圏航路と等角航路の区別。
【地理B実践ワーク(二宮書店)、以下ワークと略記】139p:作業1.正距方位図法とメルカトル図法に、大圏コースを記入する。
139p:問題1.東京-ロスアンゼルスの最短コース。
145p:地図作業で、A(東京)とB(バンクーヴァー)間の、等角航路と大圏航路を書き入れる。

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問2【 2 】②
ホノルルの時差は19時間。ホノルル7:40は日本時間で19:00+7:40=26:40。
東京からホノルルまでの所用時間は、26:40-20:10=6:30である。
バンコクとの時差は2時間。バンコク16:50は日本時間で2:00+16:50=18:50。
東京からバンコク間は、18:50-11:20=7:30。
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【教科書】6p:世界の等時帯。


【ワーク】146p:問題1.成田・サンフランシスコ間の到着時間、所用時間の計算問題。
145p:問題1.問3.東京・バンクーヴァーの到着時間の計算問題。
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問3【 3 】②
①○ 侵食作用。海岸の相対的隆起により、海岸線が侵食された地形。
②× 砂丘は、風の堆積作用による。河川・海の堆積・侵食ではない。
③○ 三角州は河川の河口における堆積作用でできた沖積平野。
④○ 河川の洪水時に、砂礫の運搬されてできた微高地。
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【教科書】100p:ナイル川河口は三角州。
【ワーク】5p:問題1.沖積平野の図と関連問題。


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問題4【 4 】②
(カ)A.アリゾナ州モニュメントバレー。風による侵食作用。
(キ)C.イタリア・フランス国境のモンブラン。
(ク)B.アイルランド。大西洋中央海嶺の陸地化。広がる変動帯にあり、島が火山活動とともに分裂中である。
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【教科書】42p:マッターホルンのワイド写真。スイス・イタリア国境アルプスの氷河地形。
【ワーク】6p:3.氷河地形。氷河地形の一覧。
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問5【 5 】④
ロンドンは西岸海洋性気候Cfbである。偏西風と暖流(北大西洋海流)の影響が強い。最暖月平均気温は22℃を越えない。夏は冷涼である。
①× カリフォルニア半島(メキシコ)は砂漠気候BW。なお、カリフォルニア州(アメリカ合衆国)は地中海性気候である。
②× ナイル川河口は地中海岸だが、砂漠気候BWである。
③× 日本の太平洋岸は、気温の年較差が大きい。最暖月平均気温が22℃を越えて高温多湿である。大陸東岸型の温暖湿潤気候Cfaである。
④○ 島全体が西風海流(寒流)とオーストラリア海流(暖流)の影響を受け、夏冷涼である。西岸海洋性気候Cfbである。
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【教科書】89p:西岸海洋性気候は夏は涼しく、冬は寒くはならない。
【ワーク】8p:作業1.温帯の4気候を世界地図に着色区分。
116p:2.ニュージーランドの気候。
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問題6【 6 】①
●南アメリカ。スペイン語が多く使われ、アラビア語は使われない。スペイン語はQ。
●西アジア・北アフリカ諸国にはイスラム教国家が多い。アラビア語はP。
●フランス語はサハラ砂漠周辺の、旧フランス植民地で使われる。フランス語はR。
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【教科書】106p:図2.ヨーロッパの言語分布図。
【ワーク】128p:2.民族。ラテンアメリカはほとんどがスペイン語である。
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問7【 7 】③
①○ 国勢調査の中心は人口調査である。
②○ 道路地図と交通量から、交通渋滞を予測できる。
③× 住宅耐震強度は地図からは分からない。
④○ 消費動向調査と商圏調査から、来店者の予測は可能である。
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【教科書】38p:コンビニエンスストアの立地には、消費行動を的確に調べる。
【ワーク】146p:2.GISとGPS。
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問8【 8 】④
①○ 熱帯林の分布だけではなく、植生分布は衛星写真から正確に分かる。
②○ 砂漠は森林がなく地表面に露出する。また、岩石と地質が一致する。
③○ 地表面の温度は、どこでも測定可能である。ヒートアイランドも分かる。
④× 深海の地形は、人工衛星からは分からない。
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【教科書】66p:口絵① 人工衛星からは夜間の写真も撮影可能である。


【ワーク】15p:作業1.世界地図に乾燥気候の分布を描く。
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第2問 日本の国際化

2007-02-08 | 07地理A
問1 次の表の(ア)(イ)(ウ)はアメリカ合衆国(ハワイを除く)、カナダ、日本のいずれかの国から、航空機を利用してハワイを訪問した観光客の総数、平均滞在日数、観光消費額(1人1日)を示す。①~⑥から、正しい組合せを選べ。
【 9 】





問2 次の表は、航空旅客輸送量と航空貨物輸送量を、国際、国内別に示したものである。①~④はアメリカ、タイ、中国、日本のいずれかである。タイに該当するものは①~④のどれか。
【 10 】




問3 次の図はいくつかの国の国際旅行収入と国際旅行支出との関連を示したものである。①~④はアメリカ、スイス、日本、フランスのいずれかである。日本はどれか。
【 11 】



問4 日本の都市が、同じような海外の都市と、姉妹都市になっている。(A)(B)(C)は、イスタンブール、デトロイト、ミュンヘンのどれか。
【 12 】





問5 図の(カ)(キ)(ク)は、日本の輸入するエビ、サケマス、タコのいずれかである。矢印は、日本に輸出量の多い上位2か国を示す。それぞれ、どの魚介類か。
【 13 】





問6 日本の食料輸入と自給率の特徴についての説明①~④のうち、誤りはどれか。
【 14 】
① 果実は、オレンジやオレンジジュースの輸入が自由化されたため、自給率は低下している。
② カボチャは、輸送・貯蔵技術の向上によって輸入が増えたため、自給率は大幅に低下している。
③ 鶏卵は、航空機を利用して鮮度を保ったまま輸入できるようになり、自給率が低下している。
④ 小麦は、以前からアメリカ、カナダなどからの輸入が多いため、自給率は低い状態が続いている。


問7 貿易による国家の結びつきについて、正しい説明はどれか。
【 15 】
① 垂直貿易とは、北半球の先進国が食料や工業原料を輸出し、南半球の発展途上国が工業製品を輸出する貿易である。
② 水平貿易とは、隣接した発展途上国の間で、食料や工業原料などを、相互に輸出入する貿易である。
③ フェアトレードとは、先進国が発展途上国の農産加工品などを適正な価格で直接輸入することであり、現地の人々の生活水準の向上をめざす貿易である。
④ 保護貿易とは、輸入する国が、国民の食生活の安全を確保するため、安全基準を満たした食品のみを輸入する貿易である。

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第2問 解答解説(日本の国際化)

2007-02-08 | 07地理A
問1【 9 】②
(ア)アメリカ。観光客数が圧倒的に多い。長期滞在型の観光である。
(イ)日本。滞在日数が最も短く、使うカネが最も多い。通過型観光である。
(ウ)カナダ。観光客数が非常に少ないが、滞在日数は長い。
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【教科書】44p:ヨーロッパでは太陽を求めて、地中海沿岸への観光客が多い。また、何も観光施設のない国内でのんびり過ごす保養観光もある。
【ワーク】116p:3.ハワイ諸島。ハワイの民族、産業。
117p:問題1.ハワイの気候と、ハワイへの移住。
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問2【 10 】③
世界国勢図会(2006/07)450p:表10-10は同じ出典のデータである。センター試験の国際・国内を加算して掲載しているので、注意。
① アメリカ。国内外の航空輸送量が最も多い。国土の広さ、航空運賃の安さ、世界との交流の多さなどが大きな理由である。
② 日本。産業の国際化、多国籍企業化にともない、国際輸送量は多い。しかし、国土の狭さ、航空運賃の高さ、運行時刻の不便のため、道路・鉄道の整備が進んで
しまい、国内輸送量は少ない。
③ タイ。国内の人口はバンコクへの一極集中で、地方空港の利用は少ない。
④ 中国。生活水準は急上昇したが、高所得者と低所得者の格差が拡大した。国際便の旅客輸送は少ない。国内の鉄道・道路が未整備のため、旅客・貨物の国内便の輸送量が多い。
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【教科書】32p:成田空港は日本最大の貿易港である。輸出は半導体、輸入は事務機器が中心である。
        

【ワーク】138p:4.日本の航空会社による航空輸送。成田・関西空港のハブ空港化が実現できると、国際競争力が強化されるかもしれない。
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問3【 11 】①
① 日本。観光収入は支出が多く、赤字。海外旅行出国者数1,500万人、入国者500万人。世界中の人々に受け入れられる国際的観光地に乏しい。 
② スイス。観光収入はわずかに黒字。アルプスの観光客が多いが、スイス人の出国者数も多い。
③ フランス。リゾート法がある。1936年に2週間、1954年に3週間、1962年に4週間、1982年に5週間以上に延長された。
④ アメリカ。フロリダ、カリフォルニア、ハワイなどに巨大リゾート開発が進められて、世界中から観光客を集めている。下図は年間観光収入ランキング。

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【教科書】114p:図1.日本人年500万人の海外旅行の行き先は韓国、台湾である。入国者1,500万人はアメリカ、韓国からで半数近い人数になる。




【ワーク】137p:問題1.東京湾岸の埋立地は工業用地造成が目的であったが、売れ残りの土地に日本最大の遊園地(ディズニーランド)ができた。
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問4【 12 】⑤
(A)ミュンヘン。1972年2月に札幌(北海道)で第11回冬季オリンピックが開催された。1972年8月にはミュンヘン(ドイツ)で第20回夏季オリンピックが開催された。
(B)イスタンブール。下関市(山口県)は関門海峡に面している。イスタンブール(トルコ)はボスポラス海峡に面している。イスタンブールはかつてはギリシャ正教の中心地でコンスタンチノープルといわれた。
(C)デトロイト。豊田は日本最大の自動車会社の発生地。挙母という地名を、自動車会社と同名に変えた。デトロイトは、アメリカの自動車産業の中心地であったが、生産設備の拡張、安い人件費を求め、サンベルトに移転した工場が多い。
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【教科書】97p:図1.アメリカ合衆国の鉱工業地域。五大湖周辺に重工業が集中。
64p:京都市の姉妹都市。世界の古都と姉妹都市。
【ワーク】86p:2.トルコ。イスラム教国家トルコの最大の都市。
85p:問題2.イスタンブールの歴史、トルコの地誌。
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問5【 13 】 ④
(カ)サケ・マス。ノルウェーのフィヨルドでは、高級魚の大西洋サケが養殖されて、日本に輸出されている。チリのフィヨルドでも、日本の水産会社が日本向けの大衆魚ギンザケを養殖している。
(キ)タコ。アフリカのモーリタニア、モロッコからの輸入が多い。アフリカ沿岸にはマダコの生息数が多い。中国からの輸入は減少した。
(ク)エビ。ブラックタイガー種が最も輸入量が多い。ベトナム、インドネシアからの輸入が多い。
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【教科書】52p:作業学習。主要な食物輸入先を白地図に記入。
【ワーク】41:問題1.日本の漁業の衰退と、魚介類の輸入増加。
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問6【 14 】③
①○ アメリカ・ブラジルからはタンカーで、水分を除去したオレンジ濃縮果汁が日本に運ばれる。水・香料・砂糖などを加え、濃縮還元果汁として売られる。
②○ トンガからの輸入は激減。冷蔵コンテナを使って、日本の端境期にニュージーランドから輸入されるようになった。
③× 鶏卵は輸入しない。日本国内の鶏卵は生産過剰であり、生産割当を実施中。大手食品会社(マヨネーズ、菓子、総菜)は、安い冷凍液卵を中国・ブラジルから輸入する。
④○ アメリカ、カナダ、オーストラリアの3国から輸入。安価良質でパン製造に適する。日本の小麦は大規模機械化農業をするだけの農地がない。高価であり、しかもパンには適さない軟質小麦である。
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【教科書】50p:日本の食事では米が減り、パンの消費量が増えた。小麦の自給率が10%以下になった。他の食料・食品も自給率が下がり、輸入に依存する。
58p:図3.輸入カボチャは、端境期に南半球のニュージーランドから輸入される。
【ワーク】34p:3.食料自給率推移。米・鶏卵以外の自給率は低下した。
35p:問題1.日本の農業。問2.第2次大戦後の食料自給率低下の事情。
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問7【 15 】③
①× 垂直貿易は南北貿易ともいわれる。(北半球の先進国)と(南半球の発展途上国)を入れ替えると正しい。
②× 水平貿易とは、先進国間の工業製品の分業生産の貿易のことである。日米間の場合、日本から小型乗用車が輸出され、アメリカからは航空機が輸出される。
③○ 発展途上国はカカオやコーヒーを安売り競争をするので、最貧国のままである。先進国は発展途上国から安値で輸入するのではなく、発展途上国の所得を保障するような適正価格で輸入する。理想的な貿易形態ではあるが、現実には、先進国の企業間でも価格競争があり、フェアトレードは非常に難しい。
④× 保護貿易とは、安全な食品を輸入するための規制だけではない。むしろ、国内の農業と農家を守るため、競合する農産物の輸入を規制する役割の方が大きい。
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【教科書】31p:6.資源に集中する世界の資源。木材・鉱産資源は、南半球から日本に集まる。南北貿易である。
【ワーク】140p:2.輸出割合。南北貿易(垂直貿易)の比率は低く、水平貿易の割合が70%を占める。しかし、今後、発展途上国の低賃金を利用する多国籍企業が増えると、南からの工業製品の輸出が増加するであろう。
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第3問 極東の地誌

2007-02-08 | 07地理A
第3問 次の極東の地図(図1)を参照し、あとの問いに答えよ。




問1 次の気候表は、ソウル、ハバロフスク、ペキン、松江のいずれかである。ペキンに該当するのは、①~④のどの雨温図か。
【 16 】





問2 次の図は、図1のPQRSの4地点の地形断面図である。図1の●と下図の●が一致し、図1の○と下図の○が一致する。Qは①~④のどれか。
【 17 】



問3 次の(ア)(イ)(ウ)の説明文は、シャンハイ、ソウル、ペキンの周辺地域の農業の説明である。正しい組合せは、①~⑥のどれか。
【 18 】
(ア)この周辺地域では、稲作や茶を中心とする作物が栽培される。
(イ)この周辺地域では、山間部では畑作、平野部では稲作が盛んである。
(ウ)この周辺地域では、小麦、大豆、コウリャンなどの畑作物が栽培される。




問4 次の(カ)(キ)(ク)の説明は、韓国、極東ロシア、モンゴルのいずれかである。正しい組合せを、あとの①~⑥から選べ。
【 19 】
(カ)
伝統的な料理には、家畜の乳からつくられるチーズなどの乳製品や羊肉のスープがあり、野菜を食べることは少ない。味付けには、塩のみが用いられることが多い。
(キ)
伝統的には肉・魚の料理が多かったが、小麦粉を練った薄皮に肉などをつめて油で揚げた料理や、かゆなどが徐々に加わってきている。魚を用いた料理としては、ニシンの塩漬けや、サケの酢漬けなどがある。
(ク)
伝統的な料理には、野菜に香辛料や海産物を加えて発酵させた漬物がある。この漬物は、冬には新鮮な野菜がとれないため、冬場の保存食としても重要である。





問5 次の表は、1997年と2002年における携帯電話、乗用車、パーソナルコンピューター、冷蔵庫のいずれかの工業製品の生産台数について、世界生産に占める韓国、中国、日本の割合を示したものである。携帯電話の生産割合は①~④のどれか。
【 20 】



問6 次の表の①~④は、中国、韓国、日本、モンゴルついて、国土面積に占める農地の割合、国内総生産に占める鉱工業部門の割合、都市人口率、老年人口率を示す。中国は①~④のどれか。
【 21 】



問7 次の表は、韓国、北朝鮮、モンゴル、ロシアの相互の輸出入を示す。モンゴルは①~④のどれか。
【 22 】


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第3問 解答解説(極東の地誌)

2007-02-08 | 07地理A
問1【 16 】①
① 北京。最寒月平均気温が-3.6℃だから冷帯D。冬乾季w。ケッペンの気候記号ではDwである。
② ソウル。最寒月平均気温は-2.5℃だから温帯C。冬が乾季w。ケッペンの記号ではCwになる。
③ 松江。最寒月平均気温は-3.0℃よりも高温だから温帯C。年中降水があり、乾季はないからf。また、最暖月平均気温は22℃を越えるからaである。ケッペンの気候記号ではCfaである。
④ ハバロフスク。最寒月平均気温が-3℃未満であり、冷帯Dである。乾季が冬wだから、ケッペンの気候記号ではDwとなる。
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【教科書】126p:ロシアの自然環境。高床式住居が多い。凍土の凍結・融解により、地面の高さが変わり、建物が崩れることがある。


【ワーク】18p:1.冷帯気候のまとめ。
19p:問題1.シベリアの建物が高床式住居である理由。
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問2【 17 】②
① 断面P。中国の山東半島。低地であり、1,000mを越える高地がない。
② 断面Q。朝鮮半島。半島東部に、高度の低い太白山脈がある。
③ 断面R。日本の静岡-富山市の断面。赤石山脈と飛騨山脈が3,000mを越える。
④ 断面S。台湾の地形断面。東海岸沿いは台湾山脈で、3,000mを越える。
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【教科書】82p:図1.日本列島・台湾は環太平洋造山帯にあり、急峻な山脈がある。朝鮮半島、山東半島は安定陸塊であり、高山は少ない。
【ワーク】72p:2.東アジアの地形。安定陸塊と新期造山帯が隣り合っている。
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問3【 18 】①
(ア)中国の稲作・茶地帯。長江下流域の農業である。長江河口がシャンハイ。
(イ)畑作・稲作。韓国ソウル周辺だけでなく、韓国農業の典型。
(ウ)畑作。中国のチンリン-ホワイ線より北の黄河流域。ペキンが典型。
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【教科書】123p:1978年から現代化政策が推進され、農業生産が急増した。
【ワーク】75p:問題1.中国の農業地図。気候と農業地域とが一致する。

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問4【 19 】⑥
(カ)モンゴルのチーズ(アーロール)は馬乳や羊乳から作られる。塩は岩塩。
(キ)ニシン、サケ、マスの捕獲できるのは、日本海岸のシベリア。
(ク)韓国のキムチ。日本、中国にも普及した。
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【教科書】116p:韓国の厳しい寒さに耐えるためにはオンドル、食事にはキムチが欠かせない。
【ワーク】105p:問題1.ロシアの自然。
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問5【 20 】④
① コンピューター。中国が世界のコンピューターの半分近くを生産する。韓国も生産割合が上がっている。日本の生産割合だけが減少している。
② 乗用車。日本の自動車生産はアメリカ、日本、中国。2005年には中国がドイツの生産量を超えた。
③ 冷蔵庫。構造が簡単であり、低賃金の中国の生産割合が高い。日本の生産割合は半減した。
④ 携帯電話。日本は国際的に独自規格のため、国内向けの生産が中心であり、生産割合が低下した。国際規格の中国・韓国は輸出用携帯電話の生産が多い。
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【教科書】18p:携帯電話が普及し、情報の伝達速度と伝達量が増えている。
【ワーク】64p:2.自動車の生産。中国は外資を導入し、生産量が急増。
65p:問題1.アジアのコンピューター生産量の増加、特に中国の生産割合が著しい。
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問6【 21 】②
① モンゴル。草原も含めた農地の割合83.3%が他の3国よりも高い。草原では遊牧が盛んである。
② 中国。都市人口率38.6%が非常に低い。内陸農村人口が多い。低所得でもある。
③ 韓国。都市人口率80.3%が非常に高い。工業化が進んでからは、第3次産業人口の割合が高くなった。
④ 日本。老年人口率19.0%が非常に高い。高齢化が進んでいる。
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【教科書】118p:韓国ではソウルだけでも989万人が集まり、ソウルへの一極集中である。


【ワーク】78p:3.東アジアの経済発展。1980年代、NICsの一国であった。
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問7【 22 】④
① 韓国。中国、日本へのハイテク工業製品の輸出が多い。
② ロシア。社会主義体制の時から、中国との貿易が盛んであった。
③ 北朝鮮。日本との貿易は、マツタケ、魚介類が盛んであった。
④ モンゴル。輸出品は少ない。
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【教科書】119p:3図。韓国は、日本からの輸入が多い。輸出量は少ない。
【ワーク】142p:2.日本と中国の貿易。日本の貿易赤字である。
143p:問題1.日本、中国、韓国の貿易。
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第4問 地球的課題

2007-02-08 | 07地理A
第4問 地球的課題と国際協力に関し、各問いに答えよ。

問1.次の表は、イタリア、ブルネイ、モザンビーク、それに日本の出生率と死亡率を示す。(ア)(イ)(ウ)は、どの国か。正しい組合せを選べ。統計は2000年である。
【 23 】






問2 次の表の(カ)(キ)(ク)は、アジア、北アメリカ、ヨーロッパの各地域の、生産量、輸出量、輸入量のいずれを示しているか。
【 24 】





問3 次の図は、岩手県、グアム島、南極において、二酸化炭素濃度を観測した結果の一部である。この図に関連し、あとの①~④の説明のうち、どれが正しいか。
【 25 】



① 岩手県の季節変化は、日本や中国の産業活動の影響であり、グアム島より大きい。
② グアム島の季節変化は、発展途上国の焼畑農業の影響が強い。
③ 南極大陸では植生がほとんどないので、季節変化が小さい。
④ 各地での長期的な濃度の上昇は、人間による森林破壊が、最大の原因である。


問4 スカンディナヴィア半島の一部では、環境破壊対策として、写真のように、石灰が大量に散布されている。どのような環境破壊への対策か。
【 26 】



① 化石燃料の大量消費
② 原子力発電所の事故
③ 産業廃棄物の不法投棄
④ フロンガスの放出



問5 次の(サ)(シ)(ス)は、どのようなエネルギー資源の説明か。あとの組合せから選べ。
【 27 】
(サ)中国とアメリカ合衆国の2国で世界の6割を生産する。埋蔵量は豊富であり、今後も発電用・製鉄用に、需要の増大が見込まれている。
(シ)ロシアとアメリカ合衆国の2国で世界の4割を生産する。クリーンエネルギーではあるが、利用には新たな施設の整備が必要である。
(ス)カナダとオーストラリアの2国で世界の5割を生産する。発電用原料として重要だが、特殊な加工が必要である。世界でこの資源による発電量は総発電量の17%を占める。




問6 次の図①~④は、アジア、アフリカ、オセアニア、ラテンアメリカの、ODA受取額である(2001年)。そのグラフには、援助資金拠出国(開発援助委員会DAC)の出資割合を示している。ラテンアメリカに該当するのは①~④のどれか。
【 28 】




問7 次の地図のWXYZは、日本がユネスコを通して、保存修復事業を行った分化遺産である。Xに該当するものは、①~④のどの説明か。



① 4千年前に栄えた、碁盤目状街路や排水施設を備えた都市の遺跡の修復のために、人材養成や研究施設の設備改善などの協力が行われた。
② 6~7世紀の仏教文化の繁栄を示す壁画や大仏は、その後、何度も破壊されて多くが失われたが、残された遺物の保存修復作業が進められた。
③ 16世紀に建設されて宗教施設では、1989年から政治的混乱があったが、混乱の収拾後、壁画修復や建物の耐震補強などが本格的に行われた。
④ 19世紀に築かれた王宮は、1950年代から始まった戦争により多くの被害を受けたが、その修復と保存が進められた。
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第4問 解答解説(地球的課題)

2007-02-08 | 07地理A
問1【 23 】⑥
(ア)モザンビーク。東アフリカの発展途上国で、多産多死型の人口構成。
(イ)ブルネイ。東南アジアのイスラム教国家。石油収入が多く、個人への課税なし、医療費無料であり、多産多死から多産少死へ転換。人口爆発の状態である。
(ウ)イタリア。人口自然増加率は-0.3%。移民がないと、人口は減少する。
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【教科書】131p:第2次大戦後には医学の発展により死亡率が低下し、人口爆発といわれる人口急増がみられた。
【ワーク】122p:2.人口動態転換(人口革命)。多産多死から多産少死への転換。
123p:問題1.アジアの出生率と死亡率は、どのグラフか。
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問2【 24 】①
(カ)生産量。アジアの数値が50%を占める。米・小麦の自給的農業が中心。
(キ)輸出量。アジア20%、アメリカ40%。アメリカは穀物メジャーを通して世界市場に進出した。
(ク)輸入量。アジアとヨーロッパが輸入し、アメリカは輸入しない。
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【教科書】143p:図1.先進国は、食料(穀物)を援助の形で、発展途上国に大量に輸出している。
【ワーク】36p:2.農産物の流通。外交軍事政策として、食料援助がなされる。
141p:問題1.問2.インド、インドネシア、韓国、タイの米の輸出量輸入量推移。
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問3【 25 】③
①× 岩手県上空で観測されたCO2は植生の影響を強く受ける。
春~夏:植物の生育期で光合成が盛んであり、CO2を吸収する。
夏~冬:植物が枯れて光合成が衰え、CO2を吸収できない。
②× グアムは熱帯にあり、枯れない植物が多いので、CO2の季節変化は小さい。
③○ 南極は植生の影響が小さく、CO2の濃度の季節変化はない。
④× 長期的には温暖化が進んでいる。人間の産業活動による温室効果ガスの排出量増加が、最も影響が大きい。
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【教科書】149p:図1.CO2の濃度は、季節・年によって変動はあるが、地球全体で、長期的には上昇する傾向がある。
【ワーク】132p:1.地球の環境問題(地球の温暖化)
133p:問題1.宇宙船地球号、地球温暖化の要因、海面上昇。
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問4【 26 】①
石灰はアルカリ性である。酸性雨による酸性化した湖沼を中和する。
①○ 化石燃料(石炭石油)の消費により、SOxNOxが排出されて、酸性雨を発生させる。
②× 原発事故の場合、放射能被爆を防ぐため、施設をコンクリート・鉄鋼などで完全密閉する。石灰散布は無意味である。
③× 不法投棄を予防には監視すること、不法投棄がなされた場合には再区分再加工し、処分することになる。再加工の工場が必要。
④× フロンガスは人類がつくり出し、処分できない化学物質。温室効果ガスであり、オゾン層を破壊する。フロンガスの製造使用をやめることが、唯一の対策である。
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【教科書】150p:図1(写真).ヘリコプターによる石灰散布。酸性雨で土壌が酸化したため、石灰で中和する。
【ワーク】132p:1.地球の環境問題(酸性雨)。
133p:問題1.問4.ヨーロッパでは、酸性雨の越境汚染が拡大した。
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問5【 27 】④
(サ)石炭。生産・消費量が多い順に中国、アメリカ、インドなどである。火力発電用燃料炭、鉄鋼用原料炭として使われる。
(シ)天然ガス。ロシアとアメリカで世界の50%を生産、消費。クリーンエネルギーだが、高価である。火力発電燃料、都市ガスとして使われる。
(ス)ウラン。原子力発電の燃料だが、燃料として使うまでの加工プロセスに高い技術と多くの電力を必要とする。
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【教科書】147p:日本の一次エネルギー自給率は極端に低く、石油・石炭・天然ガスなどの自給率は10%未満である。
【ワーク】54p:1.日本の一次エネルギー。2.日本の石油輸入先。問題1.液化天然ガス。
55p:問題3.日本のエネルギー(石油、石炭、天然ガス)の輸入先。
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問6【 28 】②
① アジアのODA受取額は98億ドル。援助元の第1位は日本。日本のアジア経済戦略の一つ。
② ラテンアメリカのODA受取額は36億ドル。援助元は、南米を自国の中庭と考えるアメリカが第1位。資源を求める日本が第2位。旧宗主国スペインが第3位。
③ アフリカのODA受取額は142億ドル。アメリカは内戦への介入、日本は資源の確保のために援助が増大した。イギリス、フランスは旧宗主国として、経済的利権を維持するための援助が多い。
④ オセアニアのODA受取額は6億ドル。ミクロ国家の多くは、経済的軍事的にアメリカ、オーストラリアとの結びつきが強い。
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【教科書】156p:図1.日本の援助額は世界第1位である。アジアを主要な援助対象として、電力施設や灌漑設備、鉄道・道路などの建設に向けられてきた。
【ワーク】36p:1.農業の技術革新。日本とアメリカが発展途上国の農業近代化に、技術資本を援助。
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問7【 29 】②
① Y:モヘンジョダロの遺跡。パキスタンのインダス文明の文化遺産。
② X:アフガニスタンのバーミヤン渓谷の仏教遺跡群。イスラムによる破壊が目立ち、文化遺産として登録。
③ W:ルーマニアモルドバ地方の教会壁画群。文化遺産。旧東欧時代、ソ連の宗教否定政策のため、壁画が交配した。
④ Z:ベトナムのグエン朝フエの建造物群。文化遺産。フランスのバロック建築の影響がある。ベトナム戦争で大きな損傷を受けた。
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【教科書】口絵:世界遺産(歴史遺産と文化遺産)のうち、著名な遺跡のを写真しているが、モヘンジョダロ、バーミヤン、フエ、モルドバの世界遺産は、世界史的分野として扱われ、教科書地理Aにはない。
【ワーク】134p:1.環境保護のための国際条約。世界遺産には文化遺産と歴史遺産とがある。
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第5問 青森県地誌

2007-02-08 | 07地理A
次の第5問のうち【 30 】~ 【 35 】は地理Bと同じ問題。【 36 】は異なる。

第5問 次の図を参照して、青森県に関する各問いに答えよ。




問1 弘前市と、青森市、十和田市、八戸市の気候を比較するために、各地点の月降水量と月平均気温から気候表を作成した。(ア)(イ)(ウ)の気候表は、青森市、十和田市、八戸市のいずれか。あとの①~⑥の組合せから選べ。
【 30 】 






問2 八戸市とその周辺について、土地利用の変化を、1971年と2003年の地形図(25,000分の1)から読み取った。次の①~⑦のうち、不適当な説明はどれか。2つ選べ。
【 31 】【 32 】





① 馬淵川の護岸工事が進み、河川敷にゴルフ場ができた。
② 図の北西部の砂浜海岸は、大規模に開発され、工場が建設された。
③ 図の中央部の魚市場へは、引き込み線路があったが、廃止された。
④ 図の南部の新井田川左岸に広がっていた水田は、畑に転換された。
⑤ 図の南東部の畑が広がっていた地域には、住宅地が造成された。
⑥ 八戸港の整備が進み、航行の安全のために、多くの灯台が設置された。
⑦ 海上にポートアイランドが建設され、対岸とは道路と鉄道で結ばれた。


問3 次の地形図(50,000分の1)は、1916年の八戸市とその周辺の、古い地形や土地利用などを示す。次の説明①~④のうち、不適当なものはどれか。
【 33 】



① 三日月形に縁どられた水田Aは、かつて馬淵川の流れていた跡である。
② 馬淵川河口において、河口をふさぐように発達した地形Bは、砂州である。
③ 北部に見られる沼Cは、かつて馬淵川に合流していた河川のなごりである。
④ 北部に見られる海岸線より一段高い平坦な地形Dは、海岸段丘面である。


問4 青森県は2003年に稲作が冷害の被害が大きかった。地図は平年作であった2004年と比較した、2003年の収穫量を示す。(カ)(キ)(ク)は、2003年の収穫量が高、中、低のいずれかである。正しい組合せを、あとの①~⑥から選べ。
【 34 】






問5 八戸港の魚種別漁獲量の特徴を調べるため、釧路、銚子、八戸の各港について、水揚げ量をまとめた。(サ)(シ)(ス)は3漁港のいずれか。正しい組合せを①~⑥から選べ。
【 35 】






問6 八戸港で輸入される品目のうち、トウモロコシ、ニッケル、木材について、その輸入元を下表にまとめた。XYZに該当するのは、あとの①~⑥のどの組合せが正しいか。
【 36 】




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